思い出は海外で生き続ける。古いランドセルを誰かの夢の鞄にする方法

shutterstock_183620747
 

雨の日も風の日も、お子さんの成長を見守り続けてくれたランドセル。小学校を卒業し不要になったからといっても、なんとなく処分しづらいものですよね。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、そんなランドセルが誰かの役に立てるかもしれないシステムを紹介しています。

ランドセル、海を渡る

さて、本日は海を越えるリサイクルのお話。

3月になると、日本人は年次の終わりのような気がします。お子さんも進級や進学でそれぞれ区切りをつける季節です。新しいかばんや制服もイイものですが、それと同時に行いたいのが古いかばんや制服の処分です。特に小学校から中学に進学する場合、ランドセルは使わなくなりますね。こういうちょうどいい機会にちゃんと処分したほうが後々いいですよ。

私はしばらく取っておきましたが、最近ならランドセルのリサイクルもオススメです。ランドセルって愛着がありますからね。捨てるより誰かの役に立ってほしいものですが、新1年生は新しいランドセルをほしがるので、なかなかリサイクルできないんですよね。

…と思っていました。ところが最近は海外に送るという手があるんです。発展途上国など学齢期の子供のバッグまで手の回らない社会では、日本のランドセルは夢のかばん(☆▽☆)でしょう。

ランドセルのリサイクルの手続きは、どこも似ていて

ランドセルの状態をチェック
・豚革は宗教上の禁忌に引っかかるのでNGなんです
・使用に耐えないほどボロボロもダメです
・キーホルダーなどはすべて外しましょう

手数料を支払う
・国内集積地までの送料だけの場合と海外への輸送費も含む場合とあるようです。いずれにしても数千円です

段ボールに詰める
・テキトーな箱で良いようです

発送する

だいたいこんなカンジです。あ、ランドセルはリサイクルされるわけだから、ちょこっとキレイに拭いてあげるのはフツーですよね。それど、ささやかな学用品(未使用のノートや鉛筆など)を一緒に入れてあげると喜ばれるそうです。

ちなみに、ランドセルのリサイクルを行っている団体は複数あり、詳しい手続きがHPに紹介されています。そのうちいくつかを挙げておきます。

ワールドギフト
ジョイセフ
クラレ

このうちジョイセフとクラレでは、ランドセル募集(?)期間があります。クラレはすでに始まっており、ジョイセフは3月10日からです。

ワールドギフトなんて、ランドセルだけでなく、たくさんのものをリサイクルしているんです。ウチもオットのシャツとかスーツ(もう着ないもん)とか送ろうかしら。

6年間使ったランドセル。いろんな思い出とともに、海外の子供たちに使ってもらえたら嬉しいですね。

image by: Shutterstock

print
いま読まれてます

 

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
<<登録はこちら>>

  • 思い出は海外で生き続ける。古いランドセルを誰かの夢の鞄にする方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け