ギャンブル性がウケている。廃棄寸前の服で大儲けする店のカラクリ

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様々な企業があの手この手で集客を図っている中にあって、意外なアイディアでお客様からの感謝を獲得したり、リピーターを増やしている店舗が注目を集めています。広告費をかけられないのであれば、頼りになるのは発想力。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、そんな5つのお店の戦術を紹介しています。

感謝される茶舗&海苔店のサービス

ある茶舗&海苔店では、葬儀用のお返し品を買っていただいた場合、その葬儀の受付をお手伝いしたり、お返し品を手渡す係りを無料で派遣しています。

葬儀の際の人手不足というのは、結構あるようで、経験豊富なベテラン販売員を派遣する、このサービスは、大変感謝されています。

他の業種でも、お客さまが商品を買い求める背景を考えれば、こうしたサービスは思いつくはずです。

キャンブル性

メーカーで廃棄されるはずだった服を買い取り、激安で販売するお店があります。激安なのでファンも多いのですが、その販売システムがユニークであるため、頻繁に通うお客さまもたくさんいます。

そのシステムとは、1つの商品が入荷すると、毎日価格を下げ続け、1週間後には100円になることがあるのです。お客さまは、欲しい商品に目をつけておき、安くなるのを待つのです。

同じ商品を狙う他のお客さまがいると、いつ買うかで駆け引きがあります。今日買うか、明日まで待つか。そのギャンブル性がウケているのです。面白い仕掛けですね。

小さな「食のイベント」

小豆島の「つくだに屋さん」では、十数種類の佃煮の試食ができます。その際、1杯100円でごはんを提供しています。

佃煮だけを食べるのではなく、ごはんと一緒に食べることで、より美味しさがわかるというものです。

これは嬉しいサービスでもあり、ウマい販売促進策でもあります。

京都の漬物屋さんでも、ごはんを提供し、どれだけ漬け物を食べてもいいようになっています。

まるで、小さな「食のイベント」ですね。

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