日韓両政府は16日、輸出管理を巡る政策対話を東京・霞が関の経済産業省で開きました。局長級の政策対話は、互いの貿易管理体制を巡る定期的な意見交換の場として開かれた2016年6月以来、3年半ぶり。冷え切った日韓関係の中、当局間の協議でどのような解決策を探るのか注目が集まりました。
午前10時から始まった政策対話では、日本からは経産省の飯田陽一・貿易管理部長、韓国からは産業通商資源省の李浩鉉・貿易政策官が出席。NHKによると、「まず最近の貿易管理をめぐる国際情勢について話し合った後、主に後半で日本が韓国向けの輸出管理を厳しくした措置などについて意見を交わした」とみられ、午後8時すぎに終わりました。
約10時間に及んだ政策対話の終了後、梶山経済産業大臣は記者団に対し「それぞれの輸出管理の体制について意見交換した。専門的観点から幅広く議論が行われ、相互の理解を促進することができた。引き続き懸案の解決に資するべく、政策対話と意思疎通を継続していくことに合意した」と述べたとNHKは伝えています。
日韓局長級政策対話 終わる #nhk_news https://t.co/PjaoLCHbQR
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月16日
また、梶山大臣は「確認を重ねていく中で、(輸出管理厳格化の見直しなどを)判断していく」と述べ、韓国側の貿易管理体制を引き続き注視していく考えを示したと産経新聞が報じています。
今回、具体的な成果についての言及はなかったということですが、梶山大臣は政策対話が行われたことについて、「一つ進展だとは思う」と述べ、評価しました。次回はソウルで政策対話を開くということです。
これに対して、ネット上では様々な声が挙がっています。
Twitterの反応
台湾はホワイト国じゃないけど日本からフッ化水素輸出してますよ。在庫管理ちゃんとやればいいんです。問題はそこね。
日韓、輸出管理巡りきょう政策対話 3年半ぶり:日本経済新聞 https://t.co/CKJiUJEfiK
— 上念 司 (@smith796000) 2019年12月16日
日韓両国は輸出管理の体制の改善状況の共有を含め、引き続き意思疎通を行うことで合意し、次回の対話は近くソウルで行われる予定です
「近く」っていつ?
具体的に日程を決められないと言うことは、日本からの宿題を韓国が対応するのに時間がかかることを示唆してる?— 湧水 (@SuigenMinamiaso) 2019年12月17日
貿易管理をめぐり3年半ぶりの日韓局長級政策対話。主張は平行線でも、お互いの意見をぶつけ合うことで解決の糸口も見いだせる。歓迎したい。嫌韓やヘイトで食っている一部の論者やマスコミは、金儲けの手段が減って悲しむかもしれない。安倍首相よ、獅子にならんと欲すれば、身中の虫を除去すべきだ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年12月16日
日韓の貿易対話か、また無駄なことをしておるの
韓国の主張は「日本から韓国へのホワイト国除外の撤回」のみで、韓国からの譲歩は無いし、それ以外の解決は無いと思うておる
韓国には「韓国は絶対に完全に正しい」かつ「日本は加害者かつ絶対に完全に間違っている」と言うのが根底の認識にあるからの— 荒木暦 (@ed630da1238a4df) 2019年12月16日
韓国に帰国したら、ないことないこと捏造発表して、勝利宣言するんだろうね…😙 #primenews
日韓局長級対話 🇰🇷韓国側ブリーフ pic.twitter.com/cQ5o1kIkY8
— 酋長仮免厨 (@kazooooya) 2019年12月16日
image by:Shutterstock








