コーヒーを抽出する器具ってたくさんありますが、今年は特に新作ラッシュが続いているな〜と感じています。
今回はそんな新作アイテムの中から「カスタマイズできるドリッパー」を購入。1ヶ月しっかりと使い込んでみました。
コーヒー好きの間で話題の新作ドリッパー

Varia x Kurasu Kyoto 「FLO Dripper」 9,680円(税込)
「FLO Dripper」は、今年の5月に発売された新しいスタイルのコーヒードリッパー。
香港を拠点とするコーヒー器具メーカーVariaと、京都から世界にコーヒー文化を届けるKurasuのコラボレーションアイテムです。
本体はステンレス製。重厚感のある見た目ですが、実際は約220gほどしかないため軽々と持ち運べます。

FLO Dripperの特徴は、本体とベース部分が分かれること。

そして、その2つの間に「FLOスクリーン」と呼ばれるパーツを付け替えて、一つのドリッパーで異なるテイストのコーヒーを楽しめることにあります。

付属のスクリーンは、Fast、Medium、Slowの3種類。(別売りでさらに4種類あり)
実際にどのような差が出るのか、コーヒーを抽出しながらチェックしてみましょう。
シンプルだから使いやすい

抽出の方法は、基本的に一般的なドリッパーと同じです。
ただ、事前にしっかりとリンス(お湯で濡らしておくこと)しておくと、ドリッパーとペーパーフィルターが密着してよりFLOスクリーンの魅力が活かされるので、普段しない方もこちらのドリッパーではリンスをおすすめします。

あとはいつも通りの抽出でOK。
本体は二重断熱構造になっているため、抽出後にそのまま持っても熱さを感じません。
持ち手がない美しいシルエットでありながら、使い心地が考えられているのが嬉しいですね。
スクリーンを替えるだけで味の違いは出る?

FLOスクリーンを替える際は、まずドリッパーをひねって分解します。

ぴったりとセットしたら、先ほどとは反対に回して閉めるだけ。
想像以上にサッと付け替えできました。

スクリーンを付け替えて、同じ豆・同じ挽き目・同じレシピで抽出してみた結果は以下のとおりです。
お湯の落ちきり 2:32
クリアでスッキリとした味
Medium
お湯の落ちきり 2:40
酸味と甘味のバランスがいい
Slow
お湯の落ちきり 3:34
甘味が強く、少し雑味も感じる
普段別のドリッパーで使っているレシピで比べてみたところ、このようにかなりはっきりとした違いが出ました。
使い分けできるって楽しいな

上記の検証をもとに、それぞれのスクリーンごとにレシピを調整しながら約1ヶ月。
現在の運用方法としては、浅煎りのホットはフレーバーが綺麗に出るFastとMedium、深煎りのホットとアイス全般はじっくりと抽出できるSlowというスタイルに落ち着きました。
FastとMediumでいうと、基本的にはやはりMediumの出番が多いのですが、豆の種類によってはFastの方が綺麗に味を出せるな〜と感じることもあって、これがとっても面白い。
その日の気分やコーヒーに合わせてドリッパーをカスタマイズする、新しいコーヒーの楽しみ方ができました。
コーヒー用の「魔法のメッシュ」のおかげで自分史上最高の味が実現できたよ
コーヒー豆に水をスプレーするだけで、お手入れ簡単&さらに美味しく飲めるようになったよ
価格および在庫状況は表示された10月13日20時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。
提供元:ROOMIE









