元AKB48の篠田麻里子さん(37)が、ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレビ朝日系)に出演中。「かつてアイドルで現在は専業主婦、芸能事務所マネージャーとの不倫を楽しんでいる」という主人公の妻役を体当たりで演じ、セクシーなシーンがSNSでも毎回話題になっています。もっとも、芸能関係者の間では「まだまだエロさが足りない」「本当にドスケベになっていくのはこれからだ」という辛口の意見(熱い要望?)もあるようで?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
篠田麻里子の「濃厚すぎる色香」業界内の評価は?
見逃し配信も絶好調の『離婚しない男ーサレ夫と悪嫁の騙し愛ー』で注目を集めている篠田麻里子を『デイリー新潮』は、
“脱ぎ損か 家族を優先し出世道から降りた父親が娘の養育権を手にする難しさという斬新な切り口なのに、話題になるのは安っぽいベッドシーンばかり”
と記事にしていました。
『離婚~』第1話は、テレビ朝日歴代全番組で15日間で580万回以上の最速再生を記録、第3話はオンエアからたった1日で100万回に迫る再生数を記録、1話から3話の見逃し配信数は1,000万AKB回を突破したとビデオリサーチ社は算出しています。
2011年12月発売のAKB48シングル『上からマリコ』が初動売り上げ95.9万枚という数字を残した伝説のセンター“しのまり”健在!ということでしょうか。
新潮は「もっと大胆な情事」を要求している!?
『デイリー新潮』の記事には“もうアイドル売りはできないのに、セクシーにもコミカルにも振り切れないもじもじしたマリコ様を前にしてもったいないと思うばかり”とありますが、個人的に深読みすれば、これは“不倫疑惑が報じられ「まりちゃんさびしかった」という、しのまりらしき人物の音声も流出した彼女なら、もっと大胆な情事も演じられるのでは…”という意味に解釈できます。
再注目されているしのまりを応援したいのか、陳腐な安っぽいラブシーンをこき下ろしたいのか、『デイリー新潮』の本意はわかりかねますが、AKB48第1期オーディションに落選し、当時はAKB48劇場内にあったカフェ勤務からメンバー入りを果たしセンターまで昇り詰めた、しのまり長年のファンが編集部にいることだけは間違いないでしょうね。
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出産、不倫、離婚を経て辿り着いた「妖艶人妻女優」という生き方
『離婚~』は、「40代後半からおもしろく生きられてない」「人として振り切って生きれていないなという思い」を感じていた、今年の3月末で32年間続けてきた放送作家と脚本家から引退するという鈴木おさむ氏の最後の作品です。
不倫疑惑や離婚を経たしのまりに“当て書き”した部分も多くあるという鈴木氏の脚本が、彼女の好感度回復を狙った所属事務所と深夜枠ドラマの視聴率アップを企んだテレ朝との思惑に上手く一致したのでしょうね。
昨年3月「夫婦間の問題が無事に解決」と発表したしのまりは、この『離婚~』が本格的な芸能界&女優復帰作となったわけですが、私個人としてはその兆候は2年半前位から感じていました。
そのきっかけとなったのは2021年9月の『明治座』、『酔いどれ天使』の取材です。
『酔いどれ天使』は『クローズZERO』シリーズ、『龍が如く 劇場版』『怪物の木こり』の三池崇史監督が演出を担当した注目の舞台でした。
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「バツイチ女優の戦場」で、しのまりが妖しく微笑む日
この取材は夫・渡部建の不倫騒動直後に舞台出演という佐々木希が目的だったのですが、何故か私にはしのまりの印象の方が深く残っていたのです。
番手にもかかわらず、あの三池氏が細かく演技指導をしていたこともあり、“はまり役に巡り会えば必ず光り輝く女優”であることはおぼろげながら感じ取ることができていたからです。
『デイリー新潮』では“もはや不倫ドラマはバツイチ女優たちの戦場”、“艶っぽい人妻役は飽和状態”だと篠原涼子、長谷川京子、高岡早紀、吉瀬美智子、前田敦子の名前を挙げて書かれています。
さらにそこには強力な広末涼子が入ってこようとしている…とも。
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アイドルだった記憶や存在を振り切って、躊躇なく恥じらいもない等身大のしのまりを女優として惜しみなく晒すことが出来れば、間違いなくこの“妖艶人妻”女優枠メンバーの仲間入りを果たせると思うのですが…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by: 土曜ナイトドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』公式サイト