五段、七段、九段
日本人でも分かるー的な部分もあるのですが、お国柄が出ている部分もあります。日本人からすれば五段、七段、九段が分かり難いかも知れません。
五段の学校の自由
例えば北京の大学に北京以外の戸籍の中国人は北京戸籍の学生より点数を多く取らないと不利だったり、そもそも上海の戸籍が無いと上海の学校に通えない、行きたい学校の区域外からは通えないなど、日本以上に制限があるため。
七段の治療の自由
経済的余裕があれば中国で治療を行うより国外の優れた技術を受けられる、中国国内でも治療費が莫大にかかる事もあり治療を行う事ができない、もしくは治療を行う日程も人脈があり「施し」次第で日程が早くなる等。
九段の国籍の自由
経済的な余裕があれば、他の国に国籍を変えて住むことができる。という事なのですが、多くのお金持ち中国人はカナダやフィリピン、オーストラリアなど、中国を離れて悠々自適な生活を送っている人もおり、私の友人からも「金を稼いで何れは海外移住!」と話す人も。移住をすれば国によって医療が充実していたり、物価の安価であったり、空気や水などの生活環境も綺麗で生活がし易いので検討しているようです。
日本語が話せる中国人の友人は、日本は医療、生活環境、物価も上海より安い、それよりも日本人の丁寧さや優しさ、サービス精神、街の綺麗な点を考えると、「日本がいいなぁー」と漏らしていました。
しかし「猫ひろし」以外の日本人のどの位の数の人たちが、「日本の国籍を他の国の国籍に変えよう」と考え、中国人のように行動に移すのでしょうか?
この辺、日本人には思いもつかない発想点かも知れません。
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ジンダオのここだけの話
中国で話を聞いて日本人って良かったなぁと思うのは、日本人のパスポートはビザが無くとも旅行にイケる場所が多い点。
中国人はパスポートをとってもビザの申請も多く、申請してもビザが取れない場合などもあり、旅行に行くにも大変。
国籍、変えられれるものなら変えたいと思うのでしょうね。
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