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TOKIO・国分太一の「パワハラ」「女性スタッフ自殺」説は事実なのか?怪情報に“辻褄が合う”の声…日テレ会見&本人発表の説明不足に戸惑うファンたち

『TOKIO』の国分太一(50)に「複数のコンプラ違反」が発覚した。事態を重くみた日本テレビは『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板を、所属事務所は無期限の芸能活動休止をそれぞれ発表。ところが、具体的に何をやらかしたのかは一切不明。このままでは、まったく真相がわからないまま国分は芸能界を引退、TOKIOも解散ということになりかねない。

国分太一は何をしたのか?“コンプラ違反”の内容は「お話しできない」

松本人志や中居正広に続き、こんどは『TOKIO』の国分太一(50)が芸能界から消えるようだ。しかも理由不明のまま。

日本テレビの福田博之社長は20日の記者会見で、国分について「過去に複数のコンプライアンス上の問題ある行為が認められた」として、同局でレギュラー出演中の『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を正式決定したと発表した。

第三者の弁護士による調査結果も踏まえ、日本テレビホールディングスおよび日本テレビ放送網の臨時取締役会で承認されたもので、国分本人も了承済みだという。

ただ、会見では「国分のコンプラ違反」に関する具体的な内容はまったく明かされなかった。記者からは様々な質問が飛んだが、福田社長は「プライバシー保護の観点からお話はできない」といずれも回答を拒んだ。

「国分はいつどこで何をやらかしたのか?パワハラなのか?セクハラなのか?そもそも被害者が存在しうる事案なのか?1人の被害者が複数回、被害を受けたのか?それとも複数名の被害者がいるのか?『ザ!鉄腕!DASH!!』という番組内でのトラブルなのか?そうではないのか?など、現時点ではまったく何も分からない状況です。臨取が招集されたところをみると、ありきたりな『不倫』などではなく、何らかの常軌を逸したコンプラ違反があったのはほぼ確実ですが、日テレは“本件に関わっている複数の人間のプライバシー保護”を盾に、具体的な説明は行わないとしています」(ネットメディア編集デスク)

今回の会見で明らかになったのは、刑事告訴の対象になるような性質の事案ではないこと、福田社長が国分のコンプラ違反を認識したのは5月27日であることなど、ごくわずかな情報のみ。事案が“いつ”発生したのかすら明確な回答は避けられた。

「国分太一のパワハラで女性スタッフが自殺」!? 噂の真偽は

また「株式会社TOKIO」も同日、国分の無期限活動休止を発表。国分本人の声明として、「この度の件に関しまして、関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。改めて、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」というメッセージを伝えた。

しかし国分もまた、具体的なトラブルの内容については一切、明らかにしなかった。

そんな中ネットでは、本事案の“真相”に関する衝撃的な憶測が拡散しはじめているという。芸能ライターが説明する。

「『国分太一のパワーハラスメントによって、先月、番組の女性スタッフが自殺した』という旨の“リーク情報”が注目されています。これは今朝方、ネット掲示板に何者かが投稿したもので、もちろん真偽は不明。当初は“悪質なデマ”と受け止める人のほうが多いくらいでした。ところが、日テレの会見や国分本人の説明があまりにも中身がないものだったため、≪自殺というのは本当じゃないか?だったら今回の説明不足とも辻褄が合う≫≪日テレの社長がコンプラ違反を“覚知”した時期とも一致している≫といった見方が増加することに。『セクシー田中さん』原作者を自殺に追い込んだ日テレの“前科”からの連想もあるようで、“国分によるパワハラ・自殺”説が真実味をもって取り沙汰されるようになりました」(芸能ライター)

自殺説の真偽と日テレ福田社長が会見で漏らした“本音”

SNSや動画サイトで急速に広まりつつある「国分太一のパワハラにより、女性スタッフが自殺に追い込まれた」という真偽不明の噂。そのソースは正体不明の者によるネット掲示板への書き込みであり、到底、鵜呑みにできる内容ではない

ところが、この怪情報と、日テレ福田社長の会見内容を付き合わせると、いろいろと“辻褄が合ってしまう”のは事実のようだ。これは偶然なのか、それとも――。

先の芸能ライターが説明する。

「まず、『国分のコンプラ違反は、刑事告訴されるような類のものではない』という日テレ側のボンヤリとした説明です。これを素直に受け取るなら、強制性交や業務上横領ではないらしい…という解釈になるでしょう。しかし、あえて深読みすれば、『暴行罪や傷害罪にあたる行為があった場合をのぞき、パワハラに対して刑事罰を問うのは難しいので、刑事告訴はありません』と言っているようにも見えるわけです。“パワハラ自殺説”が本当なら被害者の方はすでに亡くなっており、因果関係の立証もほぼ不可能になることから、いろいろと“辻褄が合う”と指摘されています。

さらに、会見での福田社長の発言にも、『おや?』と感じられる部分はありました。ある記者から『今回の事案で、日本テレビ社員の処分などはあるのか?』と質問された際の回答が、なんとも不自然だったのです」(芸能ライター)

会見の動画を見直すと、次のやりとりがあった。

記者:「今回の事案は国分太一さんの降板ということですが、日本テレビの社員さんの処分とか、そういったことはあるんでしょうか?」

福田社長「あ、日本テレビの社員の処分ですか?えーっと、ございません」

記者:「加害側に日本テレビの社員さんは関わっていない、ということですか?」

福田社長「あの……(やや長考して)処分はございません

「社員は関わっていないんですか?」と質問されたら、「はい、関わっていません」と回答するのが通常のやりとりだろう。しかし、福田社長はなぜかこのとき、「社員は関わっていない」と表現するのを避けて「社員の処分はなかった」と繰り返した。

「タレントのパワハラによって日テレ社員が自殺に追い込まれた、という噂がもし事実ならば、加害側であれ被害側であれ、『事案への自社社員の関与』について言質を取られるのは、福田社長としては何としても避けたかったはずです。『処分はございません』という表現ならそのリスクを排除できる――会見でのあの微妙な沈黙は、それを判断するための“考慮時間”だったのではないでしょうか?」(前出の芸能ライター)

真偽はまったく不明ながら、“パワハラ自殺”の噂はすでにネット上を独り歩きしている。日テレや国分が説明責任を果たさないかぎり、拡散は止まりそうにない。このままでは、まったく真相がわからないまま、国分太一は芸能界を引退、TOKIOも解散ということになりかねない。ファンからは心配や疑問の声が相次いでいる。

image by: TOKIO プロフィール|STARTO ENTERTAINMENT

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