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小泉進次郎が統一教会の言いなりに?文鮮明との“奇妙な一致”が話題、徹底比較で見えた意外な事実とは

旧統一教会の古参幹部による告発が波紋を呼んでいる。昨年12月28日放送のBS-TBS「報道1930」で、統一教会日本支部の元幹部・阿部正寿氏が、教団への多額献金の原因が「文鮮明教祖の過酷な献金要求にあった」と証言した。日本で初めて行われた合同結婚式の参加者であり、古くから教団の実情を知る元幹部の発言は、今後の統一教会問題に大きく影響しそうだ。そして、阿部氏が明かした教祖の文鮮明の「日本国民は多すぎるから5000万人くらいにしたほうがいい」発言で、とばっちりを受けているのが自民党所属の衆議院議員、小泉進次郎氏だ。進次郎氏は過去に教祖の文鮮明と同じような発言をしており、「もしかして進次郎も壺?」「まるで文鮮明」と、統一教会との関係を疑われてしまっている状態。進次郎議員は何を発言していたのだろうか?

旧統一教会の文鮮明「日本の人口は5000万人にすべき」

28日の「報道1930」は、「最古参教団元幹部が初証言/安倍家三代と旧統一教会」と題し、旧統一教会の古参幹部である阿部正寿氏がVTR出演した。

阿部氏は、岸信介元首相が大会推進委員長だった「世界反共連盟(WACL)」(1970年、日本武道館)の世界大会で責任者を務めている。

統一教会の関連団体「国際勝共連合」の事務総長などを歴任し、教団と安倍一族との関係を最もよく知る人物として知られている人物だ。

現在85歳になる阿部氏は、多額の献金で苦しむ信者への贖罪のために今回、教団の実態を暴露したという。

阿部氏は、同番組のVTRで「日本で多額の献金集めが行われるようになった元凶は、教祖の文鮮明と韓国統一教会だ」と明言した。

教団の権力は教祖の文鮮明に集中しており、当時、教祖の発言には誰も逆らえなかったという。

教祖の文鮮明は「献金を持ってこい。300億持ってこい」などと要求、「もし日本がこの献金を全うできなかったら日本は滅びる」と脅し文句をかけた。

そのため、日本人の信者は借金をしてでも献金に応じざるを得なかったのが実態だ。

阿部氏は、文鮮明を教祖として尊敬していたものの、一方でその「反日思想」に反感を覚えていたらしく、

「日本は魚を釣る場所にしたらいい」
「日本の国民は多すぎるから5000万人くらいにしたらいい」

など、教祖の文鮮明が日本を軽視する発言を繰り返していたことを打ち明けた。

小泉進次郎「日本を人口6000万人の国へ」奇妙な一致が物議

この「日本の国民の数はもっと減らした方がいい」と似たような発言をした人物が、我が国にも一人いた。それが小泉進次郎衆議院議員だ。

2016年、東京・港区で行われた講演で進次郎は、歯止めがかからない日本の人口減少について下記のように訴えていた。

「人口減少は不可避です。(中略)だとしたら、今我々が持つべき発想はなんでしょうか。

 

皆さんは将来に悲観的な1億2千万人の国と、未来に楽観的で自信を持つ6千万人の国だったら、どちらの方が未来があると思いますか。

 

極端な例かもしれませんが、私は悲観的な1億2千万人の国より、楽観と自信を持った6千万人の国の方がよっぽど強いと思う 」

産経新聞の記事によると、この発言の直後、会場では万雷の拍手が起きたという。「進次郎は文鮮明の思想に影響を受けている」というネットの噂は果たして本当なのだろうか?

進次郎と文鮮明、両者を徹底比較して分かった「意外な事実」

この進次郎の過去発言と、阿部氏が明かした教祖の文鮮明の「反日発言」が似ているとして、ネット上で「進次郎も壺だったのか?」「この6000万人を進次郎に吹き込んだのは教団関係者では」などと槍玉にあげられている。

進次郎も、同じ自民党の萩生田光一政調会長や細田博之衆院議長のように、統一教会と“ズブズブ”の関係だったのだろうか?

ここは今一度、冷静になって検証する必要があるだろう。まず両者の「理想の日本」像についてだが、進次郎が描く人口は6000万人、一方の文鮮明は5000万人だ。両者の主張には1000万人もの食い違いが生じている。日本国内でいうと神奈川県全体の人口ほどの大きな差が出ているのだ。

しかも、進次郎と文鮮明(統一教会)の関係が「水と油」であることを示すデータはそれだけではない。

こうして見ると、進次郎の自由奔放な生き方は、結婚・セックス・不倫からファッションセンスに至るまで、純潔を重んじる旧統一教会の教義とはまったく相容れない要素に満ちていることが分かる。

教祖の文鮮明自身はかなりの女好きだったとも言われるが、妻の滝川クリステルと韓鶴子を見るかぎり、好みの女性のタイプが被る心配はない。進次郎が統一教会の影響下にある可能性は極めて低いと言えるだろう。

ではなぜ、小泉進次郎と文鮮明の発言は一致したのか?

旧統一教会の教祖の文鮮明は明らかに日本を蔑視しており、韓国の人口と同じくらいの「5千万人程度になればいい」と考えていたという見方がある。

一方、過去の進次郎「6000万人」発言から、そのような悪意を読み取るのは難しい。むしろその場の雰囲気だけで発言している可能性が高い。

実は丁寧に過去の発言を探すと、進次郎が教祖の文鮮明と同じ「人口5000万人の日本」に言及しているソースも見つかるのだが、それはそれ、これはこれ。単なる言葉のアヤであり、おぼろげながら「5000万」という数字が浮かんできただけに違いない。すでに本人もこの発言を忘れているのではないか?

悪名高き「レジ袋有料化」について、「言い出したのは自分ではない」と後から釈明したり、最近もなぜか昆虫食を推奨したり、何かとお騒がせの進次郎。

【関連】小泉進次郎が国民に迫るセクシー昆虫食!?「コオロギ給食」炎上で不安の声、「日本の食文化が破壊される」「子供が可哀想」食育上の疑問も

そんな不倫を愛する日本一のお騒がせ男が、統一教会の言いなりになる「壺」議員に成り下がるとは考えられない。

進次郎のライフスタイルは、教団に言わせれば「サタン」そのものだからだ。熱心な信者からすれば、サタンの所業を繰り返す進次郎を応援することは憚られるし、他人から「強制」されることを嫌う進次郎本人も、そんな生活に耐えられるとは思えない。

今回の6000万人(5000万人)問題も、恐らくはどこかの誰かの発言の受け売りで、深く考えずにノリと雰囲気で発言しただけのものに違いない。

新年早々、炎上してもブレずに我が道をゆく小泉進次郎の動向に、2023年も引き続き注目しよう。

image by: 自由民主党 - Home | Facebook不明Unknown author, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

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