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キンプリ永瀬廉&広瀬すず新ドラマに想う「不安と希望と平野紫耀」…北川悦吏子脚本『夕暮れに、手をつなぐ』に記者が感じた波乱の予感

1月にスタートする冬の新ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系 火曜22:00~)は、恋愛ドラマの神様こと北川悦吏子さん(60)が完全オリジナル脚本を手がける青春ラブストーリー。主演の広瀬すずさん(24)が「King&Prince」の永瀬廉さん(23)と初共演、さらに追加キャストとして「Alexandros」の川上洋平さん(40)の出演も発表され、放映前から大きな注目を集めています。
ところで、脚本を担当する北川悦吏子さんと言えば、過去にTwitterで永瀬廉さんの演技を批判して“炎上”騒ぎになったことを覚えている方も多いのでは?これに関して、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「最近の平野紫耀クンの演技にも似た問題点がある」と感じたそう。業界随一の「ドラマ目利き」として、本作への不安と希望を大いに語っていただきました。

永瀬廉に対する北川悦吏子の“暴走発言”とは

『ロングバケーション』や『ビューティフルライフ』の脚本で知られる北川悦吏子が、広瀬すずと『King & Prince』永瀬廉の恋愛ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』を担当するようです。

『ロンバケ』は平均視聴率が29.6%、最高視聴率は36.7%、『ビューティフル~』は平均が32.3%、最高が41.3%を記録しただけに、早くも木村拓哉と山口智子、木村拓哉と常盤貴子のような時代を席巻した再現なるかとファンのみならず話題になっているようです。

北川と永瀬ですぐに思い出されるのは、3年前の北川の“ツイッター暴走発言”でしょう。

本人は頑なに否定していますが、永瀬が初主演した『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』に“声の高さが微妙。落ち着かない。その役者さんを見ての私の感想~”と不快感を露骨に表現するという勇気ある行動を見せたのです。

ここで改めて検証はしませんが、彼女の不快感の“その役者さん”が誰を指したことだったのか…言わずもがなでしょう。

現在の平野紫耀とあの頃の永瀬廉に共通点

ジャニーズ事務所のタレントを有名人気脚本家が非難することに対して、当時は“今後仕事できるのか…大丈夫なのか”と余計な心配をしたものですが、実は私も気になっていたことがあります。

それは同じキンプリ・平野紫耀の、芝居での発声方法でした。

平野は今、おそらく12月23日に最終回を迎える『クロサギ』に出演中ですが、彼の声の籠りがどうにも気になってしまうのです。

そういう役柄設定をした喋り方なのかもしれませんが、普通に会話をしている“黒崎高志郎”の声がいかんせん聞き取りにくいのです。
私の年のせいでしょうか…。

声を張ったり叫んだり、またキンプリとしてのボーカルに関しては何ら違和感を感じないのですが、この芝居に関しての普通の会話の声の籠りが気になってしまうのです。

話が脇道に逸れてしまいましたが、北川が以前名指ししたのが例え永瀬だったとしても、永瀬も役者として成長したでしょうし、特に今回は北川が女優として高く評価している広瀬が出演するわけですからドラマ製作に関しては何の問題にもならないかと思います。

ただ永瀬に山崎賢人を重ねてしまうといううがった見方をしてしまうと、ドラマへの感情移入が少々難しいのかもしれませんけれど…。

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俳優だけではない、新ドラマへの「不安」とは?

オンエアを前に“脚本は北川悦吏子、主演は永瀬廉と広瀬すず”で話題になっているのは間違いないのですが、業界内では北川の賞味期限に不安視している輩も実は少なくありません。

北川の3年振りの連ドラとなった昨年の『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、初回こそ2桁の視聴率を残しましたが、菅野美穂、浜辺美波といったキャスティングをもってしても視聴者の心を掴むことはできず、平均視聴率は1桁台に終わってしまいました。

『夕暮れに~』のクランクインを『TBS』の情報解禁日より10日前にツイートしてしまったり、局の“1月スタート”を“1月17日より”と具体的な日にちを流してしまったり、広瀬の役名の“浅葱空豆”が、実は北川の娘で写真家の“あさぎ空豆”と同じだったりと、少々“掟破り”的行動が目立つ北川。

『TBS』“火曜ドラマ”枠でもし視聴率が伸び悩んだりしてしまったら、北川の失敗の矛先は永瀬や広瀬に向かったりすることは無いとは思うのですけれど…。

NHK朝ドラ『半分、青い。』の主人公に“自己投影し過ぎ”とか、ドラマ内で使用された写真が“撮影/あさぎ空豆”だったことから“職権乱用”、“国営放送を私物化するな”の声も多く寄せられたという北川も脚本家デビューから33年、大きなターニングポイントを迎えているのかもしれません。

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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: King & Prince 公式プロフィール

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