音楽を聴きながら過ごすことが多いので、オーディオを選ぶときは、デザインや装着感、そして音質を重視しています。
そのため、家電量販店でじっくり聴き比べてから買うことが多いのですが、先日久しぶりに“一目惚れ”で購入したヘッドホンがありました。
CMFの初オーバーイヤーヘッドホン

CMF 「Headphone Pro ライトグレー」 15,800円(税込)
今回購入したのは、Nothingのサブブランド・CMFから登場した「Headphone Pro」。ブランド初となる、オーバーイヤーヘッドホンです。
ライトグレーを基調にしたシンプルなデザインに、つるんと丸みのあるイヤー部分がアクセントになっているのが特徴。
「これは可愛すぎる……」と一目見た瞬間に心を掴まれ、そのままオンラインでポチっていました。

カラーはライトグレー・ダークグレー・ライトグリーンの3色。
普段オーディオはブラックを選びがちですが、今回はつるんとした質感が映えるライトグレーを購入しました。

CMF 「Headphone Pro Cushions ライトグリーン」 3,580円(税込)
さらにCMFらしいと思ったのが、着せ替えできるイヤークッションの存在。
記事執筆時点では公式オンラインストア限定ですが、ライトグリーンとオレンジの2色が展開されていて、本体カラーとの組み合わせでいろんな表情を楽しめます。

取り付けは、クルッとひねるだけで簡単。

イヤークッションを替えただけでさらにポップな印象になりました!
サッと付け替えできるので、その日の気分やファッションに合わせて組み合わせを選ぶのも楽しそうです。
1万円台とは思えない聴き心地の良さ

サイズは高さ168.5×幅95.7×厚さ188.5mmで、重量は283g。
イヤー部分が大きいポップなデザインなので「着けたら悪目立ちするかも……」と不安もありましたが、実際に装着してみるとそこまで気になりませんでした。

音楽を聴いてみると、まず驚いたのが音の綺麗さ。
正直、デザイン重視で選んだところがあったので音質にはあまり期待していませんでしたが、1万円台とは思えないクオリティです。
中音域はやや抜け感がありますが、高音の伸びや低音の重厚感はしっかり表現されていて、特にジャズやアンビエントのようなインストとの相性が良いように感じています。

この聴き心地のよさは、イヤークッションによるところも大きそう。
もっちりとしたクッションが耳周りにぴたっと吸着するので、音が響く空間をしっかり確保してくれるんです。
おかげで、新幹線や飛行機などの長時間移動でも、疲れることなく音楽を快適に楽しめました。
ノイキャンは普段使いには十分

Screenshot
「CMF Headphone Pro」はハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。周囲の環境音をモニターして、強・中・弱を自動で切り替えてくれるほか、外音取り込みモードもあります。
ノイキャンの効きもなかなか優秀で、たとえばキッチンの換気扇程度ならほぼ完全に消えるレベル。
地下鉄や機内などでは少し物足りなさを感じましたが、日常使いには十分な機能性だと感じています。
物理ボタンが便利で手放せない!

1ヶ月使って特に気に入っているのが、両サイドに配置された“物理ボタン”の存在。

左側のスライダーで低音・高音の調整ができ、右側のローラーでは音量の調整が可能。さらに、右側のローラーは押し込みで曲送り/戻しなどにも対応しています。
右側のカスタムボタンには、マイクON/OFFを割り当てることもでき、操作のほとんどがヘッドホン側で完結。
プライベートでも仕事でも、スマホを取り出さずに必要な操作ができるのは想像以上に快適でした。
デザインも機能も“お値段以上”でした

ほかにも、ユーザーの聴こえ方に合わせてサウンドを調整してくれる「サウンドプロファイル」や、包まれるような聴こえ方を楽しめる「コンサートモード」など、アプリ連動によって広がる機能の拡張性はさすがNothingブランド。
デザインが特徴的なので、そこだけは好みが分かれそうなポイントですが、「予算1万円ちょっとでおすすめのイヤホンある?」と聞かれたら、自信を持っておすすめできる1台だと感じています。
充実の機能に洗練されたデザイン。「CMF Watch 3 Pro」は1万円台とは思えないスマートウォッチでした
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