沖縄・石垣の「共同売店」が、スーパーと対立せず営業を続ける驚きの仕組み

 

~沖縄式ビジネスモデルが、日本に持続可能なビジネスをもたらす!!~

沖縄石垣で機能している持続可能なビジネスとは?沖縄式ビジネスモデルとして、詳細をまとめてみました。

  1. 地元家族経営の助け合いの個店まちやぐわーは、地元の家族経営メーカー商品を主に扱い、地元メーカーの店主やスタッフが直々まちやぐわーの店頭に配達し、店舗売り場に陳列し、納入後サインをもらい、地元近隣住民に販売される
  2. 本土系欧米型スーパー(イオンなど)は本土又は地元中小メーカーから配送トラックが物流センターなどを経由し、店舗に配達され、売り場での陳列は店舗スタッフが行い、地元近隣住民に販売される
  3. 地元系欧米型スーパー(サンエーやかねひでなど)は1と2の混合による店舗経営で、本土系欧米型スーパーとは、特に地元家族経営メーカーの扱い商品に違いをもたせ差異化し、地元色を価格とともに打ち出し、地元近隣住民に販売される

1.2.3.の3つの小売ビジネスが地方の限られたマーケットで、売上を獲得し、利益を生み出すことで持続可能なビジネスを営んでいます。

持続可能とする地域の競合とは、価格で競争しなければ生き残れない従来型のビジネスモデルではなく、地元家族経営まちやぐわーのような個店=スモールビジネスが共栄共栄できる、地元住民がそれぞれのお店を必要とする競合環境の醸成がまずは地域に不可欠です。

SDGs持続可能なビジネスを成り立たせるビジネスモデルとは地方住民目線でそれぞれが役割分担することで価格とその価値を納得できる商品やサービスの違いが重要です!!!

元来地元同士が助け合った風土文化のある日本の地方でも、沖縄式ビジネスモデルを導入できる可能性は大なのです。

image by: Shutterstock.com

清水ひろゆきこの著者の記事一覧

日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。<少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 次世代ニューノーマルに売れるサステナブルビジネス~第3の持続可能なビジネス 全貌解説!!~ 』

【著者】 清水ひろゆき 【発行周期】 不定期

print
いま読まれてます

  • 沖縄・石垣の「共同売店」が、スーパーと対立せず営業を続ける驚きの仕組み
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け