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木村拓哉、主演ドラマ大苦戦で工藤静香が激怒か。キムタク家族の野望が消滅?妻をイラつかせるライバル俳優の存在とは

4月14日にスタートした木村拓哉(49)主演のドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)。視聴率は二桁発進したものの右肩下がりで、局内のドラマ関係者は顔面蒼白状態だといいます。そんな状況がキムタクファミリーの雲行きを怪しくしていると語るのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。芋澤さんは“ある俳優”の存在が影響しているといい、その理由を考察しています。

キムタク主演ドラマがまかさの苦戦で大ピンチ

木村拓哉の2年半ぶりの連ドラ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)が大苦戦で関係者をざわつかせているようです。

2019年10月期の『グランメゾン東京』は、初回に12%半ばの視聴率を記録、第2話は13%前半と数字を伸ばしていましたし、2018年1月期の『BG~身辺警護人~』の初回と第2話は15%を超える大変高い視聴率を記録していました。

ところが今回の『未来への~』は明らかにこれまでのキムタク主演のドラマとは勢いが違うような、初回こそ11%台後半だったものの、第2話では10%半ばと数字を落としたのです。

このどんよりとした流れが続けば、キムタクにとっては連ドラ主演史上初、視聴率1桁台の屈辱も有り得るかもしれません。

テレビ関係者を改めて取材してみると、当初テレ朝が希望したのは『BG~』第3章だったようです。

2018年の第1章では平均視聴率が15%を超え、2020年6月期の第2章でも、平均視聴率は16%に限りなく近かったドラマですから、堅実路線としてこの第3章を…というオファーだったようです。

そして何より“高視聴率男・木村拓哉”の看板に絶対泥を塗らないことがこの肝だったとも言われていました。

ところがキムタク側はこのオファーに、首を縦に振ることはなかったというのです。

それは今年の11月13日で50歳の節目を迎えるキムタクに、スタッフたちが“新しい役者像”を視聴者にアピールしたかったからだと言われています。

“いつまでも清廉潔白な木村拓哉では見ている方も飽きてしまうのでは…”と。

そこでキムタク側が逆オファーしたのは“網膜剥離や妻との死別でいつ死んでもいいとアルバイトで生計を立て、空虚な日々を送る元アマチュアボクサー”だったのです。

キムタク側の入れ込みぶりはこのドラマのスタッフを見ただけで一目瞭然でしょう。

脚本は『HERO』シリーズ、『CHANGE』、の福田靖氏です。改めるまでもないでしょうが、『HERO』は平均視聴率が34%半ば、最高視聴率36%台後半という歴代ドラマ視聴率でも上位に入る作品です。

ジャニーズ事務所として、三顧の礼を尽くして福田氏にお願いしたのでは…と想像できます。

この思わぬ結果に特に頭を痛めているのが工藤静香ではないでしょうか。

キムタクが役作りの為、専属のトレーナーをつけて肉体改造に入ったのは昨年暮れ頃からだと言われています。それを私生活で支えたのが工藤の内助の功でした。

食生活においてトレーナーのアドバイスに従い、キムタクが口にするもの全てに最新の注意を払ってサポートし続けていると言われています。

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そんな工藤がこの結果に“主人のイメージチェンジは早過ぎたのでは…”と思ってしまうのも理解できます。

工藤静香が目論むキムタクファミリーの未来像

50歳という年齢だけを理由に断行された今回のイメチェン戦略に、少なからず不満…疑問を抱えているのではないか…と。

“年齢は50歳になるけど、何と言われても「木村拓哉」。まだまだ永遠のアイドルでいられるのに、あんな仕事をやらせるなんて…”工藤の心の叫びはこんな感じでしょうか。

彼女のイライラについてはこんな証言もあります。

「静香がイラついているのは、『ドライブ・マイ・カー』関連で活躍が著しい西島秀俊の存在ではないでしょうか。キムタクと西島は1993年の『あすなろ白書』で共演以来の友人です。静香の究極の夢はアカデミー賞のレッドカーペットを夫婦で、家族で歩くことだと察せられますが、それを西島に先を越されたような焦りのような感情があるのかもしれませんね。常に“パパの方が…”と漏らしてはばからない女性ですから…」(女性週刊誌記者)

カンヌ映画祭やアカデミー賞で世界的に華々しいスポットライトを浴びている西島が羨ましくてしょうがないのかもしれません。

そして工藤の近い将来のビジョンとして、Kōki,のドラマ・デビューというプランがあるとも言われています。

「Kōki,は今年公開された『牛首村』の興行的成功もあり、次の動きを業界関係者は注目しています。次も映画なのか、それとも配信かテレビの連ドラなのか、水面下では激しい争奪戦が繰り広げられているとも噂されています。そのスケジュールを握るのが彼女の名プロデューサーである静香です。関係者によれば今回のキムタクのドラマの視聴率が良ければ、Kōki,の“サプライズ”出演も有り得ると噂があるようです。“親子共演”が実現するともなれば、大きな話題になることは間違いありませんからね」(芸能プロダクション関係者)

キムタクのスタート・ダッシュの失敗で、工藤は再考の構えだということでしょうか。

“スタート時点で腐っている人間が徐々に目に光を宿していくのをどう演じるか、福田さんとセッションしながら“新しい空気をまとった作品”を作り出したい”…とはこのドラマに対するキムタクのコメントです。

人生を諦めかけた中年男性が、教え子たちに影響を受けて肉体的にも精神的にもリ・スタートしていくであろう『未来へ~』のこれからと、工藤の次の一手。

結局“ほ~ら、キムタクはキムタクなんだから…”という工藤の笑顔が浮かんでくるような気がします。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by : 遊戲基地 / CC BY 3.0

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