ゼットスケーラー日本・アジア事業責任者が教える「年始計画」の罠

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年始にあたって「新しい計画」を立てるビジネスマンは多いと思いますが、年末になると「計画は未達」「昨年より成長できなかった」と後悔する人は多いと思います。では、どうすれば成長が明確に分かる計画を立てることができるのでしょうか。メルマガ『金田博之の「出世したサラリーマンが絶対やらなかったこと」』の著者で昨年12月にクラウドセキュリティ業界を牽引する「ゼットスケーラー株式会社」の代表取締役に就任した金田さんは、年末のモヤモヤを解消するために「3つの軸」を持って新しい計画を立てれば、自身の成長を明確にして新しい計画が立てられると説きます。外資系企業の代表取締役をつとめる金田さんが、自身の経験をもとに教える「成長の極意」とは?

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2021年に明確に成長するための「3つの軸」

課題背景

2021年が始まりました。 

昨年はコロナ禍で大変な一年でした。仕事の環境が大きく変化しましたね。 

新しい仕事の環境にうまく適合しながら当初の計画は達成できましたか? 

昨年はコロナ禍で環境変化への順応で計画通りに成長できなかったことの方が多かったと思います。 

2020年で苦労した分、2021年は大きく成長できる年にしたいですね。 

そんな中、2021年のスタートから大きく成長するための3つの切り口をお伝えします。

出世したサラリーマンはここが違う!

【出世できないサラリーマンがやっていること】昨年の延長線上で新しい計画を立てる 

【出世するサラリーマンは】成長(昨年との差分)が明確にわかる「軸」を持って新しい計画を立てる

「軸」を持って計画する

あなたは2020年の年始と比べて、今の自分は「◯◯が違う(成長した)」とはっきりと言えますか? 

過去の私がそうでしたが、年始に何かの計画を立てても結局「 自分は昨年に比べて何が変わったのだろう? 」がいまいちパッとわからないモヤモヤしたことがたくさんありました。

計画をたててみた、実行もしてみた…でも、それで結局本当に自分の成長につながったのだろうか? 

  • 計画の立て方が悪かったのか?
  • 実行が甘かったのか?

いろいろ考えたことがありましたが自分の結論は

  • 計画の「軸」がハッキリしていなかった

ということでした。

SAP、ミスミ、ライブパーソン、そして今と、成長を確信できた時とそうでなかった時の違いは、その年始に「軸」を持って計画を立てたか、そうでなかったかの違いでした。

なぜ年末になってモヤモヤしたかを考えると、後ほど説明する「3つの軸」で過去と今の自分の「違い」が明確に言えないことが原因だと気付きました。

自分の成長を確信できなかった年は、昨年の状態(結果や成果)の延長線上、ただ成り行きのままに計画を立てていました。 逆に自分の成長を確信できた年は、昨年と今年で自分がなりたい状態の「違い」を明確にイメージした上で計画を立てていました。

そこで、まず考えなければならないことが、2020年の年末と2021年の年末で自分が身につけたい「違い」が何かを明確にすることです。

その「違い」を明確にする際におすすめしたい「 3つのシンプルな軸」を紹介します。

それは

  • 加える
  • 変える
  • 捨てる

の3つです。

年始に多くの方が抱負や計画を立てていると思いますが、この「違い」を明確にしておくことが成長の原動力になります。

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