公明党との連立解消も?自民は40議席超えの維新と手を組むのか

 

景気動向は

7-9月期は、コロナ感染が拡大して、景気は良くなかったようである。旅行業界、空運・陸運業界、飲食業界の決算は、下方修正が多くて非常に悪い。特にANAは、従業員900人減のリストラを行うように、苦境が続いている。

そして、自動車会社も、部品不足で生産ができずに、系列の自動車部品メーカーも業績を下方修正している。

良かったのが海運業界で、コンテナの輸送費が上昇して、配当率が10%というような配当金が出せるほど、業績が良かった。メルカリやリサイクル系の会社の業績もよかったようだ。

良いものもあるが結果は、7-9月期のGDPではマイナス成長と予想されている。

今までは、良いところと悪いところが明確なK字回復が続いたが、今後は円安で輸入物価が上がり、原油価格の高騰もありで物価全体が上がりコスト上昇で利益が減少するが、逆にワクチン接種が70%以上まで上がり、先進国でも接種率上位になり、その結果コロナ感染の縮小で、旅行業界、空運・陸運、飲食業界に客が戻り、景気が上向くと期待できる。

しかし、10月の結果は、客足はコロナ前の半分と飲食店の人は言うが、それでもコロナ禍の時より、多くなってきている。東京は新規感染者数が30人以下になっても、電車の中にいる乗客の100%がマスクをしているし、窓は少し開けられている。まだ、危機時の体制が継続しているが、徐々に乗客は増え、街の人出も増えている。

雇用も戻り、飲食店での募集も増え、それに伴い貧困状態から脱出する人も増えてくるはず。街の様子も変化すると期待したい。

ということで、中国の景気は下がり、米国の景気は横バイ、日本の景気は、コロナ明けで上昇することになり、景気判断は難しくなる。

だが、11月から1月まではボーナスシーズンで消費が盛り上がる時期でもあり、景気は良くなると期待できる。

政府は、GoToトラベルやGoToイートをいつやるのかハッキリしないが、消費性向は盛り上がり、GoToなしでも消費者は消費を盛んに行うようである。雇用が生まれて、貧困層への給付金も必要なくなったように感じる。

徐々に、いろいろな支援金を止めていく時期になったような気がする。しかし、選挙では分配を争点にしている。そうではなくて、給与を上げられるようにする方が先のような感じである。

株価も上がりやすい時期に入ったような感じがする。

さあ、どうなりますか?

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