性加害の新たな証拠写真が週刊誌で報じられテレビ番組やCMの降板が相次ぐ俳優、香川照之(56)の“逆襲”が始まる?巨額の違約金や引退すら取り沙汰される香川だが、数年後には国会の場で「お・し・ま・いDEATH!」と岸田総理を追及する元気な姿が見られるかもしれない。
無職同然の香川照之、まずは自虐系ユーチューバーに転身か
香川照之が芸能界から完全に干されつつある。
TBS系の朝情報番組『THE TIME,』のMCを降板、NHK『インセクトランド』『昆虫すごいぜ』は放送・配信中止に。トヨタ、サントリーなど大手ナショナルクライアントのCMも打ち切りが相次ぐ。
香川に降りかかる違約金は数億円レベルとも噂されるが、無職では支払いもままならない。
このようなケースで“転職先”としてまず選ばれるのは、芸能人としての圧倒的な知名度を活かせる「YouTuberデビュー」だ。
香川は2013年のドラマ『半沢直樹』(TBS系)の大和田常務役で大ブレイク、老若男女を問わず幅広いファンを持つ。自虐系YouTuberに転身して顔芸の一つも披露すれば、食うに困らない程度の収入はすぐ確保できるだろう。現実的なプランと言える。
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香川照之「政界進出」説、背景に有権者の声
ただ香川の場合、YouTuberにとどまらず、それを足掛かりに地方議会や国政といった「政界進出」に活路を見いだすプランも有力視されているという。
新たなスキャンダルが次々に投下される中、あまりに気が早い唐突な説に思えるが、いったいどういうことなのか。スポーツ紙記者は背景を次のように語る。
「この国は、政治家には甘いのに芸能人にだけ厳しすぎる、という疑問と同情の声が、香川ファンを中心とする有権者から上がりはじめているんです。
たとえば、島田紳助や宮迫博之などヤクザとの関係が取り沙汰された芸能人は、ほぼ例外なく引退や契約解除に追い込まれましたよね。じゃあ反社会的なカルト集団である旧統一教会と関わりが深い政治家連中はどうなんだ、と。
日本の政治家は『反社会的勢力の定義は困難』など言葉遊びだけは得意ですが、責任を取っての辞職はおろか、まともな謝罪や、カルト宗教との関係を断つことすら期待できないのが現状です。
それに比べれば香川の不祥事など可愛いもの……という意見は、国民の政治に対する不満や失望の裏返しと言えるのではないでしょうか」
確かにSNS上では、
《これで香川が干されるならカルト政治家も辞職しないと筋が通らない》
《香川はきちんと謝罪している。政治家の言い逃れや無反省のほうが許せない》
《芸能人が叩かれて国会議員のセクハラやパパ活が放置されるってどういうこと?》
など、政治の腐敗を引き合いに香川を擁護する声が想像以上に多いのは事実だ。
先の参院選で、暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和議員が当選を果たし、その集票力に注目が集まったのは記憶に新しい。
今後の選挙では、さらに多くのYouTuber候補が擁立されると見られている。そこで“同情票”が期待できる香川照之に白羽の矢が立つ可能性は十分にありそうだ。
“香川照之議員”誕生のキーマンはガーシー
もっとも、知名度抜群の香川とはいえ、性加害と暴力の悪印象はあまりに強烈だ。政治や選挙のノウハウを持たず女性票も期待しにくい状況で、そう簡単に“当確”を勝ち取れるものなのか。
先のスポーツ紙記者は次のように分析する。
「もちろん今日明日に香川が出馬ということはないでしょう。参院選で自民が圧勝し、いまは2025年まで大型の国政選挙が予定されていない“黄金の3年間”ですしね。
ただ、衆院解散の可能性はゼロではありませんし、ほとぼりが冷める秋~冬以降に香川サイドも準備に入るのではないでしょうか。まずはYouTuberデビュー、それから政界進出です。
私の周辺では、“香川照之議員”誕生のキーマンはガーシー議員になると見られています。YouTuberになるにせよ選挙に立候補するにせよ、ガーシー以上の知見を持つブレーンは他にいませんから頼らない手はありません。
先日ガーシーが、香川は港区界隈の夜の店をことごとく出禁になっていると暴露していましたよね。あれを見て気づきませんでしたか?
ガーシーによれば、香川と会ったときの印象は“面白い人”。一見、香川を叩いているように見えて、実は“早いタイミングできちんと謝罪できた”香川の人格を高く評価しているんですよ。
ガーシーは、小泉進次郎に党派を超えた改革のリーダー役を期待してラブコールを送っていますが、そこに香川などのワケあり勢も加えた“大連立”を構想しているのではないでしょうか」
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