一年の始まりを迎え、今年から心機一転がんばろうと気合いを入れているビジネスマンも多いかと思いますが、ちょっと待ってください。部屋の乱れは心の乱れ、とはよく言ったもので、仕事よりもまず身の回りの片付けから始めてみてはいかがでしょうか。今回のメルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』では、著者でベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんが、どうしても片付けられない人が見直すべきポイントを、具体的な実例をあげて解説しています。
今すぐ改善!片づけられない人が見直すべき7つのポイント
年末にかけて大掃除をした人も多いと思います。掃除をしてデスク周りがすっきり。新年を迎え、気分一新、やる気に満ちているときかもしれません。ただ、それも最初の一週間だけ。と、ならないためにも、今年は仕事始めでひと息ついた今こそ、もう一度改めて「片づけ」について、見直してみましょう。ここで見直すかどうかで、習慣化できるかできないかの境目になります。
【1 部屋の整理整頓】頭の中が丸わかり! 目に見てわかるポイントとは?
まずは、部屋の片づけ。部屋が荒れている人は、だいたい心が荒れています。とはいっても、部屋が汚いというのは、人それぞれに基準が違います。自分の基準からしてちょっと荒れているのであれば、心も荒んでいる。要は、片づけをするほどの余裕がないということです。せめて部屋くらいは自分が見て心地よい状態にすると、心が落ちつきます。 まず部屋の片づけはしたほうがいいです。
とりあえず、 いらないものは捨てる。迷うものは「一時置き場」のボックスを用意してそこにいれる。最初に、ルールをはっきり決めること。 「一時置き場」に入れて、半年使わなかったら捨てる。といっても、ほとんどの場合、捨てるコースになると思いますが(笑)。 「一時置き場」のボックスには、入れた日付を書いておきましょう。
【2 捨てる習慣】「まだ使うかもしれない」ものをも捨てた方がいい理由とは?
無駄遣いをしないためには、部屋にあるもので使っていないものがあれば捨てること。「せっかく買ったものを捨てるなんてもったいない」と思うかもしれませんが、これはすごく大事です。捨てる習慣がつけば、買い物をする時に「もしかしたら、これは捨てるかもしれない」と考える癖がつきます。それが続くと、捨てそうなものを買わなくなります。結局のところ、 ちゃんと捨てたほうが無駄遣いをしなくなり、トータルコストは安くなります。
【3 冷蔵庫チェック】冷蔵庫でみる人の嗜好性
冷蔵庫の中には、持ち主の嗜好性がでます。 僕の冷蔵庫の中にはお酒しか入っていません。冷蔵庫でありがちなのが、賞味期限が半年、1年も過ぎたものが出てくること。大掃除みたいになってしまいますが、そんなところを意識して片づけるといいと思います。
【4 財布の中身】お金に無頓着な人ほど財布の中身がいい加減
財布の中身は、ちゃんと毎日、整理したほうがいいです。財布の中にレシートが入れっぱなしになっているのは、 はたからみるとだらしなく見えます。 ちょっとスピリチュアルな感じもしますが、お札の向きを揃えるのもいいと思います。というのも、 お財布に意識をむけることで、経済観念がついてきます。 ポイントカードも必要なものがあれば、財布ではなくアプリに紐づける。 「お金の管理ができない人は、人からの信用を失う」 と思って、財布の中身はいつもきれいにしておきましょう。
【5 カバンの中身】持ち物は最小限に。使い終わった書類は都度片づける
カバンの中。男性の場合は、使いもしない仕事の書類や終わった案件が入っている。関係ないパンフレットが入っている、ということもあります。それらをちゃんと整理をすること。不必要なものを持ち歩いていたら、必要な時に書類が探せなくて困りますよね。たとえば、お客様の会社を訪問して「名刺がない」「書類がない」となったら、恥ずかしいですよね。「かばんの中身=頭の中身」と思われて、上司や取引先から不信感を持たれかねません。逆に、 かばんの中身を整理し、いつでも必要なものを取り出せるようにしておけば、それだけで周囲からの信頼度はあがります。
【6 大きすぎるカバン】無駄な持ち物が多い=計画性のなさの表れ
大きなカバンを持つ人は、あれこれ物を詰め込みすぎる人が多いと思います。まるでドラえもんの「四次元ポケット」かのように、あれこれ出てきますよね。 用意がいいという見方もありますが、考えようによっては、無駄が多い。
前に、あるお金持ちの女性がこんなことをいっていました。 「万能なバッグよりも、用途に合わせたバッグをセレクトすること」 。要は、1つのバッグを使いまわすと、せっかくのお気に入りでも毎日使い続けたら傷みやすくなるし、バッグにパンパンに物を詰めていたら型崩れもしやすくなります。
「ちょっと近くにいくときはこのバッグ」「仕事はこれ」と決めておく。その時の最小限で済むように、中身を整理しておく。カバンの中が汚れたままになっているのは、計画性のなさが反映されています。今日1日なにがあるかを計画できていれば、無駄なものは持たなくていいです。それがないと「いざという時困る」と思い、必要ないものまで持ち込んでしまいます。 「もしも~になったら」という心配事が多すぎる人は、そもそもの心配事が多すぎます。 気持ちを整理するためにも、まずはカバンを整理しましょう。(続きはメルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』にご登録の上、お楽しみください)
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