好みに合わせてカスタマイズできる「話題の新作ドリッパー」を1ヶ月試した正直レビュー

2024.10.13
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コーヒーを抽出する器具ってたくさんありますが、今年は特に新作ラッシュが続いているな〜と感じています。

今回はそんな新作アイテムの中から「カスタマイズできるドリッパー」を購入。1ヶ月しっかりと使い込んでみました。

コーヒー好きの間で話題の新作ドリッパー

Varia x Kurasu Kyoto 「FLO Dripper」 9,680円(税込)

FLO Dripper」は、今年の5月に発売された新しいスタイルのコーヒードリッパー。

香港を拠点とするコーヒー器具メーカーVariaと、京都から世界にコーヒー文化を届けるKurasuのコラボレーションアイテムです。

本体はステンレス製。重厚感のある見た目ですが、実際は約220gほどしかないため軽々と持ち運べます。

FLO Dripperの特徴は、本体とベース部分が分かれること。

そして、その2つの間に「FLOスクリーン」と呼ばれるパーツを付け替えて、一つのドリッパーで異なるテイストのコーヒーを楽しめることにあります。

付属のスクリーンは、Fast、Medium、Slowの3種類。(別売りでさらに4種類あり)

実際にどのような差が出るのか、コーヒーを抽出しながらチェックしてみましょう。

シンプルだから使いやすい

抽出の方法は、基本的に一般的なドリッパーと同じです。

ただ、事前にしっかりとリンス(お湯で濡らしておくこと)しておくと、ドリッパーとペーパーフィルターが密着してよりFLOスクリーンの魅力が活かされるので、普段しない方もこちらのドリッパーではリンスをおすすめします。

あとはいつも通りの抽出でOK。

本体は二重断熱構造になっているため、抽出後にそのまま持っても熱さを感じません。

持ち手がない美しいシルエットでありながら、使い心地が考えられているのが嬉しいですね。

スクリーンを替えるだけで味の違いは出る?

FLOスクリーンを替える際は、まずドリッパーをひねって分解します。

ぴったりとセットしたら、先ほどとは反対に回して閉めるだけ。

想像以上にサッと付け替えできました。

スクリーンを付け替えて、同じ豆・同じ挽き目・同じレシピで抽出してみた結果は以下のとおりです。

Fast
お湯の落ちきり 2:32
クリアでスッキリとした味

Medium
お湯の落ちきり 2:40
酸味と甘味のバランスがいい

Slow
お湯の落ちきり 3:34
甘味が強く、少し雑味も感じる

普段別のドリッパーで使っているレシピで比べてみたところ、このようにかなりはっきりとした違いが出ました。

使い分けできるって楽しいな

上記の検証をもとに、それぞれのスクリーンごとにレシピを調整しながら約1ヶ月。

現在の運用方法としては、浅煎りのホットはフレーバーが綺麗に出るFastとMedium、深煎りのホットとアイス全般はじっくりと抽出できるSlowというスタイルに落ち着きました。

FastとMediumでいうと、基本的にはやはりMediumの出番が多いのですが、豆の種類によってはFastの方が綺麗に味を出せるな〜と感じることもあって、これがとっても面白い。

その日の気分やコーヒーに合わせてドリッパーをカスタマイズする、新しいコーヒーの楽しみ方ができました。

コーヒー用の「魔法のメッシュ」のおかげで自分史上最高の味が実現できたよ

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提供元:ROOMIE

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