みなさんは今、こんなルーティーンの仕事をやっていると思うんですが、その中でも雑用と分類出来る仕事がありますよね。いつもの仕事に付随している、でもたまたま今しかやらないような仕事。こういう雑用を雑に用いる人は出世しませんから、注意して下さいね。
そのマインドって要するに、決まり切った手順の範囲内でしたら、完璧にやれるんですが、そうでなければテキトーにやりますよと宣言しているのと同じですから。
仕事の本質は雑用なの。雑用からグレードが落ちて、手順化、文書化されたものをルーティーンというの。だから雑用を真剣に楽しめるように仕事をしなきゃだめなの。
ダメな人って、文書化されたルーティーンを大事な仕事だと考えて、そちらを優先的にやろうとするのよ。これって完全におバカな人の発想ですから。ルーティーンなんて誰でも出来るようになってるんですから、そんなのは他の人に任せたら良いの。隙があれば、ルーティーンではなく、イレギュラーで文書化されていない仕事に精を出すの。
そしてその仕事を完璧にやるには、どことどこに神経を配れば良いのか、もっと効率良く、美しくやるためには何をどうしたら良いのか?を考えながらやるの。
たかだかコピーを取ったり、名簿を並べたり、お弁当を買ってくるだけのような仕事でも、そのアウトプットには優劣が付いているんですよ。こんな仕事は誰がやっても同じだろう? って考えてますよね。だからあなたは出世出来ないの。たかがコピーを取らせるだけでも、クオリティーに差が生まれるから、そんな差を生み出した人が出世しちゃうの。
みなさんは、そんな低俗な仕事はテキトーにやっておけば良いやと考えて、質の低いアウトプットしか出さない、出せないから、いつまでもうだつが上がらないの。つまりそれは、雑用を一段下の仕事だと認識するところから始まっているのよ。
ですから出世したければ、これからは雑用のプロになりなさい。そこを目指しなさい。本気でそれを目指したら、考えなきゃならないこと、やらなきゃならないこと、注意しなきゃならないことの全てが変化するから。それこそが今のあなたに足りない部分なの。つまり君がダサい仕事しか出来ない理由もそこにあるの。
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