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Father's day. Happy family daughter hugs his dad on holiday

長所も沢山あるのに。我が子の短所ばかり指摘してしまうのはナゼ?

自分の子を他の子と比較して、思わず溜め息をついてしまったり、長所はたくさんあるのに短所ばかり気になってしまう…そんな経験を持つパパやママは多いのではないでしょうか。子育て支援団体「リスタート・ウーマン」の代表で子育てコーチ(CPCC)の資格も持つ山本節子さんは、自身のメルマガ『「楽しい子育てメルマガ~子どもの人格の育て方・鍛え方~」by 子育てコーチ山本節子』で今回、子供の短所を治そうとするのではなく、長所を伸ばす方法について伝授しています。

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11人の個性を伸ばす

四角の中に黒いがありますね。

白い箇所が多いにもかかわらず、黒い点が気になる人はいませんか?

 

黒い点が子どもの 短所 、白い箇所が子どもの 長所 とすると、どうしても黒い点が気になるものです。

 

そして、黒い点を白くするにはどうすればいいかと、

○○ちゃんはこういう短所があるから直そうね」と、

短所ばかりを指摘してしまいがちです。

しかし、短所を直そうとすればするほど、子どもは辛くなります。

せっかく長所がいっぱいあるのに、だんだんと自信がなくなっていくかもしれません。

短所より長所を伸ばす!

 

誰でも、短所と長所はあります。 

短所と長所は、「ウラ・オモテ」であり「陰と陽」です。

「『できないことは何か』ではなく、『できることは何か』を見るようにすれば、強みを活かすことができる(ピータードラツガー:経営者の条件)」

「どんな人も長所半分、短所半分。短所をなくそうとしなくていい。長所を徹底的に伸ばすことが大切です(感性論哲学者:芳村思風)」

上図のように、「長所半分、短所半分」としても、長所を伸ばしているうちに、長所のほうが多くなります。すると、短所は目立たなくなります。

短所をなおそうとエネルギーを注ぐより、長所を伸ばすほうが効率的なのです。

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長所の伸ばし方

それでは長所を伸ばすには、どうすればいいでしょうか? 

落ち着いた子供に、「活発になれ」と言っても無理というもの。

元気な子に「少しは大人しくしなさい」と言っても無理というもの。 

まずは、 子供の長所と短所を知りましょう。 

下の図にお子さんの長所と短所を3つずつ書き出してみませんか。

つぎに、 上記の短所を長所に変えて書いてみましょう。 

たとえば

「そそっかしい⇒明るい」

「おっとりしている⇒慎重で正確」

「怒りっぽい⇒一生懸命で真面目」

「元気が良すぎる⇒好奇心が旺盛」

「おせっかい⇒思いやりがある」

「行動力がない⇒人の気持ちを大事にする」などです。

短所と長所はウラ・オモテです。

短所を長所に置き換えることにより、長所に目がいくようになります。

「ドラエモン」に出てくるのび太は、ジャイアンのような押しの強さはありません。スネ夫のような小回りの利くタイプでもありません。

「のび太は何をやってもダメだなぁ」とみんなに言われながらも、心のやさしい愛されキャラです。 

短所ばかりを見てがみがみ叱ったり、何とか短所を直そうとすれば、子どもは自信を失ってしまいます。

ですから

「何か自信がないようで元気がない」

「最近、うなだれたり下を向くことが多くなった」

そんな時ほど、

「こんな良いところがあるよ」と、 長所をほめてあげてください。

ホメホメ言葉をあびせてあげるのもいいですね。 

長所を認めてほめているうちに、自信を取り戻していきます。

1、子どものペースで成長していることを受容しましょう。

2、他のきょうだいを褒めすぎないよう気をつけましょう。

3、長所を認めて、そこをほめて伸ばしましょう。

411人の個性が発揮できるように接しましょう。

長所をみながら生活するほうが、親も子どもも明るく暮らせます。

子どもの個性を信じて 、どうぞ長所を伸ばしてあげて下さい。

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では、短所はどうすればいいのでしょうか。

少し前までは、会社から期待された人材であればあるほど、上司から「1週間休んでもいいから、その短所を直してこい!」などと叱咤激励されたものです。

しかし、持って生まれた性格は、すぐには変えられません。

「短所を直せ」と本人に言うと、責められているような気がします。

「親は自分をダメな子だとみている」と思うと、その通りになります。 

この時期は、「短所はその子の個性」くらいに思って、放っておけばいいのです。それよりも長所を認めて伸ばすほうが、効果的です。

2反抗期以降になると 、自分で 自分づくりが始まります。

その頃になって、本人が「これではいけない」、「人に迷惑をかける」と、自分で短所が出ないように自覚して直そうとするくらいで、ちょうどいいのだと思います。

天から与えられたそれぞれの個性です。

花は花、猫は猫、○○君は○○君、自分は自分です。

上記のように、凹んだところが短所、凸のところが長所としても 短所も長所もみんな合わせて、その子の個性です。

優れた子どもと我が子を比較して、ためいきをつきがちですが、わが子の長所を見つけて、それを認めて伸ばすようにしましょう。

下記にお子さんの5つの長所を書いてみましょう。

長所を伸ばしていると、それが強みとなります。 

将来の就職活動にも、自己アピールとして強みを強調できたり、それが収入のもとになるかもしれません。

(メルマガ『「楽しい子育てメルマガ~子どもの人格の育て方・鍛え方~」by 子育てコーチ山本節子』より一部抜粋)

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image by: Shutterstock.com

「楽しい子育てメルマガ~子どもの人格の育て方・鍛え方~」by 子育てコーチ山本節子

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