「コピーや弁当買いは誰がやっても同じ」と思う人が出世しない訳

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仕事ができる人、できない人の差は多く語られていますが、「雑用を雑にやっているか否かだ」と指摘するのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは「雑用はビジネスのキング」とした上で、「出世したければ雑用のプロになれ」と記しています。

雑用はビジネスのキングなのだ

仕事が出来ない人って、颯爽と仕事をしている人を見ると、システマティックにテキパキとやるべき重要なことをムダ無く、効率的にやっていると考えるものです。ところが実態はそんなにキレイなモノじゃないの。むしろドタバタの連続で、その場その場で臨機応変に手を打たなきゃならないことばかりをしているんです。

だいたいね、文書化されていてルーティーン化されてた仕事を、ホワイトカラーがやるわけないの。手順が決められて、条件分岐まで見極められているのなら、もっと賃金の安い人にやらせるに決まってるでしょ。

そう考えたら、経営幹部の仕事なんてすべてがイレギュラーな雑用なんですよ。いつでも、何をやっても、

 ● は? そんなケースは初めてなんですけど…

と言いたくなるような場面で、自分の責任で最も正しい道とやり方を見つけなきゃいけないという、なかなかムリゲーに近いことをやり続けているんですよ。もちろんその判断や思考が間違っていたら手痛いしっぺ返しが待っているわけで、最悪の場合それだけで会社を放逐されることだってあるんですから。

ルーティーンの決まり切った、やる前から結論や未来が分かっている仕事がどれだけラクなのかを、こういう仕事をしたら思い出しますから。

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