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【京都】誰もがこの地に憧れた。ひとあじ違う、洛中を染める紅葉

【京都案内】今年も古都に秋が来た。紅に染まる大原の里を往く」、「【京都案内】大人は洛北を目指す。古都で紅葉に息を飲む旅」、「【京都案内】夜も、また良し。古都一番の紅葉を思い出に加える旅」、「【京都】境内に広がる敷き紅葉を独り占め。哲学の道で思索に耽る」と4回にわたって皆さんに「京都の紅葉の名所」の見どころをお伝えしてきた無料メルマガ『おもしろい京都案内』。今回はいよいよ市内中心部、洛中の紅葉スポットをご紹介します。

紅葉特集「京都洛中の紅葉名所」

今回の紅葉特集は市内中心地、洛中の紅葉名所をご案内します。この4ヵ所は有名どころであり、誰もが知る名所中の名所ですよね。大徳寺からは高桐院を取り上げましたが、広大な境内には数多くの寺院が点在しています。全てが公開されているわけではありませんが、多くは紅葉の名所です。大徳寺だけで一日中紅葉を満喫できるぐらいの名所なので是非足を運んでみて下さい。それでは今回も写真入りの私のブログと共にお楽しみ下さい!

北野天満宮

image by: 京都フリー写真素材

北野天満宮は菅原道真を祀った神社で、地元では「北野の天神さん」として知られています。菅原道真は学問の神さまとしても知られ、受験生などの祈願、絵馬の奉納が後を絶ちません。福岡の太宰府天満宮、東京(上野)の湯島天神と共に天神信仰の中心です。 

北野天満宮では毎月25日に天神さんと呼ばれる市が催されます。特に梅が咲き誇る2月25日は梅花祭があり、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)の芸妓さんによる野点も行われます。

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西本願寺

image by: 京都フリー写真素材

地元の人には「お西さん」の呼び名で親しまれています。浄土真宗本願寺派の本山で1272年に親鸞聖人の末娘覚信尼(かくしんに)が京都の東山大谷に建立した廟堂が起源。その後大阪、和歌山などを転々とした後、1591年豊臣秀吉が現在地を寄進し今の場所に400年以上存在する大寺院。1602年、本願寺は東西に分立。

御影堂と阿弥陀堂は国宝。書院の庭園は桃山文化を代表する枯山水様式です。その他、わが国最古の能舞台(北能舞台)、唐門など桃山文化を今に伝える国宝建造物が多数あり見どころ満載です。1994年に世界文化遺産に登録されています。

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高桐院(大徳寺塔頭)

image by: 京都フリー写真素材

大覚寺境内にある高桐院の紅葉は11月下旬ごろに見ごろを迎え、京都市内でも比較的遅めの紅葉が楽しめるスポットです。葉する境内の木々が燃えるように赤く染まる光景も、散った後に地面に積もる紅葉もとても感動的です。

高桐院は大徳寺の数ある塔頭の中のひとつです。入り口から続く見事な竹林や青々とした樹木が一斉に色を変える美しい景色は味があって京都らしさを味わうことが出来ます。

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今宮神社

今宮神社は平安時代の創建以来、疫病を鎮める健康長寿の神をまつる神社として信仰を集めています。もみじに彩られた東門をくぐると境内のいたるところに紅葉が見られ、京都の風情を味わうことができます。

門前の「あぶり餅」のお店が江戸時代の名残を感じさせてくれます。あぶり餅を食べながら今宮神社の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今宮神社 紅葉 2015年見ごろは? 別名「玉の輿神社」??
「玉の輿」ニッポンのシンデレラ「桂昌院」

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

 

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毎年5,000万人以上の観光客が訪れる京都の魅力を紹介。特にガイドブックには載っていない京都の意外な素顔、魅力を発信しています。京都検定合格を目指している方、京都ファン必見! 京都人も知らない京都の魅力を沢山お伝えしていきます。
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