暑い日が続き、食欲が低下しがちな今日この頃。酷暑で農作物への影響も心配ですが、多くの夏野菜は例年通り、購入しやすい値段に落ち着いてきたように感じます。
手頃な夏野菜をモリモリ食べて残暑を元気に乗り切りたいものです。
長方形の型に入れてつくるテリーヌ

「洗って切るだけ、のマンネリ化しがちな夏野菜たちをもっと!」
そう思い立ち、今まで気になっていた料理に挑戦してみました。
その名も「テリーヌ」。フランス語で細長い型のことをテリーヌ型と呼び、その容器を使った料理も「テリーヌ」と呼ぶそうです。
今回はスーパーで比較的安かった夏野菜を用意しました。
<材料(4〜5名分)>
・夏野菜(今回はミニトマト、オクラ、アスパラ、ヤングコーン、パプリカ)……適量
・市販のゼラチン……10g
・水……500〜600g
・コンソメ……小さじ1.5〜2g
・塩……少々
ミニトマト、オクラ、アスパラ、ヤングコーン、パプリカを用意しました。そして、重要なのがコラーゲンたっぷりのあの粉……。「ゼラチン」です!

お湯を沸かして、蒸すこと約1分。今回は蒸し器を使いましたが、電子レンジでもOK!

小さめの鍋に水とゼラチンを入れて溶かします。

ゼラチンはスーパーのお菓子づくりコーナーなどで売っていますが、ネットでも購入できます。
分量はゼラチンの箱に書いてある通りでよいと思いますが、水をやや少なめにした方がしっかり固まると思います。逆にゆるく固めたいときは水が多めでもよさそう。
ゼラチンが溶けたら、コンソメと塩を入れます。冷めると味がうすく感じるので、味付けは少し濃いめがオススメですが、やさしい味付けにしてお好みのソースと合わせるのもいいですね。
めんつゆなどを使って和風の味つけもあり。ただし、ジュレの色は透明に近いほうがキレイだと思います。

長方形の型にラップを敷き、その上に野菜を敷きつめます。今回はオクラ、アスパラ、パプリカ、ヤングコーン、ミニトマトの順に入れましたが、できあがったときの彩(いろどり)を想像しながら入れると、より美しくできそうです。

ゼリー液を流し入れます。野菜が浸るくらいがちょうどよい塩梅。

冷蔵庫で冷やすこと約3時間。少しゆるめでしたので、もう少し置いてから取り出すことにしました。

型から外すと、カラフルな野菜のテリーヌが完成! ひんやりおいしい、おもてなしにもぴったりな一品に。

製氷器でつくる夏野菜ボール

野菜が少し余ったので、小さくカットして枝豆とミニトマトを加えて、もう一品つくってみることに。

型は、まん丸のアイスボールがつくれる製氷器。ウイスキーにハマっていたときに買って、しばらく使っていなかったヤツです。

型から抜くときに少し崩れてしまいましたが、なかなかおいしそうにできました。
今回は野菜だけでつくりましたが、ハムや鶏肉、エビなどを入れたバージョンもやってみたい! たこ焼き機でもっと小さいサイズの野菜ボールをつくってみるのも楽しそうです。
ところで、テリーヌには今回のようにゼラチンで固める方法だけでなく、プレスして成型するタイプやオーブンで焼くタイプなど、さまざまなつくり方があるようです。食べておいしいと感じる食感と食材の詰め込みやすさを同時に考えながら、テリーヌって奥が深いなぁと思いました。
食欲不振になりがちな真夏の食事。ひんやり、爽やかな食感のテリーヌで夏野菜をたっぷり食べて、元気に乗り切りたいですね。
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提供元:ROOMIE









