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議長国の資格なし。G7環境相会合で露呈したニッポンの周回遅れ

脱炭素化社会の実現に必要不可欠かつ、先進国が率先して取り組まなければならない石炭火力発電の廃止。しかし我が国の政府は、この潮流に逆行する姿勢を崩すつもりはないようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、先日札幌で行われたG7環境相会合でも露呈した自民党政権の「周回遅れぶり」を厳しく批判。「日本にG7サミットの議長国を務める資格などない」との厳しい見方を示しています。

日本に議長国の資格なし。G7環境相会合でも露呈した自民政権のガラバゴスぶり

5月19日から3日間の予定で開催される「G7広島サミット」をメインディッシュとすれば、そのオードブルに当たるのが札幌で開催された「G7環境相会合」(4月15日~16日)、スープに当たるのが軽井沢で開催された「G7外相会合」(4月16日~18日)でした。毎度のことながら「G7外相会合」もツッコミどころが満載でしたが、昨日の今日で原稿が間に合わないので、今回はオードブルの「G7環境相会合」を取り上げたいと思います。

今回、札幌で開催された「G7環境相会合」ですが、議長国である日本からは、西村康稔経産相と西村明宏環境相という「ダブル西村」が出席しました。そして、G7で唯一の「化石燃料依存国」として、他国の前向きな「石炭火力発電の廃止」に関する提案に反対しました。そして、欧米各国の「廃止時期を明記すべき」との主張を跳ねのけて、期限を明記しない「段階的廃止」という曖昧で無責任な文言を採択させたのです。

しかし、これは今に始まった話ではありません。昨年5月、ドイツで開催された「G7環境相会合」でも、議長国であるドイツが「2030年までの段階的廃止」を提案し、欧米各国が賛成したのにも関わらず、日本から出席した「統一教会の飼犬」こと萩生田光一経産相が猛反発したことで、期限の明記は見送られたのです。

また、今回の会合では、自動車部門の脱炭素化について、欧米の国々が「完全EV化の目標を定めるべき」と主張しました。しかし、この前向きな提案も、EV開発に出遅れている日本の反対によって合意されませんでした。他の6カ国が温暖化対策に前向きなのに、議長国である日本がその足を引っ張る。本当に恥ずかしいことです。

「完全EV化」を目指す他の国々に対して、「ハイブリッド車」を良しとする日本。「石炭火力発電の廃止」を目指す他の国々に対して、「石炭火力発電のアンモニア混焼によるCO2排出量の低減」を良しとする日本。白黒をハッキリつけたがる欧米人と、白でも黒でもない「曖昧なグレー」でお茶を濁したがる日本人との文化の差でしょうか?…なんてノンキなことは言っていられません。

期限を決めない「段階的廃止」という文言は、自転車のヘルメット着用の「努力義務」と同じく、何の意味もない「絵に描いた餅」であり、単に「やってます感」をアピールするためのゴマカシだからです。そもそも「努力義務」とは、一票の格差問題で無責任な裁判長が繰り返す「違憲状態」と同じく、日本語を根底から覆す「デタラメで矛盾した造語」なのです。

自転車のヘルメット着用が「義務」だと言うなら違反者を罰するべきだし、一票の格差が「違憲」だと言うなら選挙をやり直すべきなのです。こうした曖昧なグレーな造語でお茶を濁すな!…と、あたしは言いたいです。

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西村康稔経産相がやらかした「恥の上塗り」

ま、それはそれとして、完全に崖っぷちに立たされていて、今すぐに全廃しても間に合うかどうか分からないのが「石炭火力発電」なのに、議長国である日本が「アンモニア混焼によるCO2排出量の低減」などと「ぬるま湯」のようなファンタジーに終始しているのですからお話になりません。

ちなみに日本は、地球温暖化対策に後ろ向きな国、他国の対策の足を引っ張る国に与えられる不名誉な「化石賞」を2019年から2022年まで3連続で受賞していますが、その選定理由の1つが「アンモニア利用によって火力発電の延命を図ろうとしており、しかも海外へ輸出しようとしている」というものなのです。

そして、これだけでも呆れ返るのに、さらに開いた口が塞がらないのが、日本の原発依存度です。世界最悪レベルの原発事故を起こし、12年経った今も収束の目途も立っていないのに、いつの間にか「段階的廃止」だった計画が「原発の有効利用」の名のもとに「再稼働と新設」へと方向転換されてしまったのです。それも、国会の審議を経ずに、自民党政権の伝統芸の「閣議決定」だけで。

今回の会合でも、日本は恥も外聞も原発事故の反省もなく、「原発はエネルギー安保に重要」と主張しました。しかし、福島第1原発事故を受けて、会合当日の15日に「脱原発」を完了したドイツを始め、「脱原発」を進めているイタリアなどが強く反対したため、共同声明では主語を「私たち」でなく「原発を利用する国」に変更されました。

また、福島第1原発に溜まり続ける大量の処理水の海洋放出についても、日本はIAEA(国際原子力機関)による安全性の検証を「歓迎する」という文言を盛り込もうとしました。しかし、これもドイツなどが強く反対したため、共同声明では「支持する」という文言に変更されました。

皆さん、これ、どう思います?ドイツは福島第1原発事故を受けて「脱原発」を完了したと言うのに、その事故を起こした国の政権が「原発推進」だなんて…。世界の多くの国々が、唯一の戦争被爆国である日本の広島と長崎の悲劇を見て「核兵器禁止条約」に参加しているのに、肝心の日本は不参加、これと同じで、本当に恥ずかしいことです。

それなのに今回、さらに恥の上塗りをしてしまったのが、西村康稔経産相だったのです。西村経産相は会合後の会見で、採択された共同声明の内容について、「処理水の海洋放出を含む廃炉の着実な進展、科学的根拠に基づくわが国の透明性のある取り組みが歓迎された」と説明したのです。

そして、これに驚いたのが、西村経産相の隣りに座っていたドイツのレムケ環境相でした。先ほども書いたように、「処理水の海洋放出」については、日本が用意した「IAEAによる安全性の検証を歓迎する」という文言にドイツなどが強く反対したため、「歓迎する」は「支持する」に変更されていたからです。

今回、レムケ環境相は、会合前の13日に、福島県の浪江町や双葉町など、原発事故の被災地を視察しました。双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問し、原発事故の詳細や今も多くの住民が避難していることなど説明されたレムケ環境相は、「原発事故が地域の人々にいかに苦しみを与えたか明確に知ることができた」と述べました。

レムケ環境相は会見で、ドイツでは15日に「脱原発」が完了したことを報告してから、福島第1原発事故に言及しました。そして、「処理水の海洋放出」を「歓迎する」と述べた西村経産相の発言について、「東電や日本政府の努力には非常に敬意を払う」と前置きしつつも、「処理水の放出に関しては、歓迎するということはできない」と明言しました。これは、被災地や「伝承館」を視察して来て、今も苦しむ多くの人たちの思いを知っているレムケ環境相だからこその言葉だと思います。

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G7外相会合でも説得力ゼロの茶番劇を炸裂させた岸田政権

会見後、西村経産相は報道陣に「私の言い間違い」と釈明しましたが、手もとの原稿を見ながらの会見なのに「言い間違い」などありえません。今回の「歓迎する」という文言は、地元の強い反対を押し切って海洋放出を強行するために「G7がお墨付きを与えた」というシナリオ作りの一環でした。そのため、是が非でも「歓迎する」と明記された共同声明を採択させたかった経産省の官僚が、西村経産相に「採択前の草稿」を間違って渡してしまったのでしょう。

それにしても、この自民党政権の周回遅れぶり、時代錯誤ぶり、ガラパゴスぶりには溜息も出ません。人権問題ひとつを見ても、G7の日本以外の6カ国は「同性婚」を認めているのに、日本だけは「同性婚」どころか「LGBT差別禁止法案」も自民党が頑なに拒否し続けて俎上にも上げさせません。その上、差別の解決には何の意味も持たない「LGBT理解増進法案」ですら棚上げして先送りです。

今回の「G7環境相会合」でも、多くの問題で「日本 vs. 日本以外の6カ国」という構図になり、日本のガラパゴスぶりが際立ちました。スープに当たる「G7外相会合」でも、「核兵器禁止条約」にすら参加していない日本が「核兵器廃絶」を主張するという説得力ゼロの茶番劇が炸裂したようですし、このデタラメ政権には、まったく「やれやれ…」です。

(『きっこのメルマガ』2023年4月19日号より一部抜粋・文中敬称略)

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  • 第172号 さらなる消費税増税を目論む自民党政権/治安維持法と言論弾圧/夏至/おばあちゃんのポテトサラダ(6/22)
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2022年5月配信分
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  • 第167号 おとぼけメガネおじさんの馬脚/きっこのBBA現象/薄暑(後編)/乾物屋さんの薄力粉(5/18)
  • 第166号 地球の反対側で売国を叫ぶ/恐怖のマイクロプラスチック/薄暑/ガラケー問題その後(5/11)
  • 第165号 世論調査の信憑性/江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し/蛍烏賊/あまり役に立たない節約技(5/4)

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2022年4月配信分
  • 第164号 プーチン手法の自民党政権/おばあちゃんのお手玉/八十八夜/天ぷら学生(4/27)
  • 第163号 アベ政治の負の遺産/たかがカエルされどカエル/お玉杓子/きっこ危機一髪!(後編)(4/20)
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  • 第160号 まん防の全面解除という茶番劇/恋に落ちて/猫の恋/もう一度、恋に落ちて(3/23)
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2022年2月配信分
  • 第156号 追悼、西郷輝彦さん/スーパー猫の日/続・春寒し/缶チューハイの女(後編)(2/23)
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  • 第154号 アサリの産地偽装は氷山の一角/食品偽装大国ニッポン/二つの机の物語/父さんは大笑い!母さんは大慌て!(2/9)
  • 第153号 隣人への愛、隣国への理解/聖バレンチノ司教の憂鬱/ちゃっかり者の正岡子規/変異株の感染力(2/2)

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  • 第151号 新しい資本主義という幻/ああ、紛らわしい!(笑)/いい句の日/めいとこねこバス(1/19)
  • 第150号 恐怖の新型コロナ後遺症/初春の雪/雪女/湿った三尺玉(1/12)
  • 第149号 リセット感と大臣折衝/たかがイワシ、されどイワシ/雑煮/初夢ダブルパワー(1/5)

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2021年12月配信分
  • 第148号 安倍晋三によるイカサマGDP/ホットドッグとピザパイ/続・海鼠/トピックのオマケ(12/22)
  • 第147号 米アマゾン社の経営方針/三角べース物語/海鼠/恐怖のふたご座流星群(12/15)
  • 第146号 重すぎる思いやり予算/来年の干支は?/竈猫/十年一昔(12/8)
  • 第145号 報じるべきニュースとは?/目指せ!朔旦立春/木の葉髪/火山ツーリズムという違和感(12/1)

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2021年11月配信分
  • 第144号 熱帯雨林の真実/アンドロギュノスの背中/冬紅葉/49歳になりました(11/24)
  • 第143号 女子高生たちのCOP26/親ガチャ、国ガチャ、時代ガチャ/追悼、瀬戸内寂聴さん/IFの世界(11/17)
  • 第142号 女性の自殺者急増を完全スルーの自公政権/夢見るカニ天国/初冬/夢見るカニ天国、再び!(11/10)
  • 第141号 消えた長蛇の列/同性愛は保守本流/行く秋/ネーミング大作戦(11/3)

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2021年10月配信分
  • 第140号 Get Up, Stand Up/うきうきバードウォッチング(後編)/太刀魚/無理やりコラボ(10/27)
  • 第139号 岸田文雄のズッコケ党首討論/うきうきバードウォッチング(前編)/十三夜/オープンカーでレディーゴー!(10/20)
  • 第138号 野党を攻撃しまくる法人アカ「Dappi」の正体は?/おせっかいな人々/芋虫/居酒屋さんを救え!(10/13)
  • 第137号 岸田文雄の爆笑自爆内閣/ロールスロイスに銀のエンジン/夜食/秋ナスはきっこに食わすな(10/6)

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2021年9月配信分
  • 第136号 河野太郎は大嘘つき!/秋の風邪/秋風 4/海の最強生物(9/22)
  • 第135号 4日遅れの万歳三唱/雨に対ひて月を恋ひ/秋風 3/競馬界の中田翔(9/15)
  • 第134号 賞味期限が切れたパンケーキ/天高く馬肥ゆる秋/秋風 2/宇宙からの侵略者 VS 地球防衛軍(9/8)
  • 第133号 音楽が禁止された国/木の足/秋風/寄り添う人々(9/1)

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2021年8月配信分
  • 第132号 がんばれ!中田翔/中秋の名月とアカナー伝説/露草/ブックレビュー(8/25)
  • 第131号 謝罪ができない大人たち/残暑には梅昆布茶/つくつく法師/炎上ユーチューバー(8/18)
  • 第130号 東京五輪のビフォーアフター/銃声を止めた愛の歌声/今朝の秋/シミチョロの秘密(8/11)
  • 第129号 黒い雨訴訟と国の戦争責任/時代錯誤の東京オリンピック/続・水着/デルタ株 VS シロタ株(8/4)

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2021年7月配信分
  • 第128号 IOCの根拠なき30秒ルール/猛暑とお素?/水着/人類は?類(7/28)
  • 第127号 ブロントサウルス復活!/謎の大三角/キャンプ/The Dooo(7/21)
  • 第126号 東京五輪は負のレガシー/小野小町と夏の夜/冷奴/パンダ獲得大作戦(7/14)
  • 第125号 自民党、都議選でも安定の敗北/寄生虫は帰省中/六丁目の俳句/ケラさんの主張(7/7)

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2021年6月配信分
  • 第124号 コロナで死ぬか、ワクチンで死ぬか/プーさんから学ぶこと(後編)/蟻/快楽の正常位、本能の後背位(6/23)
  • 第123号 盛りに盛られたG7サミット報道/プーさんから学ぶこと(前編)/父の日/お子ちゃま舌の皆さんに朗報!(6/16)
  • 第122号 火星から金星へ/恐怖のテュポン/続・浴衣/国会新喜劇(6/9)
  • 第121号 ぼったくり男爵より悪質なピンハネ男爵/紫陽花めぐり/浴衣/ミツバチとマスク(6/2)

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2021年5月配信分
  • 第120号 摩訶不思議な東京都の感染者数/I Don’t Like Mondays/夏蜜柑/恐怖のハンドパワー(5/26)
  • 第119号 海外メディアの東京五輪批判/母音戦隊ソロウンジャー/子規と漱石と夏蜜柑(5/19)
  • 第118号 菅首相のコント答弁/アメリカザリガニが万歳した日/葉桜/母さん、大好き!(5/12)
  • 第117号 大胃王たちの終焉/インディオからの贈り物/こどもの日/きっこの両論併記(5/5)

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2021年4月配信分
  • 第116号 菅政権、初の国政選挙で3戦全敗/嘘つき村/四月尽・弥生尽/スーパーのカゴに関する考察(4/28)
  • 第115号 人類初の火星ヘリ、いよいよテイクオフ!/ダイヤモンドはただの石?/雀の子/表記の違和感(4/21)
  • 第114号 海洋放出という破綻したシナリオ/神々しい神々の物語/佐保姫/先天性同性愛と後天性同性愛(4/14)
  • 第113号 聖火リレーという政治プロパガンダ/花のお江戸の釣りバカ日誌/石鹸玉/夏への扉(4/7)

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2021年3月配信分
  • 第112号 いよいよ安倍晋三逮捕のカウントダウン!/きっこ式/春の風邪/最後の晩餐(3/24)
  • 第111号 無知の知/おもうわよ/水温む/中島信也となかじましんやは別人格(3/17)
  • 第110号 東日本大震災から10年/然るべき鹿の話/東日本大震災を詠んだ俳句/三寒四温(3/10)
  • 第109号 ワクチン担当大臣、またまたご乱心?/117度の情景/雛祭/なんちゃって凍み豆腐(3/3)

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2021年2月配信分
  • 第108号 きっこ火星に到着/常套句と旧套墨守/追悼、青柳志解樹さん(2/24)
  • 第107号 地震・雷・火事・原発/アイ・ラブ・レズビアン/謝肉祭/亀の甲より年の功(2/17)
  • 第106号 アルパカお姉さんの野望/おにぎり行進曲/猫柳/汽車と電車の違い(2/10)
  • 第105号 補正予算と補正下着/新種ヨコヅナイワシのお味は?/薄氷/ネットニュースの落とし穴(2/3)

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2021年1月配信分
  • 第104号 加害者の更生と被害者の救済/消えた黒猫の謎/探梅(1/27)
  • 第103号 使い回しの施政方針演説/江戸時代のラブレター/スキー/あの魚の名前の意外な由来(1/20)
  • 第102号 往生際の悪い男と執念深い女/新成人の皆さんへ/女正月/あの魚の名前の意外な由来(1/13)
  • 第101号 初夢ダブルストラクチャー/大小歴と地球カレンダー/姫始(ひめはじめ)/世界のドナルド(1/6)

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2020年12月配信分
  • 第100号 変異種と奇行種/女の平和/古暦(12/23)
  • 第99号 今年の漢字/日本が大量保有する最強の化学兵器/海鮮鍋(12/16)
  • 第98号 お帰り!はやぶさ2/タヌキとキツネの化かし合い/すき焼き(12/9)
  • 第97号 あたしをスキーに連れてって/師走になると本当に師が走るのか?/寄せ鍋(12/2)

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2020年11月配信分
  • 第96号 急増する新型コロナ自殺/トワイライトゾーンで落ち葉焚き/三の酉(11/25)
  • 第95号 人間の幸福は動物の不幸?/厩火事/鮫(11/18)
  • 第94号 宇宙の謎と地球の未来/新語・流行語大賞にまで政治介入?/小春(11/11)
  • 第93号 尊重される民意と無視される民意/森のくまさん 2020/暮の秋(11/4)

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2020年10月配信分
  • 第92号 ローカルニュースから見えて来る現実/きっこのぬいぐるみ物語/文化の日(10/28)
  • 第91号 デマによって延命を図る政権/デマによって死刑台に送られた王妃/松茸(後編)(10/21)
  • 第90号 Go To キャンペーンという税金の無駄遣い/秋の夜はつづれさせ/松茸(10/14)
  • 第89号 三権分立を無視して暴走する菅義偉/長寿の星/沙魚釣り(10/7)

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2020年9月配信分
  • 第88号 新しい中古の原チャリレポート/日の丸と君が代/秋彼岸(9/23)
  • 第87号 安倍晋三以下のポンコツ総理誕生/わが家は似たもの母子家庭(後編)/早稲(9/16)
  • 第86号 安倍内閣から菅内閣へ引き継がれる無責任政治/わが家は似たもの母子家庭/狗尾草(9/9)
  • 第85号 安倍首相の辞任会見に容赦ないツッコミ!/夢の火星旅行/身に入む(9/2)

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