コロナで年金運用17兆円マイナス。過去最大の赤字で生活に影響は

2020.04.03
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by MAG2NEWS編集部 NK
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新型コロナウイルスの影響により、公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立法人の1〜3月期の運用は17兆円前後の赤字になるとされ、四半期ベースで過去最大の赤字幅になると見られていると共同通信などが報じた。今回の赤字で、私たちの年金支給額などに影響はあるのだろうか。


直ちに影響は出ない

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な株安による影響を受けた。2019年度全体でも8兆円前後の赤字になると見込まれている。朝日新聞によると、年間約50兆円かかっている公的年金の給付の大半は、現役世代の保険料と税金でまかなっており、積立金は受給者増加で足りない分を補っている。また、年金積立金管理運用独立行政法人では長期的に運用しており、これまでの累計黒字でまかなえるため、短期的な赤字は直ちに年金の支給に影響は出ないという。

運用方針変更か

NHKによると、年金積立金管理運用独立行政法人は今後5年間、国内債券の比率を10ポイント引き下げ、利回りのよい外国債券の比率を10ポイント引き上げる方針を明らかにしている。これについて菅官房長官は、「運用環境の変化を踏まえつつ、専門的な地検に基づいて十分に検討を重ねて行われた」と明かし、「年金積立金は一時的な変動に過度にとらわれるべきではない。引き続き、安全かつ効率的な運用を行なっていきたい」との旨を述べていた。

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source:共同通信朝日新聞NHK

image by:Shutterstock

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