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「ワキ嗅ぎ乳揉み」香川照之が壮絶セクハラで巨額違約金の危機。“大和田常務”の姿で再び土下座か?

情報番組の司会、俳優、歌舞伎役者、そしてある時はカマキリ先生……いったい彼はいくつの顔を持っているのだろうか? 24日、デイリー新潮は香川照之(56)が銀座のホステスに行った「性加害」について「香川照之の性加害で被害者がPTSDに 下着を剥ぎ取り、胸部を直に触り…やりたい放題セクハラ」というタイトルで大々的に報じた。

八面六臂の活躍を見せる男には、私たちの知らない“裏の顔”があったのか? これが事実なら、今まで全てのキャリアを失ってしまうほどの大スキャンダル。芸能界きっての売れっ子が絶体絶命のピンチを迎えているようだ。

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銀座ホステスのブラジャーを剥ぎ取り胸を揉む「セクハラ行為」

24日発売の『週刊新潮』は、香川が銀座のホステスに行った卑劣な行為を生々し伝えている。

同誌によると2019年7月5日、香川は先に来ていた客3人に合流する形で、銀座8丁目の高級クラブに来店。当初は盛り上げ役に徹していた香川だが、酒が入ったせいか、じょじょに「様子がおかしくなった」という。

同クラブのママの髪をなで回してヘアピンを外したり、ホステスのドレスに手を突っ込み、そのワキのニオイを嗅いだりと、だんだん破廉恥な行為がエスカレートしていったとしている。

そして、今回の被害者である女性が、途中から香川の隣に座ると、女性のブラジャーを剥ぎ取り、胸元に手を突っ込んで揉み始め、キスにまで及んだという。ホステスはいったん下がり、トイレでブラジャーを付け直して席に戻ったが、香川に再びブラジャーを剥ぎ取られたというから悪質だ。そして、香川の行動は他のテーブルの客からも知られることになったという。

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そんな香川の乱れっぷりを被害女性は

「銀座のクラブではありえないほどの狼藉ぶり」

と語り、その後、香川にされた行為でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったというのである。

その女性は2020年「香川の暴走を止められなかった」という理由で、クラブのママと香川を相手取って、東京地裁に損害賠償請求の訴訟を起こした。ちなみに訴訟自体は2021年に取り下げられているという。

ひと昔前の昭和であれば、高級クラブでのセクハラ行為は日常茶飯事として一笑に付された問題かもしれないが、香川の行為は立派な「犯罪」であり、強制わいせつ罪で逮捕されていた可能性もある。いくらハメを外していたとは言え、やりすぎ感は否めない。「高速ブラ外しは歌舞伎界の伝統だ」とでも言いたかったのだろうか?

最近では、芸能界における「性被害」告発が相次ぎ、特に「性暴力」の加害者は一発退場。俳優・木下ほうか(58)が性暴力を告発され、全ての仕事を降板し、表舞台から姿を消してしまったことは記憶に新しいだろう。

女性問題に寛容な歌舞伎界でも「性加害」は別。香川が「一発退場」になる可能性

週刊新潮』の記事が真実で、それを香川が認めたとすれば、ただではすまないだろう。

他の芸能界と違い、歌舞伎界では不倫や浮気などの女性スキャンダルは「芸の肥やしだ」などと言われて寛容な風潮があるようだ。たとえば、今年に入ってからの市川海老蔵の「パパ活騒動」しかり、中村芝翫の「京都不倫騒動」しかり。マスコミで大騒ぎになっても謹慎することなく、彼らは今でも普通に芸能活動を続けている。しかし、こうした女性問題も「女性の同意の上」であることが大前提だ。

歌舞伎を愛する多くの女性ファンたちが、今回の香川の騒動をどう捉えるかで、彼の処遇も変わってくるだろう。

今回の香川の行為を「性加害」ととらえるか、接待を伴う飲食店で「ちょっとハメを外しすぎた」と捉えるか、ネット上では早くも賛否両論の渦が巻き起こっている。

ドラマ、CM降板なら巨額の損害賠償請求リスクも

もし香川の「性加害」騒動が事実で大問題に発展すれば、多大なジャンルで活躍しているだけに、失うものは多いに違いない。

香川は現在、テレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」に長屋茂 役で俳優として出演中。さらにTBS系朝の情報番組「THE TIME」の金曜MC、そしてトヨタ、キリン、東洋水産などのCMにも出演している。それだけではない、香川ありきの企画であるNHKのETV「香川照之の昆虫すごいZ!」という子供向け番組のレギュラーも持ち、そして九代目・市川中車(ちゅうしゃ)として歌舞伎にも出演している。

これだけの出演数であれば、問題化した場合には損害賠償請求の額も半端な額ではないだろう。ちなみに、不倫スキャンダルが報じられたアンジャッシュの渡部建(49)で3億円超などと囁かれていたことから、香川ほどの大物の場合、そんな額では済まされないことは優に想像できる。

もし歌舞伎役者としての道を断たれた場合、香川本人だけの問題では済まされない。香川の長子で歌舞伎俳優の市川團子(18)の後見がいなくなり、團子の歌舞伎役者としての道も危ぶまれるからだ。

名門「澤瀉屋」の名に傷。歌舞伎役者として親子ともに最大のピンチ

香川は二代目市川猿翁(82)の長子だが、歌舞伎役者としての血は一端断たれている。両親である猿翁と元妻の女優・浜木綿子(86)は香川が誕生した後にほどなくして別居し離婚。猿翁は、そこから自分の息子を歌舞伎役者にする道を諦め、市川右團次、市川笑也など門閥のない弟子たちを育成して、「スーパー歌舞伎」など伝統を打ち破る革新的な歌舞伎を打ち出したことは言うまでもない。

そんな、一端は断ち切れた歌舞伎「澤瀉屋」(おもだかや)の血を引き戻そうとしたのは、他でもない香川自身である。いとこである四代目市川猿之助(46)の引き合わせにより、断絶していた猿翁と和解し、香川は2012年に九代目市川中車を襲名した。

そして、香川の長男も同年に五代目市川團子を襲名し、歌舞伎役者の道を歩むことに。しかし、半ば強引に歌舞伎の道を切り開いたことで夫婦関係に亀裂が入り、2016年に夫人と離婚している。

ここまでの無理をして掴んだ歌舞伎役者の道だったが、ここで立ち止まると、團子の歌舞伎役者としての道にも暗雲が垂れ込めてきた。團子は八代目市川染五郎と共に次世代のホープと目される存在に成長してきただけに、まわりが放ってはおかないだろう。香川の問題で歌舞伎生命の危機を迎えることになれば、いまだ独身である猿之助が後ろ盾になり、團子が五代目猿之助を襲名する道も考えられなくはない。

“大和田常務”が再び土下座?

今回の香川照之セクハラ性加害スキャンダルに、ネット上では「既に取り下げられている訴訟なので大騒ぎするな」という意見がある一方、女性からは「性被害にあった人を責めるのはおかしい」という声が多いようだ。

果たしてどう転がるのか、まだ未知数ではあるが、今回のスキャンダルは香川の芸能人生における「最大の危機」であることは間違いないだろう。

このピンチをどう切り抜けるか、俳優・香川照之の一世一代の芸の見せどころなのかもしれない。

あのTBS系人気ドラマ「半沢直樹」で演じた大和田常務のように、しぶとく生き残っていく様を見せるのか。それとも、膝を折って泣きながら「土下座」しながら、「お・し・ま・い・Death!」と逆ギレして終わるのだろうか?

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image by: Ogiyoshisan, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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