倒れる前に助けを求めよ。コロナ禍で閉店する前に実践すべきこと

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新型コロナウイルス流行拡大防止のための自粛要請により、瀕死の状態に追い詰められている外食業界。閉店を余儀なくされる店舗も少なくありません。この状況、もはや打つ手はないのでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、「閉店の瀬戸際まで追い込まれた時、最後にひとつだけ実践して欲しいこと」を挙げ、簡単に諦めるべきではないとしています。

お客さまに助けを求めよ!

厳しい状況に追い込まれ、閉店を決断しなければならなくなった時、最後にひとつだけ実践して欲しいことがあります。

お客さまに助けを求めてください。

いまの状況を素直に話し、「助けてください」とお願いしてみましょう。先払いチケットの購入。クラウドファンディングでの資金提供。ネット販売での購入。できる手立てをすべて試し、誠心誠意お願いするのです。

もし、助けてもらえないようなら、それはお客さまが冷たいのではなく、これまでのあなたに原因があることを悟り、諦めるしかありません。お客さまを大切にしてこなかったのです。お店のファンがいなかったということです。お店に愛着を持ち、困っている時には助けてあげたい、と思えるほどの存在ではなかったのです。

お客さまを想い、お客さまを喜ばせたいと願っていたでしょうか。お客さまを笑顔にしてきたでしょうか。商売への姿勢は、間違っていなかったでしょうか。疑いようのない自信があるなら、きっとお客さまは助けてくれます。お店の存続を願ってくれます。応援してくれます。簡単に諦めてはいけません。

助け合い

いま、小さな企業同士の助け合いが始まっています。

料亭に納品していた養殖魚が余ってきたので、お弁当屋さんの食材として安く提供したり。休業している飲食店の従業員を水産加工会社へ派遣したり。食料品の問屋で残った食材を子ども食堂に寄付したり。

このような、小さな企業の困りごとを情報として集約することで、「困りごとのマッチング」を行っているのです。

情報をたくさん集めれば、さまざまな困りごとが解決できるかもしれません。「お互いさま精神」で、この苦難を乗り越えましょう。

image by: image_vulture / Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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