タレント・ヒロミが、自身の配信するYouTube「ヒロミの八王子会ch」を9月12日に更新。ヒロミと同じ東京・八王子市出身であるホスト・実業家のローランドが出演し、次期八王子市長選への出馬を促したことが話題となっている。八王子と言えば、統一教会との蜜月関係が噂されている自民党・萩生田光一政調会長のお膝元。ローランドは独自の世界観とオーラによって、地元・八王子からカルト色を払拭できるのだろうか?
ローランド氏が八王子市長“立候補”に意欲!?
YouTube「ヒロミの八王子ch」では、ヒロミやローランドをはじめ、ファンキー加藤、高橋みなみ、セントチヒロ・チッチなど、東京・八王子市出身の有名人で結成された「八王子会」が地元・八王子の魅力を発信する「ヒロミの八王子会special」(BS日テレ)の未公開映像を公開している。
ローランドは「ヒロミさん、市長とかどうなんすか?」と問いかけ、それに対してヒロミは「興味ないよ。それはローランドとかがやればいいんだよ」と、逆に政界進出をうながした。「ある程度、お金を貯めてさ。八王子を良くするためにやってくれよ。みんなが協力してくれるよ」とヒロミが言うと、ローランドは満更でもない様子で、「やるか。頑張りますね、じゃあ」と答えていた。
ローランドと言えば「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」「生まれたときから(自信は)あった」などの名言で知られ、ナルシストで自信家のイメージがあるが、実は堅実。
脱毛サロンや飲食店の経営、シャンパンの輸入代理店を務めるなど、事業家としての手腕もみせている。今年7月からは、2年間閉店していたホストクラブの運営を再開したばかり。もし、本当に政界へ進出したとしても、巧みな言葉だけでなく、その行動力で公約を実現してくれる可能性がありそうだ。
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“八王子のドン”萩生田光一と全面対決も?
さて、八王子といえば自民・萩生田政調会長のテリトリーであることは、一連の「統一教会と自民ズブズブ問題」に触れている人には常識だろう。
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萩生田氏は、八王子生まれの八王子育ち。そして明治大学在学中に八王子市議会議員の秘書からキャリアをスタートさせたという、筋金入りの「八王子人間」である。もともとは創価学会の施設や信者が多いことで知られる八王子だが、萩生田氏がカルト団体「統一教会」と深い繋がりがあるということで、世間にはすっかり八王子=統一教会のイメージがついてしまった。
その萩生田氏は当初、統一教会との関係がマスコミに取り沙汰されてから関係を認めるも、
「教団本体とは無関係であり、霊感商法報道後の被害はなくなっており、今回改めてその後も被害があったことを知り反省している」
などと白々しく語り、その後のマスコミ報道に反論することもなく沈黙が続いていた。
ところが、東スポが8月29日に報じた「萩生田氏が教団の不思議な儀式に参加して四つん這いになっていた」という記事が公開されると、この記事は「ねつ造だ」として萩生田氏が同紙に抗議。現在、この記事はガセネタであることが判明して削除され、東スポ側も謝罪文を掲載している。
9月12日発売の「サンデー毎日」で萩生田氏は、田原総一朗氏からの直撃インタビューで、衆議院選挙に落選した2009年頃から頻繁に統一教会の礼拝や水曜日の青年部の集会に顔を出していたと「週刊新潮」に報じられたことも完全否定し「誰か別の人と私を勘違いした可能性がある」などと自身ありげに語っていた。
まるで、一部マスコミのガセネタを否定することで、統一教会との関係が全く無かったかのようにふるまう意図が垣間見えるが、その他の確証高い「蜜月関係」の疑惑が払拭できていないのが現状だ。東スポなどへの抗議が「藪蛇」となり、かえって返り血を浴びる“諸刃の剣”になりはしないだろうか?
萩生田氏並みに評判が悪い現八王子市長
そんな萩生田氏と仲良しなのが、現在の八王子市長で3期をつとめる、石森孝志(いしもり・たかゆき)氏である。
2016年の八王子市長選挙で石森陣営は「対立候補が勝てば 共産市政になる」と主張していたという。まるで萩生田氏の“後ろ盾”である統一教会の関連団体「国際勝共連合」のような思想ではないか。ネット上には「八王子市は家庭連合/勝共連合が最強なのか?」との声も出ている。
また、石森市長については、ネット上に「市民の要望を聞かないばかりか、自民党の市議を使って『請願署名』集めをしていた市民を呼び出して、止めろ!と恫喝までしていた」との情報も出ている。もし、この情報が本当であれば大問題だ。
まだまだ数多くの疑惑が残る萩生田氏。評判の悪く懸念点の多い石森八王子市長。そろそろ、地元・八王子を愛し「反骨心が俺の恩人であり相棒さ」と語るローランドの出番かもしれない。
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実は根深い、統一教会と萩生田氏の関係
萩生田「藪蛇」光一氏には、まだまだ疑惑が残る。9月11日放送の『サンデーステーション』(テレビ朝日)によると、2005年に統一教会が発行した「指導者セミナー」という小冊子に、安倍元首相(当時幹事長代理)と山谷えり子参議院議員の名前があり、現在の課題に「自民党が掲げた『第二次男女共同参画基本計画』にジェンダーという文言を使用させないように安倍氏と山谷氏が積極的に関係省庁、議員に積極的に働きかける」と記されていたという。
その文面に呼応するように、山谷氏は国会の審議で「ジェンダーフリー」という言葉を否定し、基本計画書からジェンダーと言う言葉を削除するように提案している。
その後、自民党は「過激な性教育・ジェンダーフリー教育・実態調査プロジェクトチーム」を立ち上げ、その座長は安倍氏、事務局長は山谷氏。そのメンバーの中に、件の萩生田氏もいたのである。メンバーはこぞって「ジェンダーフリーは行き過ぎであり、性差をなくしていくのは間違い」であると主張した。
萩生田氏も、当時のブログで「ジェンダーフリー思想のフェミニストたちがここへきてまた教育現場でモゾモゾと動き始めた」とコメント。当時、男女平等や社会進出に動いていた猪口邦子男女共同参画大臣を「ジェンダー概念に執着」と批判している。
自民党自体が男女平等で動いていたところに圧力をかけて、同年12月に策定された基本計画にジェンダーという言葉は残ったものの、行き過ぎた性教育やジェンダーフリーを否定する注釈が入ることになったのである。
つまり、既に2005年の時点で、統一教会が国の政治に関与しており、萩生田氏はそれ以前から統一教会と接触していたことになる。彼には、統一教会の関係を否定してマスコミを攻撃すると、自らの首を絞めかねないということが分からないのだろうか?
日本は八王子から変わる。ローランド市長に期待の声
ローランドには、
「俺には負けの概念がないんだ。今は勝ちの途中ってだけさ」
いう名言がある。愛する八王子の次期市長選挙に出る前から、ローランドはすでに勝っているのかもしれない。であれば勝利は目に見えている。
今まで、統一教会の教義を実現させようとするあまり、日本という国のさまざまなものを壊してきた、安倍晋三元首相や萩生田光一氏ら自民党議員。これから心機一転、新たな歴史をスタートさせるには、ローランドのような実直で孤高の存在が必要なのかもしれない。ローランドは言う。
「・・・まあ俺、機種変するぐらいの感覚で歴史変えちゃう癖あるからねぇ」
機種変するかのように歴史を変えるローランドに、まずは世界の八王子から歴史を変えてもらいたい、そう願っている日本国民は多いのかもしれない。
自身が経営する7月に再オープンしたばかりのホストクラブ最初の女性客に、
「この幸せ者め。ああ、また幸せにしちゃった。気抜いたらすぐ人を幸せにしちゃうんだよね」
と、また新たな名言をプレゼントしていたローランド。女性客だけでなく、八王子市民、いや日本国民を幸せにしちゃってほしいものだ。
Twitterの反応
いやあどうなんだ…悪い人ではなさそうだし、頭の固いおじさんにやらせるよりかはいいのだろうか。https://t.co/XcJvbaJbLV
— うさぽん (@usapon620) September 13, 2022
ローランド、政界進出に意欲!?ヒロミが推薦「八王子を良くするために市長やってくれよ」 #SmartNews
👨💼2024年1月の八王子市長選挙にぜひ立候補して欲しいです❗️立候補したら私も1票投票します❗️#ローランド#ROLAND#ヒロミ#八王子会#ヒロミの八王子会SP#八王子市長
https://t.co/Pu2q3CaBhB— 【公式】八王子日日新聞🍇 (@Hachisoto802) September 12, 2022
ローランドの隠れた名言 pic.twitter.com/WXSwJrKAfQ
— バズラボ大全集【極】 (@twisoknews) September 11, 2022
八王子の有名人。フワちゃん
ヒロミさん、、、萩生田さん、渡部建さん、、、ROLANDさんなど。— おだわらミュージック (@odawaramusic) September 6, 2022
市長選に立候補したローランド
「八王子か、八王子以外か」— コラショ@ザンジバル在住 (@krsh_duelist) August 22, 2022
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