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3ヶ月後にツケが来る。「何もしないけど疲れた」が相当ヤバい訳

「何もしてないけれど、疲れたなあ」と思うこと、ありませんか? 無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんによると、この状況はとても危険なもので、それから100日後に「大きな悪影響」が出るとのこと。そういった事態に陥らないためには、どのような意識を持つ必要があるのでしょうか。

何もしない疲れ

「何もしないから、疲れる」っていうこと、ありませんか?

例えば一日中家の中でゴロゴロしていたり、どこかでボーッとしていたりするだけでも、疲れたりお腹が空いたりします。何もしていないのに、寝ても寝ても疲れるし、食べても食べてもまたお腹が空く。

この状況になった時には、「これはまずい。この状況を打破しないと」という気にならなければなりません。

いわゆるシャッター通りなどと言われる、全然お客様が来ないという商店街で、個人商店を覗いてみて下さい。店主や店員が、ものすごく暇そうにしています。何もしなくて店員同士で私語をしていたり、スポーツ新聞を読んだりして、お客さんを待っています。

そして、閉店時間が来たら、うーんと伸びをして首を回したりして「今日も一日終わったー」と疲れたようなことを言って閉店準備をします。お客様を待つことだけが仕事だと思い込んでしまっているのです。こんなお店、「まちぼうけ」の童謡と一緒で、お客様なんて来るわけがないのです。

何もしなくても疲れるのだから、「今日も一日頑張ったと錯覚しがちです。一日が終わって疲れた時は、「とにかく行動しすぎて疲れた」のか、「何も行動しなかったから疲れた」のか、はっきり分からなければなりません。

何も行動しないこと、または手を抜いていたことによる疲れの場合、その行動しなかったこと、手を抜いたことが、3ヶ月後以降に影響すると意識します。つまり、サボっていた分、お客様が来なくなったり離れていったりと、なんらかの影響が100日後ぐらいに来ます

3ヶ月立たないと分からないわけですからその場で実感できないのがやっかいです。「あっ、このまま何もしない疲れが来るような生活を送ってくると、3ヶ月後より後は絶対にヤバくなるぞ」という危機感を持たなければなりません。

「何もしていない状態」
「手抜きをしている状態」

は、すぐに自覚できる感覚が大事です。

「あっ、今何もしていないぞ」
「あっ、今手を抜いているぞ」

とすぐに自覚をして、3ヶ月後に悪影響を及ぼさないように、すぐに行動を起こしたり気力を立て直したりする。経営者やクリエイターは特に、そのような意識を持つようにしたいものです。

【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

image by: Shutterstock.com

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<まぐまぐ大賞2015・ビジネスキャリア部門第1位受賞/まぐまぐ大賞2014・総合大賞受賞> 連載5,000回を突破した、次世代を切り拓くビジネスパーソン向けの情報メディア。ご商売に活かせる発想源を毎日お届け。世に価値あるものを提供したい経営者・マーケティング担当者だけ、お読み下さい。

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【著者】 弘中勝 【発行周期】 日刊

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