音楽を聴いたり映画を観るときは、やっぱりヘッドホン派の筆者。耳全体をすっぽり包み込み、音に集中できる閉鎖感がたまらないのです。
これまで、手頃な価格帯からハイエンドモデルまで幅広く使ってきましたが、高音質を求めるなら、どうしてもBoseに行き着くんですよね。
そして2025年9月、Boseから待望の新モデル「Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代)」が登場。「ただの高音質」ってレベルじゃない、没入感を極限まで高めた、“新感覚”のヘッドホンです。
さっそく実際に試してみたので、その没入感の秘密と、魅力をお伝えします!
【「Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代)」はこんな人にオススメ!】
- ヘッドホンを選ぶなら、音質・デザイン・機能性全てを妥協したくない
- 映画鑑賞、音楽を聴く時間を今よりもっと充実させたい
新感覚のサウンド体験。「イマーシブオーディオ」が気持ち良すぎる

「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」の最大の推しポイントを、まず最初に紹介します。
多くのオーディオ機器に搭載されているノイズキャンセリングや外音取り込みモードは、もはや当たり前の機能になりました。が、この最新モデルにはそれに加えて、「イマーシブオーディオ」と「シネマモード」という2つのユニークな機能が搭載されています。
使ってみた瞬間に特に驚いたのが、イマーシブオーディオモード。これが本当にすごい。頭のなかで鳴り響く音が、まるで目の前の空間全体に広がるような感覚──まさに、音楽の中に入り込んでいるような体験なんです。
透き通るような高音域、ずっしりと響く低音域、そしてエコーや残響音の広がりまでもが、イマーシブオーディオモードでさらに際立つ。
「音楽をもっと楽しみたい」「音の世界に深く浸りたい」という方には、ぜひ一度体験してほしいです。
さらに、新たに搭載された「シネマモード」は、その名のとおり、映画鑑賞に特化した新感覚のサウンド体験を実現しています。これもまたよい。
ドアを閉める音、袋を開ける音、背後から迫る足音など細かい音を逃さず、忠実に再現。思わず「おぉ…!」と呟いてしまったほどです。
映画内のサラウンド・サウンドとセリフ音声のバランスが絶妙で、自宅にいながらまるで映画館にいるよう。これまで「周りの音が強すぎて音量を下げると、声が聞き取りにくくなる」といったジレンマがありましたが、このモードならそういったことはありませんでした!
高音質は、もはや当たり前。Boseはその一歩先を進んでいるのです。最高レベルの音質を、用途によっていかに楽しむか、どう味わうかが、「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」の真骨頂と言えるでしょう。
ノイキャン・外音取り込みも申し分なし。シンプル操作で素早く切り替え!

イマーシブオーディオモードとシネマモードの“すごさ”についてたっぷり語ってきましたが、もちろんそれだけではありません。
フルノイズキャンセリングの「クワイエットモード」と、周囲の音をほどよく取り込む「アウェアモード」の完成度も、レベチ。群を抜いています。
とくに「クワイエットモード」では、Bose史上最高レベルの技術が採用されているとのことで、その静寂さに納得。電車内や交通量の多い道路でも、激しいノイズをしっかりシャットアウトしてくれます。音楽だけでなく、ポッドキャストなど声中心のコンテンツを聴くときにも最適です。

また、こうしてモードを使い分けていると、直感的に切り替えができると感じました。右パッド側面にある2つのボタンのうち、上のボタンを約2秒長押しするだけで、スムーズに変更できます。
好きなサウンドにカスタマイズ

アプリでは、ノイズキャンセリングレベル、イコライザー、イマーシブオーディオなどのカスタマイズが可能です。
ノイズキャンセリングを調整できるのは、地味にありがたいポイント。私は音楽に集中したいけれど、周りの音が聞こえないとちょっと不安(散歩中など)といったときにレベルを細かく調整しました。
また、楽曲に合わせてイコライザーで音域を調整してみるのも楽しい体験です。音楽に詳しくなくても、自分にとって“心地よいサウンド”を見つけられるのは、音楽を楽しむうえでの新しい価値だと感じました。
再生・一時停止、電話応答に操作の必要なし。使い心地も快適だ
感動ポイントは、まだあります。
それは、Boseヘッドホンに搭載されているヘッド検知機能(対象モデルは公式サイトでご確認ください)の性能の高さ。
ヘッド検知とは、センサーでヘッドホンの装着を感知する機能のこと。装着すると、自分で操作しなくても音楽や動画の再生が自動ではじまり、外すと一時停止してくれます。
たとえば誰かに話しかけられた際に、スマホで一時停止の操作をするよりヘッドホンを外すほうが早いですよね。しかし、ヘッド検知がないモデルだと、聞いていないのにそのまま再生されっぱなしで、充電がどんどん減っていく……この「あるある」が解消されたのは本当にありがたい!
さらに、着信があった際には、ヘッドホンを装着するだけで応答できるのも便利です。
実際に使ってみると、スマホやヘッドホンのボタンを操作せずに済む快適さは格別。しかも反応が非常に素早く、ストレスフリーな操作感を実感できます。
所有欲満たしてくれる、Boseのデザインがお気に入り

Boseを選びたい大きな理由のひとつは、やっぱりデザイン性の高さでしょう。筆者はBoseのヘッドホンやイヤホンの見た目がとにかく好きで、「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」のホワイトスモークにも一目惚れ。
ヘッドバンドとパッドをつなぐ部分やBoseのロゴにシルバーを採用しており、スタイリッシュで高級感があります。どんなファッションにも合わせやすいですが、筆者的にはカジュアルや普段着に馴染みやすいと感じました。
加えて、着け心地も抜群。ヘッドバンドの柔らかいクッションのおかげで痛みや負担を感じにくく、高機能ヘッドホンながら重さをほとんど感じません。
唯一気になった点は、長時間使用するとパッドに当たっている耳が若干痛くなること。そんなときは少しずらして調整しています。
とはいえ、それ以外の機能や体験、デザインを考慮すれば、全然我慢できます(笑)。
日常の音楽鑑賞や映画鑑賞に、新たな楽しみ方をもたらしてくれる「Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」。価格は決して手頃とは言えませんが、選んで後悔することはないはず!
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著者紹介:杉本結美(フリーライター/編集者)
米国大学で政治・社会学を学び、現在はフリーライターとしてビジネスメディアにて取材・翻訳・執筆を行う。また、アウトドア誌ECサイトにてPRやコンテンツ制作などにも携わる。(プロフィール)
Source/サンプル貸し出し: Bose, Amazon.co.jp
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