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「恵まれた人」を探すことで自分の願望を叶えられるって本当なの?

自分には難しいかな?と思えるような願望を成就するためには何をすべきでしょうか? 無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが、それを実現させるためにやっていることがあるそうです。それは「とある人を探す」ことなのだそうですが…果たしてどのような人を探せば良いのでしょうか?

あなたの願望を成就している人はどこにいる?

多少ムリ目だと思える願望でも、それが成就することが当たり前であって、当然の帰結なのだと思えたら、あなたはそれを現実にすることができるのです。今回はそのやり方を解説します。

あなたにとってそれがムリ目だ、難しいと思える願望があったら、まずやるべきなのは、そのことを既に成就している、成し遂げている人の中で、自分よりも何かの点で劣っている人を探すのです。

私はそのような人を、「恵まれた人」と呼んでいて、それは親に恵まれたとか、運に恵まれたとか、会社に恵まれたとか、要するに本人の能力とは関係の無いところでそのようなラッキーな状態になっている人を見つけるのです。

実はこのワザは私が初めて年収1,000万円になった時に使いました。当時は役職的には課長クラスで、年収が700万とか750万くらいだったと思います。その当時は、どうにかしていつかは年収1,000万円になりたいモノだと考えていました。

そうやって仕事をしていたら、私よりもずいぶんと年輩で、部長のすぐ下のポジションで仕事をしている人と、一緒に仕事をすることになったんです。で、その人がまた仕事が遅いわけですよ。メールの返信も遅いし、タスクをこなすのも遅いし。おまけに英語もほとんどできないし。

なんだか困った人とペアになっちゃったなぁと思っていたんですが、そのことを別の社員に愚痴ったら、

 ■ でもあの人は東大出で、年収1,000万を超えている人なんだよ

って言われまして、一瞬脳みそがポンって音を立てたような気がしました。なんであの人がそんなに高い給料をもらっているの?という不条理さと、だったらオレだって…という想いが交錯したのかも知れません。

でもその時に明確に、

 ● あの人が1,000万円をもらえるのなら、私だって絶対にそうなれるはずだ

と思えましたし、その瞬間に年収1,000万円が非現実的な願望ではなくなったんです。だって目の前に私よりも仕事ができない状態で1,000万円をもらっている人がいるんですから。

それからは誰がいくらもらっているのかみたいな情報に敏感になりまして、そこで私よりもスキルや実績が低くて私よりももらっている人を目にする度に、

 ● だったらオレがもっともらえるのは当たり前だ!

って考えるようになりました。そうしたらいつしか意識の上で、年収1,000万円へのハードルが非常に低いモノに変わったんです。なりたいな→なれるかな?→なれるかもしれないという状態から、それを実現している人を観察することで、そうなれるに決まっているじゃないか!→そうなっていない今がおかしいのだ!と意識が変化した頃に、本当に年収1,000万円になれていました。

サラリーマンを辞めて独立する際にも、同じように、自分と同レベルもしくはそれ以下のレベルなのに、社長としてブイブイ言わせている人を何人も見つけまして、自分の中で

 ● あの人たちができるんだから、私にできないわけがない

と思うようにしましたし、その結果、「できるのが当たり前だ」と思えるまでになりました。

物事って最初の1回目だけが、異様にハードルが高いモノなんですよ。それはまだそのハードルを飛び越えたことが無いからです。一度でも飛び越えてしまったら、

 ● あれっ?なんだか呆気なく飛び越えられたなぁ

と思うことの方が多いのです。それができないのは、自分にはムリなんじゃないかと考えているからなんです。そこでそのことを、「できるのが当たり前」だと意識を変革できたら、トライすることに恐怖心は立ち上がらなくなるんです。そのために、あなたのその願望を既に実現している人を見つけて、観察するのです。

観察の結果、あなたの方が優れている何かが見つかったら、

 ● だったら私にもできるはずだ!できて当たり前だ!

と思えるはずなんですから。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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