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裏切り者は許すまじ。プーチンが開始するプリコジンへの復讐と攻撃

「モスクワ決戦」というプーチン大統領にとって最悪の事態にまで発展するかと思われるも、あっけない結末を迎えた「プリゴジンの乱」。その蜂起の理由については謎が深まるばかりですが、真相はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、その背景を独自ルートで入手したさまざまな情報を総合し推測。考えうる複数の「シナリオ」を上げ、各々について詳しく解説しています。

壮大な「プーチン劇場」の一幕か。プリゴジンの乱の先に起こりうる、とてつもない事態

「ワグネルが離反し、ロシア軍の戦闘ヘリを撃墜し、そして南部の要衝ロストフナドヌーのロシア軍基地を占拠した」

「ワグネルはモスクワを目指し、瞬く間にモスクワまで200キロメートルのところまで進軍した」

ワグネルによるロシアへの“反逆”の一報が入ってきたとき、「一体何が起きているのだ?」と混乱し、「もしかしたら意外なところから綻びが生まれて、一気にロシア・ウクライナ戦争が終わるかもしれない」と感じるほどの驚きでした。

「このまま様子を見守るしかないが、意外と早くモスクワが堕ちるかもしれない」と思っていた矢先、僅か30時間ほどのワグネルによる反逆(平和の行進)は意外な結末を迎えることとなりました。

それはワグネルがモスクワまで200キロメートルほどのところまで迫った後、急に反転して、元来た道を戻り、ロストフナドヌーに向けて引き返したことです。

この引き返しが起きるまでの間、ロシア政府内ではワグネル追撃および国家反逆罪での逮捕・拘留、ワグネルのプリコジン氏に対するFSBの捜査の開始といったように、プーチン大統領サイドも徹底的に対応する動きを取っていました。

ワグネルによる反逆の一報がもたらされるとすぐにプーチン大統領は演説を行い、裏切り者を徹底的に処罰すると宣言し、非常に興奮した状態であったように見えます。

実はこの時、モスクワへの進軍を止めるべく、1万人からなるロシア軍の精鋭部隊(首都防衛隊)がモスクワ郊外に展開しており、ワグネルがモスクワに入ろうとした場合には壊滅する命令をプーチン大統領から受けていたようです。

そのような状況をつぶさにプーチン大統領から知らされていたベラルーシのルカシェンコ大統領は、20年来の付き合いを活かして、プリコジン氏に7回から8回にわたって電話で説得を行い、24日の反転に繋がったというのが表向きのお話です。

その際、ルカシェンコ大統領曰く「このままモスクワに進軍したら、待ち構えている首都防衛隊の精鋭部隊に虫けらのように潰される」「プリコジン氏とワグネルの戦闘員をベラルーシに受け入れる用意があり、身の安全は保障する」「ベラルーシ国内の使用していない基地をワグネルに提供する用意がある」などとプリコジン氏に伝え、モスクワ決戦という最悪のシナリオを回避させたそうです。

またプーチン大統領に対しては「今は国内で戦争をしている場合ではない。いろいろと思うところはあるだろうが、bad peaceを選択すべき時だ」と自制を促し、それに対してプーチン大統領は「約束は遵守する。ワグネルの戦闘員はこれまで英雄的な戦いをしてきた。もしロシア軍との契約を望むなら受け入れるし、ベラルーシ行きを選ぶならそれも尊重する」と回答したことで、24日の“内戦回避”に至ったというお話です。

実際にはどうだったでしょうか?

結果的に、ロストフナドヌーに戻り、軍に拠点を返還した後のプリコジン氏とワグネルの動きは消息不明とされていましたが、ベラルーシに入国したようです。とはいえ、その姿はまだ捉えられていないため、注意が必要だと考えます。

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ショイグとゲラシモフの拘束を企てたプリゴジン

大体のお話はこのような感じになりますが、なかなか解決しない大きな疑問は【これは一体何だったのか?】というモヤモヤと、【この後、どのような展開が待っているのか?】という懸念です。

大きく分けて2パターン考えられるのではないかと思います。

一つ目は“通説”と考えられる【ロシア軍幹部とワグネルの確執が爆発した】というものです。

今年に入り、ひっきりなしにプリコジン氏が映像を通じてショイグ国防相とゲラシモフ統合参謀本部議長・総司令官を糾弾し続けていましたが、今回の事件までは衝突ギリギリのところでプリコジン氏が退くという形で治まっていたため、私も【プーチン大統領とプリコジン氏の間で行う茶番】というように情報戦の一環と考えてきました。

ただ、この緊張を爆発に向かわせたのが、ショイグ国防相が発した「すべての志願兵は7月1日までにロシア国防省と契約を締結し、ロシア軍に編入されなくてはならない」との命令の存在です。

アゾフ連隊との激闘を行ない、アゾフスターリ製鉄所を“解放”したチェチェン人部隊はこの“契約”に応じ、それに他の軍事会社・志願兵も従いましたが、ワグネルは真っ向から拒否し、衝突やむなしという空気が漂っていました。

背景には「プリコジン氏が育て上げたワグネルを取り上げられることを恐れた」ことや「プーチン大統領に対してのLook at meアピール(プーチン大統領はワグネルとプリコジン氏の味方であることの確認)」、そして「煮詰まってきていたショイグ国防相とゲラシモフ統合参謀本部議長との権力争い」などが考えられますが、今年に入って、いろいろな筋からの情報を総合すると、プーチン大統領はあまりプリコジン氏からの訴えに耳を貸さず、具体的な対処をするどころか、ショイグ国防相の方針をendorseし続けたようで、ワグネルの働きに感謝の言葉はあるものの、実際に願いを聞き入れることはなかったようです。

そこでプリコジン氏は、今回の反逆を起こした日にウクライナ南部の最前線を訪問する予定のショイグ国防相とゲラシモフ統合参謀本部議長を捕まえて、対モスクワの交渉材料に使おうという計画を立てた模様です。

かなり成功確率が高いという分析がなされていましたが、ただこの企てが事前にFSBに漏れたことで計画変更を強いられ、結果として選んだのが、今回の一連の“平和の行進”と呼ばれる反逆劇です。

プーチン大統領とロシア政府はプリコジン氏とワグネルの企てを糾弾し、裏切り者とまで大統領演説で呼び、徹底的な追求と処罰を宣言するに至り、モスクワに接近した場合には粉砕するように命じていたようですが、“ルカシェンコ大統領による仲介”を受けて、「撤退すれば罰しない」というラインまで軟化したのが一つ目のシナリオです。

これについての評価はまた後でお話しします。

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ワグネルの動きを察知しながら動かなかったMr.アルマゲドン

2つ目のシナリオは【プーチン大統領・プリコジン氏・ショイグ国防相とゲラシモフ統合参謀本部議長、そしてルカシェンコ大統領による大掛かりな劇】です。

これは以前からお話ししている茶番・お芝居という見解に近くなりますが、ウクライナ政府やその背後にいるNATO各国、そして国連などに対する情報戦という見解です。

これはわずか1日ほどで歴史的な反逆が幕引きされたことや、ロシア軍副司令官(スロビキン氏)が事前にワグネルの動きを察知しながら動かなかったことから推察できます。

スロビキン副司令官(Mr.アルマゲドン)については、6月29日にFSBによって逮捕され、「ワグネルと近かったがゆえに今回のクーデター未遂に協力していた」疑いで連行されたとの情報が入りましたが、その行方については不明という情報もあり、スケープゴートにされたのではないかとの懸念も浮上する事態になっています。

彼が一旦総司令官に命じられながら、急にゲラシモフ統合参謀本部議長を総司令官にして、スロビキン総司令官を副司令官に“格下げ”したニュースを覚えていらっしゃるでしょうか?

その時には「プーチン大統領はこの戦闘がうまく行かなかったときに責任を取らせるために、ゲラシモフ統合参謀本部議長‐スロビキン司令官ラインを作ったのではないか」とお話ししましたが、今回、空前の裏切りとクーデター未遂の責任をスロビキン氏に負わせる形を取り、一刻も早い事態の収束を狙っているように見えます。

ニュースでは同時にプリコジン氏への訴追と捜査は終了と言われていますが、個人的にはFSBはプリコジン氏を何らかの形で訴追するために捜査を継続していると言われています。

その例が、プーチン大統領お得意の【汚職疑惑での面子潰しと資金繰りの断絶からなる社会・経済的な抹殺】を長年の盟友であったが、自身に牙をむいたプリコジン氏にも行うべく、子飼いのFSBを使っているというものです。

表向きは仲介の労を取ってくれたルカシェンコ大統領の顔を立てる形で訴追と捜査の終了をアナウンスしたものの、それは現在、対ウクライナ戦争を遂行する中で、ワグネルと一戦交える余力がないと判断して、表面的な手打ちを行っていますが、実際には【プーチン大統領は強いリーダー】という絶対的なイメージを損なうことは許されないことから、今後、プリコジン氏に対する復讐と攻撃が開始されるものと考えます。

ルカシェンコ大統領は今回の劇場の重要な役回りを演じたことになりますが、これが本当に仕組まれた劇なのだとしたら、どうしてプーチン大統領はルカシェンコ大統領をこの劇に登場させ、花を持たせたのでしょうか?

一つ目の可能性は【常にベラルーシをロシアと連結した共同国家体と見なしており、権力基盤が危うくなったルカシェンコ大統領を救った貸しを返させた】という見方です。

二つ目は【実は本当にプーチン大統領が頼れる相手がルカシェンコ大統領しかいなかった】という悲しい現実という見方です。

どちらかは分かりませんが、その背景には微妙な力関係があるようです。

それはロシアとベラルーシの共同国家体としての連結状態が、実はルカシェンコ大統領にとっては、いずれロシアに吸収されるのではないかとの恐れの根源になっており、それを払しょくするための設えということも言えるかと思います。

ルカシェンコ大統領としては、プーチン大統領に対して手を差し伸べ、ロシアと共にあることをアピールすることで、ベラルーシの独立を“今は”保証させる対価を得たように思いますし、プーチン大統領については、面子を守ることに繋がっています。

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武装蜂起への関与を全面否定する米国が恐れていること

しかし、これでロシア国内外の混乱は収まっていません。

まず今、戦争状態にあるウクライナ政府とゼレンスキー大統領については、ロシア国内の混乱・内乱をクローズアップし、「今こそ、一気呵成にロシアを叩くべき」とNATO諸国に武器供与の増加と加速を訴えかける外交戦に出ています。

またロシア国内の反政府派にも声掛けをし、ロシアを内側から崩すという企ても主導しています。

問題は肝心のNATOが若干冷めているように見えることです。

ロシア・ベラルーシと国境を接するポーランドとバルト三国の首脳は挙って【ロシア国内の混乱とワグネルのベラルーシ入りの余波が自国にまで及んでくることへの非常に強い懸念と危機感】を表明し非常に警戒しています。

ここで問題になるのは【これらの国々は最前線に位置するが故に、これを機にウクライナに対する態度を変えるのではないか】との見解です。

今回の危機感の表明は【ウクライナを盾にするために、ウクライナへの支援を強化すべき】という【対NATOへのメッセージ】と捉えるか、【ウクライナを静かに見捨て、支援を止めて代わりに自国の防衛力強化に転換する】という意思表示なのか、どちらにも取ることが出来ると見ていますが、果たしてどちらでしょうか?

次に事務局長のストルテンベルグ氏については、NATO加盟国の防衛のために協力を強化すべきと強調するものの、近々退任すると思われ、どこか具体性に欠ける遠吠えにも聞こえるのは私だけでしょうか?

そしてNATOによる対ウクライナ支援のメインプレーヤーたちの反応もまちまちです。

欧州の主要メンバーである英国、フランス、ドイツ、イタリアについては、ワグネルの乱の後、懸念は評するものの、前のめりで鼻息の荒いウクライナ政府とは少し距離を取っているように思われ、同時に今回の不可思議な出来事がロシアとその周辺国においてどのような展開を見せるのかを遠目に眺めているようにも見えます。

本当にこれはプーチン大統領の御代の終わりの始まりなのか?それともカモフラージュで、国際社会の目くらませに利用して、その間にウクライナ戦を終結に向けた本格的な攻勢を準備しているサインなのか?または、バルト三国が恐れるように、ワグネルを用いた新しい作戦なのか?

いろいろな可能性・シナリオを立てて、様子見を決めているように見えます。

では対ウクライナ最大の支援国・アメリカはどうでしょうか?

こちらについては、事前に掴んでいたかどうかはともかく(掴んでいたようですが)、ワグネルの乱が勃発してすぐに「アメリカ政府は一切、ワグネルの乱に加担しておらず、一切関与していない」と自らの関与を全面否定することに集中しているように見えます。

プーチン大統領がぶちぎれてしまったら、もっとも恐れる核戦争による直接対峙という可能性が一気に拡大しかねないと考えているからです。

ただ本当にワグネルはプーチン大統領に弓を引いたのかについては、アメリカ政府内でも疑問が大きく、現時点ではプーチン大統領をこれ以上刺激しない方針を取っているようです。

ではロシアを支える中国の反応はどうでしょうか?

こちらについては一応驚愕しているようですが、様々なシナリオと可能性の前に、情報を収集すべく、ワグネルの乱発生直後には、すでに外交的な対話を連発し、基本的にはプーチン大統領によるロシア国内治安維持のあらゆる行動を強く支持する姿勢を貫いています。

そして、あまり報じられていませんが、今回のワグネルの乱を受けて、中国国内の反対分子に対しての監視レベルを一気に高めて、万一の場合に備えるべく、北京はもちろん、上海などの主要都市に加え、新疆ウイグル自治区との境の守りを強化したようです。

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プリゴジンをベラルーシに“預けた”プーチンの策略

しかし、いろいろな方向から眺めてみても、腑に落ちないこともまだ多々あります。

その最たるものが「ワグネルの乱のタイミングとロシアからベラルーシへの戦術核兵器の搬入と配備のタイミング」です。

ルカシェンコ大統領は「ワグネルが核に接近することはない」と公言しましたが、これぞWho knows?な宣言ですし、受け入れに際し「ワグネルを受け入れてベラルーシの国軍の能力向上と強化を行うべく、防衛上のアドバイスをプリコジン氏とワグネルには期待する」と言っていることから、真の狙いがちょっと透けて見える気もします。

そして何よりも“ベラルーシ入り”したプリコジン氏はまだ公の場に姿を見せておらず、彼に付き従ってベラルーシ入りしたワグネルの戦闘員の規模と装備も不明です。

これはただの推察・勘繰りかもしれませんが、【プリコジン氏はすでに秘密作戦に取り掛かっているのではないか?】という見解が出てきます。

特に今回の乱が事前にプーチン大統領と綿密に打ち合わせたうえで合意された一連の作戦だとしたらどうでしょうか?

公然とワグネルをベラルーシに移し、そこからキーウ攻撃に踏み切るという手は考えられないでしょうか。

戦術核兵器については、何とも言えませんが、確かプリコジン氏はかなり早い段階から戦術核兵器使用をすべきと言及していたような気がします。非常に気になります。

ではプーチン大統領からワグネルへの微妙なメッセージはどう理解できるでしょうか?

23日の段階では徹底的に処罰し、プリコジン氏を目指しはしないものの、「コンコルド社の社長(軍に給食を配給するプリコジン氏の会社)が欲に目がくらみ、ロシア国民を裏切った」と糾弾していましたが、24日のルカシェンコ大統領の仲介を受けた撤退後は「ワグネルによるこれまでの英雄的な戦闘に感謝する」と発言したうえで「ベラルーシにいくのはOKだし、ロシアに残るならロシア軍と契約せよ」と呼びかける形に軟化しています。

ただ後者については、明らかにワグネルよりも待遇が劣るロシア正規軍に参加するとは考えづらく、実際には皆がベラルーシ入りすることを見込んでいるように思います。

しかし、本当にプーチン大統領はこれで幕引きするでしょうか?

今回の乱により、自らのリーダーとしての威厳・メンツをひどく傷つけられていますので、何らかの形でプリコジン氏とワグネルを罰しなくてはなりませんし、これまでのプーチン大統領の流儀から見ると、側近でされ無用になったり、楯突くようになってきたりすると、冷徹に粛正してきたことを考えると(社会的抹殺)、プリコジン氏とワグネルはただではおかないことになります。

恐らくルカシェンコ大統領を使って、ベラルーシ国内で閉じ込めさせ、場合によっては暗殺も辞さないという方法も考えられます。

しかし、噂はあるものの、実際にはプリコジン氏とワグネルの高い作戦・戦闘能力を評価し、頼りにしてきたので、この時点で完全に切り捨てることもまだ考えづらいようにも思います。

そうなると、遠ざけて、ロシアから追放し、ベラルーシに“預けた”形を表面上は取り、罰したように見せかけて、実はベラルーシ起点で対ウクライナ北部攻撃と国境を接するNATO加盟国に対する工作をワグネルに行わせるという戦略の存在をどうしても疑いたくなります。

6月29日に一度はウクライナ戦を託したMr.アルマゲドンことスロビキン副司令官を、ロシア軍内の裏切り者というレッテルを貼ってFSBが逮捕したとの一報が入りましたが、その後の行方が分からないということで、もしかしたら、スロビキン司令官も所在不明にしながらベラルーシのプリコジン氏と合流させ、非常に残虐な作戦遂行を担わせているとしたら…。

何かとてつもないことが起こりそうな予感がしてなりません。

以上、国際情勢の裏側でした。

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image by: Andrey Sayfutdinov / Shutterstock.com

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世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。

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