良い人を探して歩いているだけ。日本一の営業マンの沁みる言葉

shutterstock_1462394855
 

「慣れが大切」とも言われる営業ですが、回れども回れども断られ、時には罵声を浴びせられたりと、心が折れそうになることもしばしばあるものです。人生の先輩たちは、そんな状況をどう凌いできたのでしょうか。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では著者で営業実務コンサルタントの島田安浩さんが、かつて「日本一の営業マン」の口から直接聞いたという、心に沁みる言葉を紹介しています。

良い人って絶対います!

さて、今日は「良い人は絶対にいる」って話です。

実は、私が尊敬する営業マンが、名古屋にいます。「日本一」の営業マンFさんです。日本一って言ってもいろいろいます。私も、日本一キヤノンのレーザーFAXを販売した経験があります。ただ、良く分からないような日本一もいます。このFさんは本当に日本一です。もともと、NTT販売店で日本一だった会社の、トップセールスでした。何が凄いかって、連続オーダー記録がばかばかしいぐらい凄くて、話に成らないのです。私も、現場で長くやって来たので、この記録の凄さが良く分かります。毎日、契約を上げ続ける記録ですが、私の場合は、せいぜい、1週間程度です。月間で稼働日以上のセット数というのはありますが、なかなか、契約を続けるというのは難しいです。このFさんは、2年以上も契約を取り続けた人です!「ヤバい」ですよね!?まあ、凄過ぎて、意味不明です!

このFさんと一緒に回っていた時に、

「良い人って絶対にいるんです」
「僕は、良い人を探して歩いているだけです」

こんな話をされたのが、非常に印象深かったです。

飛び込み営業でも、テレアポ営業でも一緒ですが、断りの連続なんです!まあ、営業って、悲しい仕事です。断られるために、回っているような、そんな感じがします。ただ、1日1件や2件は、良い人に会えるのも、営業の面白さです。話を聞いてくれたり、契約をしてくれたり、そう言う人って、回っていると本当にいるんです。だから、回りながら、電話をしながら、宝探しのように、良い人探しをすればいいのです。

営業ってドラマの連続です。凄まじく怒られたと思ったら、次の一件で、本当に良い人に出会えて、契約が決まったりします。こういう、ドラマを経験できるかどうかは、めげずに回り続けられるかどうかにかかっています。メンタルが落ち込んだ時や、見込がポシャッタ時なんか、「もう、回りたくないなぁ~」って思う自分がいます。そんな時に、「良い人探ししよう!良い人は絶対にいるから」そう自分に言い聞かせる。回るため、頑張って自分を動かすための、呪文として、頭に入れてください。

「良い人は絶対にいる」

間違いないです!

image by: Shutterstock.com

島田安浩(営業コンサルタント)この著者の記事一覧

最初売れない営業マンだった私が、売れるようになり、日本でトップセールスに登りつめ、経営者として株式公開した。その営業ノウハウを、売れる営業の常識と売れない営業の非常識と言う観点で分かり易くまとめた。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識! 』

【著者】 島田安浩(営業コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 良い人を探して歩いているだけ。日本一の営業マンの沁みる言葉
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け