なぜ「家電のカタログ」が営業トークの教科書代わりになるのか

kyoju20171206
 

「どうしたら物やサービスが売れるのか」という、ビジネスマンなら誰しもが考え続ける、ある意味「永遠のテーマ」。お客様が思わず買いたくなるフレーズがあるのなら、多少のお金を払ってでも知りたいものですよね。ところがそんな魅力的なワード満載の「ファイル」が無料で手に入る、と言うのは無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん。ズバリ、「家電のカタログ」が営業トークの教科書代わりになる理由とは?

販売の教科書代わりになるアレ

家電、好きですか?

男性の方は、家電好きが多いと言いますが、最近はデザイン性に優れたものや、新たな機能で、これまでにない便利さが増して、女性ファンも増えていると聞きます。これまでにも度々書いてきましたが、私も家電は大好きです。

さて、今回お伝えしたいのは、家電そのもののことではありません。家電にまつわるあるものが、販売員にとって、とてつもなく良い教材になるという話です。

家電を選ぶ際、家電屋さんに行くと、ほとんどの人があるものを見ることになります。その場で店員さんに話しを聞いて選ぶという人もいますが、かなりの確率で、そのあるものを持って帰って検討することになります。

そうです。カタログですね。正確には、製品カタログとパンフレットが一緒になっているようなものです。これ、何気なく見ているかもしれませんが、販売員にとっては、教科書と言ってもいいくらいのものだと思います。なぜなら、接客ワードが学べるからです。

家電というのは、基本的に、機能やスペック(仕様)がわかりにくいものです。詳しい人ならいいのですが、素人である私なんかにとっては、とてもややこしく感じます。しかし、家電屋さんでもらえるあのカタログを見ると、ものすごくわかりやすい説明や思わず欲しくなってしまうような言葉がたくさん載っています。それは、家電メーカーの中の担当者たちが、売るために必死になって考えていますから当然です。

つい最近も、我が家の洗濯機を買い替えたいという話から、妻が仕事帰りにカタログをもらってきたのですが、信じられないくらい買いたくなるような魅力的なワードのオンパレードでした。「いや、これ店頭の販売員に言われたら、めちゃくちゃ納得するだろ」と、思ってしまうわけです。

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