ソフトバンクのサイバー対策は本当に有効なのか?相次ぐ「個人情報漏洩」が突きつけた大きな課題

 

閑話休題。

ここまで個人情報が漏洩してしまうとなると、もはや漏洩していることを前提として、ネットを使っていくしかないだろう。

テレビなどでセキュリティの専門家が「パスワードの使い回しはしない」なんて、非現実的な対処法をいまだに語っていたりするが、もはやパスワードなんて覚えないほうが得策だ。

iPhoneやAndroidにパスワードを作ってもらい、覚えるのもiPhoneやAndroidにお任せする。

パスキーや多要素認証が使えるところは絶対に使っていくしかない。

iPhoneには「パスワード」というアプリがあり、これまでログインしてきたWebページなどを確認でき、さらに「使い回しの恐れがあるサイト」も一覧で見せてくれる。「セキュリティ」という項目には「漏洩の危険があるパスワード」として、該当するサイトをチェックすることも可能だ。

いくつかのdアカウントが漏洩の危険があるパスワードだったので、早速変更しようとログインを試みたが、「メールアドレスが設定されていない」ということで、メールアドレスを登録する画面に遷移したら「生年月日が未登録のため、本お手続きはご利用になれません」と弾かれてしまった。

今週、「dアカウントが大量に漏洩している」というXの投稿が拡散されたが、仮に漏洩していたとしても、ユーザー本人ですら全然ログインできないのだから、第三者に乗っ取られる被害に遭う確率はかなり低いはずだ。

ハッカーやAIですら匙を投げそうなdアカウントは、実はかなり安全で優秀なのかもしれない。

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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