なぜ、厳しいことを言って嫌われる上司と許される上司がいるのか

 

もちろん今の日本では、余程の外資系企業で無い限り、上司が部下の給料を決める権限は無いと思います。

会社によっては人事だったり、事業部門のトップが決めたりするんでしょうけど、その人達を説得する、もしくは少なくとも昇給を申請することはしなきゃならないんですよ。

それをするためには、相応の成果なり、実績が必要ですよね。まさか手ぶらの状態で昇給を申請するわけにはいきませんから。

そういう手柄を上げさせることが上司としてのあなたの仕事なんだって考えるべきなんです。

成果を出しているから、高い実績があるから、エコヒイキではなく正当な評価としての昇給をゲットできる。

ゴマ擂っておべっかを使ったから給料が上がったわけじゃない、ということが昇給しなかった人達にも分かるようにする必要があるんですよ。

人材育成の土台にこのマインドが無いとダメだと思いますよ。

これは全ての部下にやれるような話ではありません。多分5人に一人もいれば上等で、フツーの組織だと10人に一人くらいしか、その可能性がある人はいないかもしれません。

でもあなたのお眼鏡に適う人(つまり実績を上げられそうな優秀な人)を見つけなきゃならないですし、見つけたら、どういう戦略でその部下の給料を上げてあげられるかを考えなきゃダメですよ。

厳しいことを言っても嫌われない上司って、部下の方から見てもこのことが分かっている、気持ちが通じ合っている人なんですよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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