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いざという時のために備えておきたい「災害時リスト」の作り方

大きな災害に遭ってしまった時、まず大切なのは「自分の身を守る」ということですが、次に重要となってくるのは「元の生活を早く取り戻すこと」だと言うのは、無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さん。今回はそれを踏まえた「災害時リスト」の作り方を紹介しています。少し手間ではありますが、いざという時のために準備しておきましょう。

災害時の備えをする

我が家でも家の整理や情報整理を始めていますが、準備不足が多数発覚し、昨日は1日作業していました。作業内容は最後に記載します。

まず初めに、そもそも震災ってどの程度のスパンで発生しているの? ということをwiki先生に教えて頂いたので、まとめてみました。

近年起こった震度7、若しくはMj7以上の巨大災害の履歴ですが、下記リストは巨大地震のみです。震度5強程度に検索を広げるとこの5倍くらいの頻度で起こっています。

※規模は気象庁(Mj)、死者・行方不明者は「死者」として表記。

西暦1923~1950

西暦1995以降

というように、10年どころか5年も開かずに巨大地震は頻発しています。私の子供の頃のイメージって巨大地震はまれだったんですが、それは思い込みに過ぎなかったようですね。

であれば、どう考えるか?

つまり我々の生活って、「巨大地震ありき」で考えないといけないってことですよね。活断層マップを活用し中央構造線の位置を把握するなど、地震が自分の身に起こる可能性はある程度予測できますが、問題は常に想定外です。それに災害は地震だけではありません。であれば、どんな災害が起こっても大丈夫な自分を作っておくこと。

その為にはどうするか?

災害が起こった時、そこから立て直すというのは、いかに早く元の生活のリズムを取り戻せるかにあるんですね。例えばパソコンなら、リカバリーで元の環境を復元するようなもので、その為には、リカバリーのCDロムや、元のパソコン環境の情報が必要です。

だからまずは家の整理や情報の整理が必要で、その為には元の生活を取り戻す為に必要なものリストを作ると便利です。私が現在行っているのはそうした整理です。参考に昨日作成したものを挙げると、

まずはこうした連絡網を作成し、家族と共有しました。次が

財布って、大事なものが沢山入っていますが、それらを紛失した場合、早急に止めなきゃいけないカード類の連絡先や免許証保険証の再発行方法など、あらかじめまとめておくと非常に便利です。

さらに、天災時に家から運び出すものリストを作成し、実際に避難所まで持ち出してみました。大きな金庫でもあれば別ですが、とりあえず究極的に必要なものは、常に小脇に抱えて持ち出せるようにまとめておくと安心です。緊急用のリュックの備えや、中身の交換時期もこのリストで管理します。

家の中に散らばっていたり、箱に入れておくと持ち出せないので、取っ手のついたカバンのようなものにまとめておくと便利です(スーツケースを活用しても良いですね)。

最後に作成したのが家の中の荷物一覧リストです。これはどの部屋に何があるかを把握しておくと、後々自分を立て直すのに一役買ってくれます。私は引っ越しが多いので常々更新しています。

以上、作るのは大変かもしれませんが、ゆっくりコツコツ準備しておくことで、「何が起こっても大丈夫」な自分を作ることが出来ます。それが本当の災害への備えだと思います。

image by: Shutterstock

 

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