米メディアも報じ始めた「朝鮮戦争」の不気味なリアリティ

 

安倍総理も「朝鮮戦争の可能性」を知っている

事情に詳しい関係者によれば、米政府は最近の同盟諸国との協議の中で、対北朝鮮戦略に軍事的側面が含まれる可能性を強調している。

 

2月に日本の安倍晋三首相とトランプ氏が2日間にわたって首脳会談をした際は、米側が北朝鮮に対して全ての選択肢が検討されていると複数回にわたり述べた。このとき日本側に伝えられた選択肢の中には、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射実験をする構えを見せた場合などに、米国が軍事攻撃をすることも含まれているという。日本側はこのシナリオを危惧していたと、この関係者は話す。
(同上)

北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの発射実験をする構えを見せた場合などに、米国が軍事攻撃をすることも含まれている

「日本側はこのシナリオを危惧していた」。つまり、2月の訪米時安倍総理に伝えられたと。日本側はこのシナリオを危惧していた。当然ですね。戦争になれば、日本は、アメリカ、韓国を支援せざるを得ません。国内で北朝鮮によるテロが起こる可能性も大きくなる。

とはいえ、アメリカの動きも理解できます。北朝鮮のように予測不能な国が、アメリカを核攻撃できる力をもつ。「これを止めなければ!」と考えるのは、独立国家として普通のことです。

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