ギャンブル性がウケている。廃棄寸前の服で大儲けする店のカラクリ

 

自身を持って売る

東京に、たった3坪の八百屋さんがあります。お昼近くにならないと開店しません。しかし、開店後はたくさんのお客さまがやって来て、次々と野菜が売り切れてしまいます。

お客さまが、「この大根、大きいけど、こんなにいらないわ」と言えば、若い店主は半分に切って、売ってくれます。お客さまの要望は、なるべく聞くようにしています。

ここの野菜は、有機栽培のものだけです。中央市場や仲買いからは仕入れず、毎朝、契約農家をまわって、自分で収穫してきます。自分で収穫すれば、自信を持って売れるからだそうです。

さらに、将来的には、自分の農場を持ちたいと言います。それは、自分で作れば、もっと自信を持って売れるからです。

image by: Club4traveler / Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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