新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加している現状を踏まえ、西村康稔経済再生担当相は各企業が社員のテレワーク率70%を目指すよう、経済界に要請する考えを明らかにしました。今の感染状況を考慮すると、再びリモートワークに切り替える会社は増えてくると思われます。また家で仕事をする機会が多くなりそうですね。そこで今回、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で、自身も長期に渡り在宅勤務を続けている真井花さんが、自宅で仕事をする際の「服装」について考察。リモートワークだからといって、家着で仕事するのはNGですよ。
在宅勤務家事
在宅勤務になってみると、
- 家庭も家事も
有り様が変わりますよね。
しかも、コロナショックは、残念なことに、まだいつごろ終息するか見通せない状況です。それはすなわち在宅で仕事をする期間も長引くということです。家事のやり方や割り振りを組み立て直した方がいいかもしれません。
なので、この在宅勤務家事について、ちょっと書いてみます。
まずは服装から。
私はもともと会社員でしたが、岡山に引っ越してきてからはずっと自宅で仕事をしています。そこで真っ先に変わったのが
- 平日に着る服( ̄∇ ̄)
でした。ほら、だって、
- オンオフの区別がなくなる
から。日本では「仕事服」がありますよね。スーツとかワンピとかジャケットとか。いわゆるキチンと感のある服装ってヤツです。しかも、この縛りが結構キツくて
- パンプスのヒールは〇センチ
- ネクタイ着用
- 夏でもジャケット
とか、生産性を押し下げる効果だけはバツグンの謎ルールがありますよね。苦労されている方も多いんじゃないかと思います。
ところが、在宅だとキチンと感が不要になっちゃうんです。そりゃそーよね。ミーティングがあってもネットで済んじゃうし、毎日通勤していたときほど人に会いませんからね。おウチで仕事するのに男女差も職責差もカンケーないので、服装は
- 着やすく
- リラックスできて
- パッと外に出られる←ココ大事
- メンテがカンタン
な服がベストです。
注意した方がいいのは、
- ちょっと外に出てもOKな服装
であることです。自宅で仕事をしていると、仕事と家事を組み合わせて、その合間に散歩や買い物に行ったり、子供やオトシヨリの送迎をしたりします。アマゾンやクロネコが来て品物を受け取ったり、郵便局に郵便物を出しに行ったり。
仕事モードの人とは会わないけど、それ以外のオフモードの人とは結構会うんですよ。なんていうか
- いわゆる部屋着では、ビミョーにムリのある
行動範囲なんですよね。このあたりを考慮した服を着ておくのが結構大切なんです。
- 仕事をするケジメと家事をする身軽さ
のバランスを上手く取れるからです。
ちなみにワタクシ。自宅で仕事をするようになった始めのころは、服装やメイクは会社に行くのと同じようにしようと思いました。自宅でダラけてしまわないように、オンとオフをキッチリ区別するためでした。
ま、結論から言って、1週間と続きませんでしたね( ̄∇ ̄) 環境もやっていることも違うのに、服装だけでケジメをつけようとするのがムリだったんですよね。
在宅勤務には在宅勤務にふさわしい服装がある。スーツはムリだし、部屋着はくだけすぎ。程良い服装で仕事と家事をこなしたいですね。
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