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大阪万博2日目に大屋根リング「雨漏り」発表の赤っ恥。トラブル連発も維新中抜き完了、死者ゼロは僥倖?ネットでは謎の擁護も

万博協会は14日、会場内の「大屋根リング」に早くも「雨漏り」が発生していることを発表。ネットでは「どんな“中抜き工事”をしたんだ」など、疑問の声が続出している。

大屋根リング「雨漏り」の手抜き工事が大炎上

大阪・関西万博が13日に開幕。さっそく初日からトラブルが続発し大混乱に陥った。

会場の夢洲では、スマホ入場システムにいきなり通信障害が発生し、“不人気なのに入場2時間待ち”という理不尽な状態に。やっと中に入れた人々も、風雨の中で長時間のトイレ待ちを余儀なくされた。雨水の排水が追いつかず各所に大きな水たまりが生じるなど、インフラ面の脆弱性があらためて浮き彫りになった格好だ。

「“並ばない万博”は大ウソでした。外国人観光客の方も、入場2時間待ち、帰りも1時間待ちの“維新クオリティ”にはさすがに参ったようです。ネットでは、休日の家族サービスに駆り出された国内勢から、“これなら北花田のイオンモールのほうが何倍かマシ”といった声もあがりました」(ネットメディア編集デスク)

もっとも、初日のこれらトラブルに関しては“悪天候”という言い訳が一応はあった。ところが万博協会は14日、会場内の「大屋根リング」に「雨漏り」が発生していたと発表した。

「初日、大屋根リングで雨宿りをした来場客からは、強い風で雨が横殴りになっているため『意味がない』『役に立たない』といった報告がありました。ところが実際には、大屋根自体からも雨漏りが発生していましたと。目に余る“手抜き工事”が2日目にして発覚し、多くの人が呆れかえっている状況です」(前同)

協会は今後、原因を調査のうえ施工業者に対応を依頼するとしているが、SNSや掲示板では、

≪1ヶ月はもつと思ってたら予想を上回るクソぶりw≫

≪一体どういう中抜き工事をしたら開幕から雨漏りするん?≫

≪いやいや、“たまにあること”ふうに発表してんじゃねーよ≫

≪春の嵐とはいえ脆すぎる。本当に崩壊してしまうのでは?≫

など、疑問や批判の声が相次いでいる。

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ヤフコメで目立つ、不自然な大阪万博擁護

SNSで“炎上”するだけならまだしも、メタンガス問題がくすぶり、いつリアルに爆発炎上しても不思議ではない大阪万博。

「初日の“死者ゼロ”は不幸中の幸いだったとの声も聞かれます」(前出のネットメディア編集デスク)

近年、5月でも35℃以上の猛暑日が観測されており、今後は熱中症の多発が心配される。その後も梅雨、ゲリラ豪雨、台風と相次ぐはずだ。だが現状“コミックマーケット運営の足元にも及ばない”と酷評されている協会に、まともな備えがあるとは到底思えない。これから万博に行く人は、冗談ではなく前日に遺書を用意すべきかもしれない。ところが――。

「某Yahoo!ニュースの“ヤフコメ”では、そんな大阪万博の記事に不自然な“擁護”がたくさん湧いているんですよね。実に不思議な現象です」(前同)

いったいどういうことなのか?(次ページに続く)

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“機運醸成”予算の一部をネット工作に投入か

先のネットメディア編集デスクが説明する。

「大阪万博では、テレビ局などのマスコミを巻き込んで、成功の“機運を醸成”するための各種取り組みが行われてきました。わかりやすく言うと、大手メディアに多額のお金をばらまいて、ヨイショ番組やヨイショ記事をたくさん作らせる、という案件です。その宣伝チャネルには当然、ネットも含まれるのですが、予算の一部が“ネット工作”に投入されているのではないか?というもっぱらの噂です」(前出のネットメディア編集デスク)

SNSや掲示板の“大阪万博擁護”には、運営による世論工作が含まれているかもしれない、ということか。

「はい。たとえば、大屋根リングの雨漏りを伝えるYahoo!ニュースの記事のコメント欄をじっくり見てみると、万博擁護には奇妙にパターン化された“切り口”があることに気づきます。“AIくささ”は強くないのですが、まるで“では今回はこの方向で反論していくことにしましょう。表現は各自で崩していただいて結構です。ただし、この点は必ず強調するようにして…”といった指示が、誰かから出ているような不自然さがあるのです」(前同)

具体的には、どのようなパターンが観察されるか?

「まず1つ目は、協会自身が雨漏りを認めているにもかかわらず、記事をきちんと読まずに(あるいは意図的に無視して)“雨漏りはしていない”と自信満々に断言するパターンです。そのバリエーションとして、“私は万博初日に大屋根リングに行ったが雨漏りはなかった。横殴りの雨で濡れはしたけど――”というエピソード開陳型もあり、これらをあわせるとかなりの件数が投稿されていました。

他では、“現実に万博はもう始まってしまったのだから、今さら雨漏りを批判してもしかたがない。みんなで前向きに取り組んでいこう”といった主張がかなり目立ちます。実はこれは、汎用型のテンプレ反論とも言えるものです。

つまり、事象発生前は“始まる前から水を差すようなことを言うな”、事象発生中は“今はそんなことを言っている場合ではない”、事象終了後は“済んだことをいつまで言ってるんだ”と反論していくパターンです。万博に限らず何にでも適用できる詭弁ですが、今回も多用されていました」(前同)

日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』を取材出禁にして物議を醸している万博協会だが、報道規制はこれにとどまらない。各種報道によると、13日に会場で異臭騒ぎがあり、消防車8台が駆けつけた際、報道陣には撮影NGが通達されたとされる。

マスコミに金をばらまき、『赤旗』を追い出し、SNSや掲示板でネット工作をして“機運を醸成”する――。もしそうなら宣伝プランとしてはよく練られているが、そんな工作ではメタンガス問題など会場が抱える脆弱性は解消できない。もし事故が起こって誰かが命を落とした場合、維新流に“来場者の自己責任”ということになるのだろうか。

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image by: EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

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