国民民主党の玉木代表が、不倫相手の小泉みゆき氏を国政選挙に出馬させようとしていた。ネットでは、玉木氏が「国会議員になりたかったら俺の愛人になれ」システムを採用していたかどうかに関心が集まっている。
国民民主・玉木代表、不倫相手の参院選出馬に意欲
やはり“健全な不倫”ではなかったらしい。
Flashが今月11日にスクープした、国民民主党・玉木雄一郎代表(55)と元グラドル・小泉みゆき氏(39)の不倫騒動。玉木氏が特別国会初日に行った「涙目の謝罪会見」は記憶に新しいところだ。
そのスキャンダルの続報を週刊文春電子版が26日に報じた(「玉木雄一郎代表(55)の不倫相手・小泉みゆき(39)は国民民主党の候補者だった!」)。
それによると、玉木氏は不倫相手の小泉氏を来年7月の参院選に新人候補として出馬させるべく動いていた。もともとは先の衆院選に出馬させたかったものの実現せず、仕切り直しの最中だったという。党関係者は文春の取材に対し、不倫発覚が衆院選直後で「むしろ助かった」と話したとされる。
国民の手取りを増やす「103万円の壁」見直しに注力したことが功を奏して、ここまで、女性問題に関しては「有権者から大目に見られてきた」ふしがある玉木氏。だが、自分の愛人を国会議員に押し上げるつもりだったとなると、もう「不倫はあくまで家庭の問題」「妻が許すならOK」などとは言っていられなくなる。
「謝罪会見の後、不倫相手の小泉さんが衆議院の憲法審査会を傍聴していたことが発覚して、とんでもない公私混同だと大騒ぎになったことがありました。その際、玉木氏は自身のXで『憲法審査会に限らず国会審議の傍聴は誰でもできます』とうそぶいたんです。不倫発覚から1週間も経っていない17日のことですよ。玉木信者からは『応援しています!』『財務省のハニトラに負けるな!』といったメッセージが飛んでいました」(政界ウォッチャー)
ところが、玉木氏のこの説明はその場しのぎの屁理屈だった。不誠実な詭弁で、有権者からの批判をかわそうとしたのだ。
「憲法審査会は、たしかに『誰でも』傍聴できます。それ自体はウソではありません。ですが、正確には、『憲法審査会は、衆議院議員の紹介で会長の了承を得れば、一般の方も傍聴することができます。衆議院議員を通じてお申込みください』というルールになっています。つまり、玉木さんの説明はごまかし以外のなにものでもありませんでした」(前同)
ネット民から「じゃあ、その紹介した衆議院議員は誰なんだよ」というツッコミが入りまくるのは当然だった。だが、玉木氏はそれらを無視して、「外国人のパーティ券購入禁止」や「能登半島地震と豪雨災害からの復旧・復興」の話題に逃げてしまったのだ。
「おまえを国会議員にしてやる」が女を口説く殺し文句だったのか?
「不倫相手を国会に呼ぶ」「不倫相手の選挙出馬に動く」だけでも十分に公私混同だ。だが、もし仮に国政政党の代表が「おまえを国会議員にしてやる」とエサをチラつかせて女性を口説き、愛人づくりに励んでいたことが発覚すれば、事態はより深刻になるだろう。
案の定、SNSでは玉木氏の「新たな疑惑」が囁かれはじめている。
「今回の文春砲を受けて、今年9月に飛び降り自殺で亡くなった高橋茉莉さんも、実は玉木さんの不倫相手の一人だったのでは?という見方をする人が増えてきました。小泉さんとの不倫の経緯やその後の不誠実な釈明を考えると、疑われてもしかたがない状況と言えるでしょう」(前同)
まさか自殺した高橋茉莉氏も?“不倫の政治利用”に高まる懸念
フリーアナウンサーだった高橋茉莉氏(享年27)。衆議院東京15区の補欠選挙(4月28日)に出馬予定だったが、「一時期生活保護を受け、お金に困っていた時期に夜の店で働いていた」法令違反の疑いを理由に国民民主党の公認を取り消された。その後、9月になって都内の自宅マンションから飛び降り自殺。
将来を嘱望された「ミス日本」東日本代表の才媛は生前、何を玉木氏と約束していたのか。そして、なぜ自死にまで追い込まれたのだろうか。
彼女の無念の死は、10月27日の衆院選で国民民主党が大躍進したことで世間から忘れ去られようとしていた。それが文春の報道によって、玉木氏による“不倫の政治利用”の疑いが浮上し、SNSや掲示板ではあらためて真相究明を求める声が高まっている。
《こんな報道出たら、亡くなった子もタマキンの愛人だったんか、と疑ってしまうわ》
《自殺したほうはミス慶応、ミス日本出場か。年齢は違えど2人とも美人さんなんだよな》
《単に不倫相手を選挙に出したかっただけなのか?それとも「議員になりたかったら俺の愛人になれ」方式だったのか?そこが問題でしょ》
《仮に高橋茉莉さんとも不倫してたとして、まあそれだけならいいんだが、一切守ってやらずに切っちゃう姿勢のほうが怖いかな》
《不倫相手の小泉さんと自殺した高橋さんは、どこかで接点あったんだろうか?》
玉木氏にはなぜか清廉潔白なイメージがある。だが、それは錯覚ないし幻術にすぎないのではないか。少なくとも女性問題に関しては、その場しのぎのウソをつき、そのウソがバレて、火消しに走ったり無視を決め込んだりする――というブザマな展開が続いている。
先の政界ウォッチャーがいう。
「不倫スキャンダル発覚直後に報道された『妻からの叱咤激励』や『玉木雄一郎を甘やかさないで下さい』という党内部からの苦言は、先手を打って身内の人間が強めに叩くことで、国民からのバッシングを最小限に抑えるダメージコントロールの意味がありました。炎上対策としてはたしかに理にかなっていますが、ああいう三文芝居をいちいち信じていたら、それこそ有権者のほうは身体がもたないですよね(笑)。
そんな曖昧なイメージよりも、事実を追ったほうがいいんです。玉木さんはどんな女性を、どんなエサで口説いていたのか?スキャンダル発覚後に、女性をどう切り捨てたのか?私は古いと言われても、男性政治家が女性の期待に応える能力と、有権者の期待に応える能力は強くリンクしていると考えています。
その点、玉木さんは女性に対しても国民に対しても『第一印象』は良いのかもしれません。ただ、美味しそうなエサで釣って、用済みになったらポイ捨てするスタイルだとすれば、それはいただけません。近い将来、政策面で国民に対し同様の仕打ちが行われなければいいのですが……」
今なおくすぶり続ける玉木代表の不倫問題に、急転直下の展開はあるのか。今後の動向に注目だ。
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image by: たまき雄一郎オフィシャルサイト