顔が思い出せない人の名刺は捨てよう。交換しただけの人は人脈ではない

 

たかが名刺1枚と思うかも知れませんが、名刺は、その人の顔であり、会社の顔です。だからこそ、意味も無く安易に配ることで、自身、自社の価値を下げてしまうことにだってなりかねません。

あいさつだけ…、初対面だしとりあえず名刺交換だけ…、という理由だけで配るというのはもったいないことではないでしょうか。

「そんなこといっても、名刺交換は基本だし、 相手に渡さなければ失礼」とか、「名刺を配っていれば、どこから仕事に繋がるか分からないし、とりあえず配っておくほうがいいに決まっている」と反論したくなると思います。

確かにあいさつでの名刺交換はマナー上必要なことでしょう。だからといって、「今後どこからどう仕事に繋がるか分からない」とか、「仕事がもらえる可能性があるかも?」とか、「とりあえず挨拶だけでも…」なんて感覚だけで名刺を交換するほうが、よほど失礼なことなのです。

確かに、名刺交換をした時点で、それっきりの関係になる相手かどうかは分からないことかも知れません。

ですが、「また何かご縁がありましたら…」とか、「機会があれば、ぜひ」なんてことだけで名刺交換した人とは、99.9%その後会ったことはありません。連絡を取り合ったこともありません。

「ご縁」も「次の機会」もないのです

それでも、その後の関係が続く場合、どちらか一方が縁や次の機会を作ろうとします。つまり、表面上だけの名刺交換ではないのです。意味のある名刺の渡し方受け取り方が出来ているのです。

ぜひ、今月中にこの名刺ホルダーを整理してみてください。あなた自身が意味のある出会いをしてきたか?がわかると思います。

今日のまとめ

名刺を整理することで1年の行動を振り返る
・自分の名刺ホルダーを取り出し、顔を思い出せない人、何を話したか覚えていない人の名刺を処分する

image by: Shutterstock

 

『ビジネス真実践』
当メルマガでは、常に営業・マーケティングの本質部分に迫ります。小手先のテクニックを求める方、向上心の無い方、行動力の無い方は、時間の無駄になってしまいますので、絶対に登録しないで下さい。
≪最新号はコチラ≫

print
いま読まれてます

  • 顔が思い出せない人の名刺は捨てよう。交換しただけの人は人脈ではない
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け