アメリカのニューヨーク市のデブラジオ市長は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための策として、ニューヨーク市に屋内退避勧告発令の可能性を示したとロイター、共同通信などが報じた。デブラジオNY市長は、屋内避難勧告の決定は下していないものの「市民はその可能性に備えるべき」とし、48時間以内に決定されるとの見込みを述べたという。また、サンフランシスコ市ではすでに外出禁止が発表された。
ニューヨーク市も外出禁止を検討 - 全米感染者5千人超にhttps://t.co/4oNBZEWDqc
– 共同通信公式 (@kyodo_official) March 17, 2020
米サンフランシスコ市で外出禁止 - 市街地は閑散、周辺地域もhttps://t.co/j6wOA0q44f
– 共同通信公式 (@kyodo_official) March 17, 2020
サンフランシスコ市周辺は外出禁止
ニューヨーク州全体ではこれまでに1300人以上の感染が確認されており、ニューヨーク市では配車サービスについて、家族や夫婦などを除き、他人との相乗りは禁止された。また、共同通信によると、サンフランシスコ市と周辺地域では、4月7日までの外出禁止期間がスタート。不要不急の外出が禁じられ、違反すれば罰則の対象となるとしている。
店内飲食禁止も…
中日新聞によると、アメリカ国内の一部地域では、飲食チェーン大手が店内飲食を一時的に停止し、テイクアウトと配達だけの営業に切り替えている。マクドナルドは店内飲食コーナーを閉じ、飲料のセルフサービスも停止。商品はテイクアウト、ドライブスルー、配達で提供するという。スターバックスは、商業施設や大学構内にある直営店の休業と、店内飲食の停止を発表している。
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