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中居正広、本人公表前の「病名」報道に批判の声。レギュラー番組「欠席」相次ぎファンから心配の声も

かねてより体調不良でメインMCを務めるレギュラー番組を欠席しがちだった中居正広の「病名」をデイリー新潮が26日に報じたが、のちに病名を伏せる形に修正・更新された。中居本人の発表を待たずに病名を公表したことで、デイリー新潮に批判の声が集まっている。また、ネット上では今年で50歳を迎えた中居の体調を心配する声が広がっているようだ。

勇み足の報道で新潮に批判が殺到

26日早朝、デイリー新潮は中居の長期欠席の原因は「手術」だったことを報じた。

中居は20日に放送された『速報ドラフト会議2022 THE運命の1日』(TBS系)でMCを務めたが、その姿は痩せ細って顔色が悪く、いつもと声が違ったため、ネット上には様々な憶測が流れていた。

「週刊女性PRIME」では「更年期障害」、「女性自身」はMCを務める番組で4月の検査の結果「γーGTP」の値が病院で一番悪かったことを告白していたこともあり「アルコール依存症」を疑っていたが、ほとんどのメディアの憶測は外れていたようだ。

デイリー新潮の報道によると、今年7月に急性虫垂炎で緊急入院して手術したときに「病気」が発覚したという。レギュラー番組を「欠席」していたことがわかると、ネット上では心配の声があがっていた。また、中居は9月に手術をして2週間だけ休む予定だったが、見立てよりも病状が重く、入院が長引いたという。しかし、ネット上で、

「本人が発表していないものを記事にするのはプライバシーの侵害に当たるのでは?」

「雑誌を売ろうという意図が丸見え」

「勝手に公表なんて心配する人が多かったとしてもありえない」

「本人が望まないことを報道するのって本当に公共の利益なの?」

など批判が相次いだことにより、この「病名」は26日昼ごろまでには削除されたようだ。明日27日発売の『週刊新潮』が詳報しているようだが、雑誌に病名が掲載されるかは不明である。

29日放送『キャスターな会』では気丈に振る舞った中居

【10/29 追記】大の野球好きで知られる中居は29日、自身がMCを務める『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)に出演し、隣に座った清水俊輔アナの日本シリーズ第2戦(ヤクルト-オリックス)での実況を大絶賛。

ヤクルトの代打・内山壮真が、土壇場9回裏に同点3ランを放った場面で、球場の騒然とした雰囲気を伝えるためにあえて「言葉で間を埋めない」という選択をした清水アナの英断を讃えるなど、視聴者に元気な様子を見せた。

SNSでは、「中居くんが楽しそうで嬉しい」などの声が上がる一方、顔色や体型の変化から中居の体調を気遣うツイートも多数見られる。<以上、追記終わり>

中居正広が「休養」を公式発表、体調不良で1カ月間

【11/5 追記】中居が体調不良のため、「1カ月ほど活動を休止」することになったと4日、所属事務所の株式会社のんびりなかいが発表した。

中居正広に関するご報告(PDF)」によると、今回の活動休止はドクターや関係者と話し合っての決断。本人の気持ちは「前向き」としているが、詳しい病状については説明されていない。リリースの全文は以下のとおり。

中居正広に関するご報告

弊社所属タレント中居正広について、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先月体調を崩し、何日かお休みをいただきました。その後、仕事に復帰いたしましたが、その当時から診ていただいている病院の先生方や、携わるスタッフと中居本人が話し合った結果、休養のため 1 カ月ほど活動を休止することになりましたのでご報告申し上げます。
なお、本人の気持ちは至って前向きでございます。

関係者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2022 年 11 月 4 日
株式会社のんびりなかい

<以上、追記終わり>

他人事じゃない!男性の「がんリスク」は50代から急上昇

今年8月で50歳になった中居だが、男性の場合、50代から「がんリスク」は格段に上がる。

厚生労働省が推奨する「がん対策推進企業アクション」の公式サイトによると、50代前半までは女性の方が罹患率が高く、30代女性のがん患者数は男性の2.5倍だという。

ところが50代後半へ入ると男性のがん発症率が高まり、「がん統計2022」(がん情報サービス)によれば、全国のがん患者数は女性の1.3倍になるとしており、これは男性の方が「老化の影響が格段に大きいから」だという。

中でも男女問わず、罹患率・死亡率が高いのは「大腸がん」であり、誰がかかってもおかしくない。中居は今回「大腸がん」ではなかったようだが、油断のできない年齢にさしかかったことは間違いないだろう。

酒よりも悪影響は「喫煙」

男性の死亡原因となるがんの1位は「肺がん」で、罹患数・死亡数がいずれも女性の2倍にとなっている。男性のがんの総数が増えていると言っていいくらいだ。

そこで気になるのが男性の喫煙だ。

中居は2015年に喉の良性腫瘍の摘出手術を受けている。同年2月に亡くなった父も「喉頭がん」が死因だったという。

喉の腫瘍を摘出して以来、中居は半年に1回は喉の検診を受けているようだ。

咽頭がんもまた喫煙者のリスクは高いという。日本医師会のデータによると、喫煙者の肺がんリスクは、煙草を吸わない人と比べて男性は4.8倍、ニコチンの量や本数が多いほど、リスクも高くなるということだ。

また国立がん研究センターでは口腔がん・喉頭がんは喫煙によって2.4倍、飲酒によって1.8倍、喫煙・飲酒を同時にすると2.1倍となり、酒量も喫煙量も多い場合は4.1倍になる。がんを防ぐためも、酒も煙草もダメということらしい。

復帰したラジオでは「誤魔化して騙してるから、ファンの子たちも誤魔化されて騙されてって」と語った中居。騙し騙し仕事をしながら、少しづつ回復していくと言いたかったのだろうが、長く活動するためには、たまには休むことも必要だと思う。ネット上にも「もっと休んで」と、中居の体調を心配する声が多くあがっている。

Twitterの反応

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Leah Shang, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

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