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成功への近道は「紙とペン」だった! ナポレオン・ヒルの成功哲学が導いた法則とは?

成功哲学の提唱者であるナポレオン・ヒルをご存じでしょうか?「6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」として知られる石川和男さんは、メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の中で、ナポレオン・ヒルが導き出した成功への近道を紹介しています。

もう迷わない!優先順位の具体的な作り方

成功者の研究に一生捧げたナポレオン・ヒル。

私がはじめてナポレオン・ヒルの本に出会ったのは、今から30年以上も前。18歳のときでした。

そのときは、「思考は現実化する」、「人は思い通りの人間になれる」などの言葉を読んでも正直、響きませんでした。

「そんなわけないだろ!」若かった私はそう思い、読むのを途中でやめてしまったのです。

その後、20代になった私は、今でいうブラック企業に勤め、毎日苦しい思いをしました。

「人生を変えたい!」と、28歳から目標をノートに書きはじめました。

目標だけでなく、夢や希望、願望まで、とにかくノートに書き出したのです。

書き始めたころは、途中まで読んだナポレオン・ヒルの本のことなんて、すっかり忘れていました。

それから、20代に書いたノートは、机の3番目の引き出しにしまい、存在すら忘れていました。今、そのノートを見ると驚きます。

なぜって……書いてある主要な目標がすべて現実になっているからです!

税理士試験合格、独立開業、3階建ての家に住む、外車に乗る、簿記講師になる、セミナー講師になる、出版する……など、まるで未来が見えていたかのようです。

30代後半で、改めてナポレオン・ヒルの著書を読み直し、私は目標を紙に書くことの重要性を再認識しました。

さらに年月が経ち、多くの著書を読むにつれ、実に多くの人たちが、「目標を紙に書くこと」を実践している事実を知りました。成功者と呼ばれる大勢の人たちが、当たり前のように「目標を紙に書いている」のです。

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社会心理学で「予言の自己成就」という用語があります。

人は意識的にせよ、無意識的にせよ、自分の思い描いた通りの行動に出たがる習性があるというものです。思い描いたことを紙に落とし込むことで、思い描いた人間になる。ナポレオン・ヒルが見つけた法則は、心理学でも証明されているのです。

紙に書き出すことの最大の効果の視覚化、つまり「見える化」できることです。そうすることで、優先順位が高いものはどれかがわかりやすくなります。

子供のころ、こんな経験はありませんか? 

明日はテストなのに、なぜかいきなり部屋の掃除を始めてしまう。普段、掃除していなかった部屋が、みるみる片づいて綺麗になっていく。気持ちもいい。きっと明日、親に褒められるし、すっきりした気分になる。でも……明日のテストの点数は1点も伸びないのです。部屋の汚れは落ちたけど、成績も落ちていく。

もし、ノートに、明日のテストのために「やらなければいけないこと」が書き出され「見える化」されていたらどうでしょう?

ノートに、明日までやることを書き出し、それしかやらないと決めて一心不乱に勉強に打ち込めば、点数は伸びます! 点数を伸ばす目的のために、限られた時間内で優先順位の高いことを絞って行うからです。

「やることを書き出すなんて、そんなのわかっている」と思われるかもしれません。 おっしゃる通りです。

しかし、頭ではわかっていてもーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2025年1月9日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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