小さな会社はメガバンクが相手にしてくれない。プロが教える“政府系金融機関”との付き合い方

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小さな会社の経営する場合、金融機関との付き合い方はどんなものがあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』では、著者で現役税理士の今村仁さんが、金融機関の種類とそれぞれの付き合い方について紹介しています。

小さな会社の「銀行との上手な付き合い方」

■金融機関の種類

金融機関の種類は主に下記の4つです。

1.都市銀行(メガバンク)

2.地方銀行

3.信用金庫・信用組合

4.政府系金融機関

都市銀行はメガバンクなどとも呼ばれ、主に大企業を相手にお仕事をされますので、小さな会社にとっては預金取引ぐらいとなることが多いです。

地方銀行は、時に小さな会社にも積極的に融資を実行されたりすることもありますが、銀行によって温度差が激しいです。

従って、小さな会社が大事にすべきは、「信用金庫(信用組合)」や「政府系金融機関」といえます。

■信用金庫との付き合い方

信用金庫の特徴や付き合い方を箇条書きにすると、下記となります。

1.支店長にはすぐ会えるが、担当者のレベル差が激しい

2.営業地域が限定されている

3.預金や為替取引をしてあげると喜ばれる

4.信用金庫は複数必要無し(保証協会付きが多いこともあり競争不要)

5.定期積金は月1万円で十分

6.プロパー融資は積極的にこちらから(5,000万円がアッパー)

7.ATMは少なく不便を感じるが、面倒見は明らかに銀行より良い

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