あなたが普段している自己紹介は、もしかしたら大きな機会損失を生んでいるかもしれません。名刺で肩書きを伝えるだけの「過去の自己紹介」では、相手とのつながりは生まれにくいもの。本当に大切なのは、これから何をしたいのかを伝える「未来の自己紹介」です。今回のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』では、著者の尾原和啓さんが、未来の自己紹介がオトクな理由と、つながる時代の仲間の作り方を解説します。
※この記事は2020年5月28日の動画を記事化したものです。
未来の自己紹介が、つながる時代にオトクな訳を解説します!
今日は、未来の自己紹介をしたほうがええでという話をしたいと思います。
未来の自己紹介とは?
「未来の自己紹介」って何なのか? 僕がずっとコーチングを受けている李 英俊(リヨンジュン)師匠との対談での、「最高価値ってなんやねん」って話をものすごく要約しながら説明します。
僕の「これがあれば俺、めっちゃ元気やねん」ってもの(=最高価値・魂のごちそう)は、お金とか地位とか世の中にあるありきたりな報酬じゃなくて、”着想”と”人をつなぐこと”なんですね。僕は、普通だったら結びつかない遠くにあるものがバチンっと結びついて「これ、こういうことですよね!」っていうふうに、遠くにあるものをつないでひとことで言うのが大好きです。さらにはその新しいものに対して、普段なら会うことのないような方々が出会って、それぞれの未来がより輝く瞬間が僕のメッチャ”魂のごちそう”なんです。
だから正直、本のプロモーションの時って心がものすごく擦り減るんですよ。なんでかと言うと、”僕の本”という僕のわがままのために、だれかの信頼を擦り減らすことが好きじゃないんです。僕は、だれかの未来が輝くように別の人の未来と掛け算することが大好きなので、こうやってだれかを頼りながら本を書く時にはいつも、その人にホンマに返せてるんやろうかと思うわけです。 もっと言うと、「今のあなたにお金で」とかじゃなくて、「その人がなりたい自分、自分でも気付いていない”なれる自分”に対して何かプラスを返せてるんやろうか?」と、ものすごい考えながらやる。
それから、ちょっとこれは、やりすぎたら失敗する”自滅するギバー”って言われているんですけど、今回の本も印税をほとんど取らないようにしています。なぜなら『ネットビジネス進化論』に関しては、みなさんからの信頼を使っているからです。なので、いかにその人の未来に貢献できるかを考えてやっています。
今回いろんな方を頼って嬉しかったのが、頼った先に「あ、そういう言い方で僕を紹介してくれるんだ。嬉しいわぁ」みたいな話があったことです。そしてもっと嬉しかったのが、「50冊買っていただいたら、その方のために1時間講演しますよ」ってことを初めてやってみたところ、本当にありがたいことに半日で10枠埋まってくれまして。そっから先がおもしろいわけです。反射神経でパッと50冊買える方ですから、未来に自分がどうしたいかを言語化できている方が多いんですよね。だから、その方々とのやりとりは気持ちがいいんです。
この記事の著者・尾原和啓さんのメルマガ
過去の自己紹介より、未来の自己紹介がオトクな理由
僕があまり好きじゃない自己紹介は、過去の自己紹介なんですよね。過去の自己紹介って何かと言うと、”名刺”ですわ。名刺は肩書きだから自分のものですらなくて。自立したほうがいいと言っているにもかかわらず、「あなたは〇〇という会社の部長ですよ」と言って、他人が決めたルールの中で自分を自己紹介しちゃってるわけじゃないですか。もっと言うと、名刺って自分が今までどの道を歩いてきたかを肩書きでしか説明しないから、”過去の名刺”なんですね。
さっき言ったように、僕は未来のあなたにしか興味がないし、「自分の未来の冒険とあなたの未来の冒険に交点ができるんだったら、喜んで一緒に冒険しましょう」という考え方です。だから、過去の自己紹介から始められると、「うーん、それってあなたがやりたいことと関係あるんでしたっけ?」って感じになってくる。さらには、「あなたがあなたの時間やお金をどこに使おうが勝手やけど、俺の時間とお金は自分のものやから、それを俺に押し付けてくるのはお門違いやろう」という話になってきます。
俺は心と時間とお金を、俺の好きなところに使いたい。今、目の前で名刺を出されているこの10秒があれば、Twitterでおもしろいことを言うてるヤツに「それ、めっちゃおもろいやないですか。これ知ってます?」ってリンクを送ってあげることができる。そうやってやりとりしているうちに、そいつと仲良くなって、「なんか新しいことをやろうや」ってなる、みたいなことを四六時中やっているわけですよ。
何が大事かと言うと、過去の自己紹介をするよりも未来の自己紹介から始めたほうが、「そっちの方向に向かいたいんだ。僕もそっちの方向に向かっているし、未来の方向が一緒で未来の遊び場が同じところにあるんやったら、一緒にバーベキュー型しようよ」ってなるんですよね。
そういう意味で、今回パッと50冊買って僕の1時間を使いたい人は、未来の自己紹介からやる人が多いんですよ。「僕、実はこんなことがやりたくて。その時に尾原さんのこういうところがすごくおもしろいと思ったから、今回この1時間を使ってこういうことをしたいと思うんですよね」って。僕が『ネットビジネス進化論』で、どういうことをやりたいかを書いているから、向こうもそこを読んだ上で自分の未来を重ねて、できるだけ交点を増やそうという自己紹介をしてくれるんですよね。そうすると、「一緒にバーベキュー型しようよ」ってなりやすいんです。
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名刺から始まらない仲間の作り方
僕は大きい会社さんでお話をすることが多いんですが、そういうところだと、名刺で「私こういう肩書きの者でございます」という話から始められたりします。もっと酷いのだと、「私、尾原さんと共通の知人が35人いるんですよね!いや~、今まで会わなかったことが不思議ですよね」って言われる。
そうすると、「共通の知人35人ですね。そうですね、不思議ですね。もし、あなたの未来と僕の未来が近しいのであれば、共通の知人35人が尾原を紹介したいと言うはずですよね?でも、35人からあなたのことを1回も聞いたことがないんですよね。それってどういうことなんでしょうね……」
「あ、ごめんね、僕忙しいしもういいかな。ありがとうね、僕の本とか読んでくれて嬉しいよ。じゃあね!」みたいなことに、なるわけです。
コメント欄より:スナックキャンディで会う人はみんな、未来の自己紹介をするのでおもしろいです! だから、クラファンやレターポットを投げ合っているのだと思います。
(コメント欄を見ながら)そうそう、だからクラウドファンディングとか「レターポット」は未来の自己紹介から始まるんですよ。スナックCandyも夢に夢中になる場所だから、未来の自己紹介から始めるんですよね。
ただ、やっぱりサロン以外のところだと、どうしても自分の肩書きから入りたくなっちゃうじゃないですか。相手も偉い人だし、自分の肩書きも大丈夫ですよってなっちゃう。でも、そんなことはないんですよ。未来の自己紹介が自分にあって、相手の未来の自己紹介と交点があれば、未来の自己紹介から始めたほうがいろんな遊びしろが生まれるんです。しかもサロンのええところは、肩書き・価値から始めるんじゃなくて、未来の自己紹介から始められるところです。
POINT
未来に自分がやりたいことを言語化すると、それは「未来の自己紹介」になる
未来に交点があると、一緒に未来の冒険ができる
オンラインサロンなどでは、肩書き・価値ではなく「未来の自己紹介」から始められる
というわけで
なんかあれやね、最初はちょっとハンサムさんな感じで、西野さんの「Voicy」っぽく癒しっぽく語りたくなったんですけど、僕がこういう”しらこい話”をする時は関西弁になりますし、さらに言うと講談っぽくなるんですよね。まあ、これも自分のスタイルということで。
おあとがよろしいようでございます<(_ _)> (2020年5月28日の解説動画を記事化しました)
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