MAG2 NEWS MENU

「脈アリ」なのに相手を冷めさせてしまう、メールの“悪い送り方”とは

最近の恋愛やすべてのコミュニケーションに必須なのが、メールやLINE。連絡先を交換したあとに、脈アリなのか、ナシなのかを判断する要素にもなっているようです。そして今回、メールの恋愛ワザを教えてくれるのが、無料メルマガ『マーチン先生の恋愛教室/180°前向きになれる恋愛術』の著者で、1万人を超える恋愛相談実績を持つマーチン先生。コミュニケーションの基本を伝授するとともに、チャンスを活かせるメールの使い方などもお話ししていますよ。

コミュニケーションの基本は「相手に合わせること」、それともう1つ

さあ、下のお話をご覧になってみてください。これは脈があるのか、ないのか?皆さんはどう思いますか?

結婚相談所でお見合いをして、お互いに「またお会いしましょう」となりました。仮交際スタートですね(^^) 早速、連絡先を交換してお礼のメールをしたところ、その日の夜22時頃に「こちらこそ、ありがとうございました」とお返事がありました。

翌朝、「今日もお仕事頑張ってくださいね」とメールをしたところ、この日もお返事は夜22時頃に届きました。これにはすぐ30分後に、食事のお誘いを入れて返答しました(週末のお誘いをしました)。

翌日、お返事を待っているのですが……届きません。「もしや、また22時頃くるのかな?」と思っていたら、本当に22時頃に届きました。内容はOKで、日曜日食事をすることになりました。

そして日曜日。お食事デートは可もなく不可もなく終わり、20時半頃解散しました。「今日はありがとうございました」とメールをしたところ、このお返事は明けて翌日の22時頃でした。

さて、このお話。あなたは脈があると思いますか?それともないと思いますか?

3

2

1

はい、では参りましょう!

お相手の気持ちを汲もう 

淡々としていて、盛り上がりに欠けると言いますか、熱が入っているようには感じにくいと思います(^^; これは脈のあるなし以前に、お相手が「決まった時間にメールをする人」だからです。

時々、こういう人がいらっしゃいます。恋愛慣れしていない人、特に男性に見られるタイプで、およそ決まった時間に1日1回、割と長いメール(LINE)を送ってくることが多いです。

こちらとしては「ポンポン」とテンポよく連絡が取れないこと、長いメールだと返答に困ることから、脈のあるなしよりも、こちらの熱が冷めやすくなってしまいます。

お相手は「1日1回しか送らないから、それなりの分量を送らないと」と思って、長文を作っているのだと思いますが、これはズレた気づかいになっているわけです。長さよりもタイミングと言いますか、お相手の気持ちを汲んだやりとりが大事なのです。

・お誘いには早く返答するべきですし ←返答を待っていますからね!
・「今日はありがとうございました」といったメールにも、すぐ返答する方が良い ですね。

いずれも、本当は「自分から送る気持ちがあってこそ」だと思います。そういう気持ちがあってこそ、先に頂いた事に感謝できて、すぐに返事をしようという行動が自然にできるようになるのだと思います。やはり「姿勢」が大事なのです(^^)

さて冒頭のお話は、僕の結婚相談所で実際にあった事例です。問題は「お相手に脈があるかないか」でした。問題に書いてある内容から「脈がある」と言い切ることはできないのですが、

・食事お誘いに対する返事が遅いから、脈がないと思う
・毎日決まった時間にしか連絡をくれないから、脈がないと思う

という意見は「ハズレ」になりますーーーっ!これは、このお相手が「そういう人だ」というだけで、脈のあるなしとは無関係なのです。これがわかった人は恋愛上級者です(^^)

ちなみに相談所の事例は「脈あり」だったのですが、こちらが盛り上がることができなくなってお断りとなりました(^^;

こういった事例は、結婚相談所に限らずマッチングアプリ等で知り合って、直接やりとりをするようになった後にも出会うことがあります。その時は、このお話を思い出して考えてみて頂けたらと思います。

返事が遅いと脈がない?

メールやLINEの返事が遅い相手は脈がない、これは「基本」正解です。その見極めは、お相手が恋愛慣れしているか、いないかが大きいです。前者は脈がないと思って良く、後者はそうは言い切れない……という感じです。

わかりやすく言いますと、僕みたいな人がお相手で返事が遅いなら、脈なし確実です(笑)。反対に結婚相談所で出会う男性は、恋愛慣れしていないことが多いです。ゆえに、返事が遅いからと言って即脈がないと判断するのは、ちょっと待った方が良いと思います。

問題の事例もそうでしたし、2ヶ月くらい前かな?のPREMIUMメルマガでもそういう事例がありました。僕の相談所メンバーM君が、女性を食事に誘った時でした。女性からは即OKの返答があって、普通ならここですぐ「具体的な日時や場所の提案」をするべきなのですが、

なんと、提案をしたのが24時間後。翌日の夜でした~_| ̄|○ぎゃー

実はこの時、M君は一生懸命どのお店にしようか等、考えていたために遅くなってしまったのですが、それがお相手に伝わるはずもなく……。その後はお相手のテンションが下がってしまったのでした。

そして確か、このタイミングで緊急事態宣言が出て、「宣言が明けてから行きましょう」といった感じに言われたような気がします(^^; それでオワリ

何が言いたいかと言いますと、このようにお相手が恋愛慣れしていない場合は「一生懸命に考えていたために、メールやLINEの返答が遅くなる」ということがあるわけです。なので、「こういうことがある」ことを知っておくと、チャンスを生かせるように思います。

「脈アリだけど返事が遅い」というレアな状態なので、自分の好みだった場合に「返事が遅いから、もう無理だ~」となってしまうと勿体ないですからね(^^;

あと、冒頭の問題例のように「決まった時間にメールやLINEをしてくるお相手」の場合も同じで、お誘いやデート後のお礼にすぐ返事がなくとも、脈なしとは言い切れません。ただ、こちらの場合は連絡を取りにくいので(こちらに合わせてくれる姿勢がないので)、余程タイプでないと続けるのはしんどいかも、しれませんね。←僕だったらナシです(笑)。

コミュニケーションの基本は?

コミュニケーションの基本は「相手に合わせること」です。これは皆さんも分かっておられると思います。上記で言えば「毎晩22時にメールをする」というスタンスの人は、お相手に合わせる姿勢がないどころか、「私と付き合いたいなら22時まで待ちなさい」という、超上から目線にも見えてしまいます。

本人にそんなつもりはないと思います。でも、自分の姿勢を変えようとしない態度を見せてしまうと、相手にはそう思われても仕方がない。これが「恋愛はお相手がどう思うかが全て」というマーチン論なのです。

さて、最後の問題です。コミュニケーションの基本は相手に合わせること。それともう1つ、とっても大事なことがあるのです。わかりますか?(^^)

言われたら「当たり前だよね!」と納得いくものですが、改めて聞かれるとわからない……そんな答えです。さあ、考えてみましょう!

3

2

1

はい! 答えは「自分から発信をすること」です。自力でわかった人は、超☆恋愛上級者ですヨ。

メールやLINE、電話、デートのお誘い、お付き合いしましょうというお願い、スキンシップ、エッチのお誘い、プロポーズ……などなど、言われてみると「全てそうあるべき」だとお気づき頂けると思います。

先程のお話にも繋がっているのですよ(^^)

いずれも、本当は「自分から送る気持ちがあってこそ」だと思います。そういう気持ちがあってこそ、先に頂いた事に感謝できて、すぐに返事をしようという行動が自然にできるようになるのだと思います。やはり「姿勢」が大事なのです(^^)

全てのコミュニケーションは自分発信、且つ、お相手に合わせることが基本です。2つ揃ってこそのコミュニケーション上手です。今日から意識していきましょう(^^)

image by: Shutterstock.com

恋愛相談師マーチンこの著者の記事一覧

【-カケヒキをして幸せになりました。そんな話をあなたは一度でも聞いたことがありますか-】論より証拠。Vのお見合いパーティで、カケヒキをしている女性を見たことがありますか?間違った恋愛法、ズレた心配から卒業しましょう。恋愛教室は2000年創設、のべ1万人を超えるご相談実績から生まれた恋愛法「ありがとう法」をお伝えしています。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 マーチン先生の恋愛教室 /180°前向きになれる恋愛術 』

【著者】 恋愛相談師マーチン 【発行周期】 月1~2回発行

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け