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リーマンよ、疑問を抱け。仕事を「鵜呑み」にすることで成長は止まる

日々きちんと仕事をこなしてはいるものの、その「仕事」に関するあれこれに疑問を抱いていない人…そういう人は「完全に成長が止まっている」と言うのは、無料メルマガ『目指せ! 販売の達人 ~販売力向上講座~』著者の坂本りゅういちさん。一体なぜなのでしょうか。世の中すべてのサラリーマン必読とも言える「ビジネスの基本」が詰まった記事、読まずにいると成長は見込めません。

疑問を持つ準備をする

こんにちは! 坂本りゅういちです。

少し考えてもらいたいことがあります。普段の仕事をしている中で、最近疑問に思ったことはありますか? どんなことでも何のことでもいいです。

「なぜこの什器はここにあるんだろう?」
「なぜこの書類は手書きなんだろう?」
「なぜ掃除はこのやり方なんだろう?」

思い出せましたか? もし、こういった疑問がまったくないという方。完全に成長が止まっています

疑問を持つことは仕事においてものすごく重要なことです。普段当たり前のようにやっていること、教えられたからと無意識にやっていること、そのどれもが完璧なものではありません。常に時代は流れていますし、環境も変わっていきます。

そんな中で、本当に今の状態が最高の状態なのかは誰にもわかりません。それなのに、何も疑問を持たずただ仕事をこなしているだけでは常にお客様に最高の状態を提供することはできないわけです。

接客に明確な答えは存在しないのですから、店づくりや環境づくりにも明確な答えはありません。だから常に考え続けることが必要です。

いろんなことに疑問を持つためには、疑問を持つための準備をしておかないといけません。ただぼーっと過ごしているだけではなかなか疑問は生まれないのです。

なので、普段から「これはなぜこうなっているのだろう?」と自分で問いかける癖をつけておく。そうすることで一見答えに見えるようなことでも、さらに奥の深いところまで観察して考えることができます。それが今よりも一歩先のより良い接客や店づくりの種になります。

この販売力向上講座でも、たまに読者の方から質問をいただきます。こういう質問を送ってきてくれるということは、その分店頭で日々疑問を持つ準備をしながら仕事をしているということでもあります。

実際何も考えていない人は、メールを読んでも疑問を持つこともなく、ただ勉強をした気になっているだけです。

本来疑問を持つことができているなら、もっと「この部分はどういう意味ですか?」とか「ちょっとよく意味が呑み込めないのでもう少し詳しく教えてくれませんか?」とか言ってきてもいいはずなんです。それが今よりも前に進もうとする人の行動なのではないでしょうか。たま~にそういう方もいらっしゃいますが。

受け入れる素直さは、仕事ができる人間であるために必要な要素です。ただそれは疑問を持たず鵜呑みにして何も考えないという意味ではありません。日ごろから、疑問を持てるようになるためにはどんな意識が必要でしょうか? この機会にぜひ考えてみてください。

image by: Shutterstock

 

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