切って入れて焚くだけ。体を芯から温める冬の男のネバとろ鍋

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こうも寒いと体の芯から温まる鍋料理をいただきたくなりますよね。でもせっかく食べるのならば、美味しいのはもちろんのこと、少しでも身体に良さげな物を、と考えるのが人情。そんな方のために、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが、ありえないほど簡単・美味しい・健康的と、三拍子揃った鍋物レシピを紹介してくださっています。

ネバネバとろ~ん! タラとなめ茸とチンゲン菜の蓮根おろし鍋

gatugatu佐藤です。今回は、「あっさり鍋」を伝授したいと思います。

冷え込む日が続いておりますがあなたのところではどうですか? こんな日は、からだの芯から温もる「鍋料理」が一番。しかも「鍋料理」は簡単に作れます。ズボラなあなたにおすすめはこれ!

「タラとなめ茸とチンゲン菜の蓮根おろし鍋」。

この鍋、以前に伝授したことがある鍋ですが、食材がシンプル。タラの切り身とチンゲン菜となめ茸と蓮根のみ。なめ茸はそのままぶち込む。チンゲン菜はササっとばらすのみ、後は、蓮根すりおろすだけです。特に面倒な作業もなく、出し汁に食材をぶち込んで焚くだけ

出し汁も簡単!「12:1:1の割合の鍋出し汁。お玉で、出し(水)12杯、みりん1杯、薄口醤油1杯、(+カツオ出しの素)と計って合わせると簡単にできます。市販の添加物たっぷりの鍋出しの「素」なんかより断然旨い! この鍋出し汁にタラの切り身とチンゲン菜、なめ茸とすりおろした蓮根をぶち込んで、グツグツ焚くと、なめ茸と蓮根の粘りで、出し汁がネバネバとろ~んと「とろみが付きます

私は最近、メールを頂くことが多いのですが、「佐藤さんから伝授された料理作ってみました! 美味しかったです」など、ありがたいメールです。「作ってくれたんだな。」とほんとうれしく、励みになります。私が伝授した料理を1度でも作ってもらえると、どんな感じでできるのか、など、調理過程もよくわかります。めんどくさそうな料理でも以外と簡単に感じてくれるようです。

「美味しい!」、これは私、自信持って言えます。レシピ見ているだけでは、料理できるようにならないので、もし、まだ、レシピを見て作ったことがないあなたは、是非! 挑戦! 実践して下さい。

「そんなに言うなら! 早く詳しい作り方教えろ!」と言われる前に説明しておきます!

レシピ

【材料】(1人前)
タラ切身(鍋用)……150g
チンゲン菜……2カブ(1袋)
なめ茸……80g(1P)
れんこん……100g

【鍋出し汁】1人前420~480cc
『出し汁12(14):みりん1:薄口醤油1』の割合
 水……割合「12」なら360cc、「14」なら420ccです。
みりん……30cc
薄口醤油……30cc
カツオ出しの素……2g
 (約30cc入る玉じゃくしで水12(14)杯、みりん1杯、薄口醤油1杯と計った分量です)
 ※鰹削り節でとった鰹出し汁を使う場合は水の量が「鰹出し汁」になります。「カツオ出しの素」はいりません。

タラの切り身は、なべ用の小さめの切り身を用意して下さい。ガッツリ150g、大きい切り身なら2切れ分です。

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1.チンゲン菜は、根元を切り落とし、ばらして流水でよく洗い、土を落とします。
ばらすだけです、そのまま使います切りません。水気をきっておきます。

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2.なめ茸は、ザルに空け流水で洗い、表面のヌメリをサッと取ります。

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3.蓮根は、皮を剥きます。水でサッと洗いアクを流します。

繊維に逆らってすりおろします。ひっかかるような感じで、少しすりにくいですが、回しながら行うと細かい「おろし」になります。

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4.軽く押さえて、水分を少し搾ります。

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5.一人鍋に【鍋出し汁】の水、調味料を合わせます。

強火にかけます。

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6.鍋出し汁が沸騰してきたら、チンゲン菜を入れますはみ出たら押し込んで下さい

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7.タラ、なめ茸もぶち込みます。

 再沸騰したら、中火にします(弱い沸騰が続いている状態の火加減)。アクが出るのですくい取りながら、2分ほど焚きます。(チンゲン菜、なめ茸、タラも熱は早く通るので焚き過ぎないようにします)。

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8.タラが白くなり、熱が通ったらおろし蓮根をぶちまけます。

タラの上に一文字型に広げてのせます。

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9.おろし蓮根を軽く押し込むようにして熱を通したら完成です!

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買い物に行ったら、タラの切身、蓮根、なめ茸、チンゲン菜を買って下さい。
で、「ネバネバとろ~ん! タラとなめ茸とチンゲン菜の蓮根おろし鍋」を、是非! 作ってみて下さい。

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