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なぜ「過去を変えることはできない」を疑う人は幸せになれるのか?

思い立った瞬間の選択や心掛けで未来を変えることはできても、過ぎ去った過去を変えることはできない、という考え方がごく一般的ですが、それは果たして「真理」なのでしょうか。今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では現役弁護士の谷原さんが、そんな捉え方に一石を投じる自論を展開しています。

過去を変える力

こんにちは。弁護士の谷原誠です。

人生は本当に選択の連続です。毎日、いくつかの選択肢の中から一つを選んで進んでいます。全員そうでしょう。しかし、不思議なことに、全ての選択で成功し、うまくいく人生を歩む人もいれば、全ての選択で失敗し、悪い方へと進んでいく人もいます。

良い方向へいく人は、「ああ、あのとき、この選択をしていて良かった」と感じています。悪い方向へいく人は、「ああ、なぜあのことき、こんな方を選んでしまったんだろう」と嘆いています。その違いは、何でしょうか?

「守護霊です」

ウソです。

もちろん、選択する際の選び方、の違いもありますが、それについては、別の機会で。結局は、解釈の違いだと思っています。一度選んだら、振り返ってはいけません。その選択の中で、自分がどう生きていくかを必死に考えるだけです。うまくいかないことがあっても、「どうやってこの困難を乗り越えてやろうか!」と前向きに自責思考で考えます。

しかし、悪い方向へいく人は、ちょっとうまくいかないことがあると、「こっちを選んだから、こうなってしまったんだ」などと、他責思考をしてしまいます。良いことがあっても、「あっちを選んだら、もっと良い方向へいったんじゃないか?」などと考えたりします。これでは、幸せになれるはずはありませんね。

よく「過去は変えられないが、今と未来は変えられる」と言われます。しかし、解釈を変えれば、過去も変えることができ、過去を良いもの、前向きに解釈を変えることによって、今の自分も変えることができると思っています。

最近、時間についての本を書きましたが、時間についても解釈次第です。「時間がない、時間がない」と嘆いていると、一生、時間が不足する生活を送ることになるでしょう。しかし、時間に余裕のある生活をすることもできます。時間に関する解釈を変えることです。ぜひ、一度読んでみていただければと思います。

超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法』(フォレスト出版)

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今日は、ここまで。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 谷原誠 【発行周期】 不定期

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